Tag Archives: 視察

福島第1原発にて=須山勉 via毎日新聞

福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で9日、過去最高となる毎時650シーベルト(推定)の放射線が観測された。 […]  たまたま私もこの日、日本記者クラブの視察団の一員として同原発にいた。東京電力の案内で、主に移動するバス内からメルトダウン(炉心溶融)した1~3号機などを見た。1号機まで約80メートルしか離れていない高台でバスを降り、遠隔操作で進む廃炉作業を10分余り直視する機会もあった。 […] 視察後、被ばくした放射線量を測ってもらうと0・03ミリシーベルト。ちなみに、胸部X線の集団検診を1回受けると0・06ミリシーベルト程度とされる。帰ってから知人や家族にこの話をすると、一様に「えっ、そんな軽装で大丈夫だったの?」と驚かれた。  どちらも同じ日の出来事だ。でも世間では「650シーベルト」の方が騒がれる。ただ考えてみれば、格納容器内の線量が高いのは当然だし、そこに人が立ち入るわけでもない。廃炉に向け日に約6000人が働く同原発の現状を理解するには、軽装化が進んだ実態ももっと知られていい、と感じた。  福島の子どもが避難先でいじめられるなど、原発事故で生じた偏見は根強く残る。「例えば『福島のコメは危ないの?』と子どもに問われた時、多くの大人は『データ上はこうだ』と答えられない。そんな現状を変えない限り、偏見は残り続ける」。福島出身の社会学者、開沼博さんは指摘する。福島の「いま」に目を向け、古い認識を更新する姿勢を忘れないようにしたい。(社会部編集委員)     もっと読む。

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玄海町長・町議が破格の外遊 「原発視察」一部は観光地巡り via 西日本新聞

九州電力玄海原発のある佐賀県玄海町の岸本英雄町長や町議が、2006年5月-10年10月の4年半の間に少なくとも16回、総額約2300万円の海外視察を行っていたことが分かった。7回は中国やフランスの原発など電力関連施設の視察で、観光地巡りを日程に組み込んだケースもあった。終了後に作成する報告書は過去の報告を使い回しした例もあり、識者は「町の規模から言えば破格の視察状況。原発マネーで財政が潤う町だからこそ、できることで、本当に必要な視察なのか成果を検証すべきだ」と指摘する。 続きは 玄海町長・町議が破格の外遊 「原発視察」一部は観光地巡り

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