Tag Archives: 自主避難

「国の本音が出た」自主避難者ら、復興相発言に反発 via 朝日新聞

[…] 「自主避難者を切り捨てたい、国の本音が出た」と福島県いわき市から前橋市に避難している丹治杉江さん(60)。国や東電の責任を認めた前橋地裁訴訟で、原告の一人だ。 国と福島県は3月末、避難先での住宅の無償提供を打ち切った。発言はこうした国の姿勢の延長線上にあると感じる。「逃げたのが悪いという社会の空気も、避難者が戻れない理由の一つ。発言はその空気を助長する」。今村氏は「裁判でも何でもやればいい」と自主避難者を突き放すような発言もした。弁護団は「裁判に訴えなければならなかった事情を全く知らないが故の軽率な発言」とする抗議声明を郵送した。 2012年に成立した「原発事故子ども・被災者支援法」は、居住や移動、帰還のいずれを選択した場合でも適切に支援すると定めている。自主避難者らで作る「ひなん生活をまもる会」の鴨下祐也代表(48)は「住宅の無償提供の打ち切りは法の精神とは逆。復興庁は施策を推進する役割を担っているはずだ」。 […] 県内に戻ってきた人を支援する「みんなの家@ふくしま」の富田愛さん(47)は「戻った方も戻らない方も、自主避難者は常に自己決定を迫られてきた。自分の判断に責任が伴うつらさがのしかかっている」と話した。 全文は 「国の本音が出た」自主避難者ら、復興相発言に反発 当サイト関連記事 今村復興相「出て行きなさい」 記者に激高し謝罪 via Yahoo!News (TBS News)

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今村復興相「出て行きなさい」 記者に激高し謝罪 via Yahoo!News (TBS News)

[…]「責任持ってやってるじゃないですか。なんて君は無礼なことを言うんだ。ここは公式の場なんだよ」(今村雅弘復興大臣) 「そうです」(記者) 「だからなんで無責任だって言うんだよ。撤回しなさい」(今村雅弘復興大臣) 「撤回しません」(記者) 「しなさい。出て行きなさい。もう二度と来ないでください、あなたは」(今村雅弘復興大臣) 4日午前の会見で、福島第一原発事故の自主避難者への支援が打ち切りとなることについて、記者から「国に責任はなく、自主避難者の自己責任だというのは無責任なのではないか」と質問を受けた今村大臣。記者の質問に激高する一幕がありましたが、これについて、午後、謝罪しました。 「感情的になってしまいました。改めましてお詫びを申し上げ、今後はこういうことがないように冷静・適切に対処していきたい」(今村雅弘復興大臣) 午前の会見では、自主避難については自己責任だとして「何かあったら訴訟したらどうか」とも述べていましたが、これについては「客観的に言ったつもりだ」と釈明。発言を撤回しませんでした。(04日22:11)   全文を読み、動画を観る。

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原発避難者訴訟 原告、笑顔なき勝訴…苦労報われず落胆 via 毎日新聞

笑顔なき「一部勝訴」だった。17日の原発避難者訴訟の判決で、前橋地裁は東京電力と国の賠償責任は認めたものの、命じられた賠償額は原告の請求からは程遠かった。古里を奪われた代償を求めて3年半。大半の原告が周囲に知られないように名前も伏せ、息をひそめるようにして闘ってきた。「もっと寄り添ってくれる判決を期待していたのに」。苦労が報われなかった原告の顔には落胆の表情が浮かんだ。 認定、137人の半分以下  「国と東電の責任を認めさせた。心からうれしいのは間違いない」。判決後の集会で壇上に立った原告の丹治(たんじ)杉江さん(60)はこう言った後、言葉に詰まった。「この6年間つらいことばかりだった。納得できるかな……」  原発事故当時、福島県いわき市に住んでいた。夫の幹夫さん(63)はワープロ修理業を営み全国から注文を受けていたが、事故後、「福島にワープロを送るのは……」と敬遠され、注文が激減した。  事故の4カ月後、夫と群馬県へ自主避難した。私たちだけ逃げる選択をした--。福島にとどまった人たちへの後ろめたさは消えない。それでも「原発事故を繰り返してはいけない」との思いから、群馬県内で脱原発の集会や街頭活動に積極的に参加し、避難者訴訟の原告にも加わった。  原告は45世帯137人。丹治さんを含めほぼ全世帯の代表が法廷に立ち、避難の苦しみや東電と国への怒りを訴えた。しかし、原告の中に名前を公にしている人はほとんどいない。「裁判をしていると周囲に知られたら、子どもが差別を受け、仕事へ影響することを恐れている」ためだ。丹治さん自身も「裁判すれば金(賠償金)がもらえるんでしょ」と、心ない言葉を受けたことがある。  国の指針に基づくと、自主避難の場合、東電からの慰謝料は生活費との合算で総額8万円。原告たちを突き動かしてきたのは「ふるさとを奪われた苦しみへの賠償が不十分」という思いだったが、判決で賠償が認められたのは原告の半分以下の62人だけだった。 […] 原告の自宅検証…原裁判長  原発避難者訴訟で国と東電に賠償を命じた前橋地裁の原道子裁判長(59)は1985年に裁判官となった。千葉、東京、宇都宮地裁を経て2013年から前橋地裁で裁判長をしている。  今回の訴訟では積極的な訴訟指揮を執り、月1回のペースで口頭弁論や争点整理の期日を設定。昨年5月には福島第1原発の30キロ圏内にある原告4世帯の自宅を検証した。福島地裁を除き、各地の集団訴訟では初の現地検証だった。 全文は 原発避難者訴訟  原告、笑顔なき勝訴…苦労報われず落胆  

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福島思い「何かしないと」 「自主避難」基金へ支援の医師・山田さんvia東京新聞

[…] 「福島で多くの親が子どもの健康を心配しているのに、医師に相手にされず困っている」。原発事故から二カ月後の一一年五月、ボランティアで都内から福島に通う女性から山田さんに電話があった。  山田さんは当時、原発の危険性を見抜けなかった自分を責め「何かしなくては」と思っていたという。その後、約四年にわたり、福島県内や全国の避難先で無料健康相談会を開いてきた。現在も都内で仲間と続けている。  支援に奔走する中、「国や東京電力が何もせずにのほほんとしている」と強い憤りを覚える一方、「何もできなかった」とむなしさも感じた。そんな中、自主避難者の住宅無償提供が三月末で打ち切られ、多くの人が困窮する実態を知り、寄付を思い立った。  岐阜県の実家は江戸時代から続く医者。山田さんは十代目だが「東京への憧れ」もあって実家は継がなかった。東大医学部卒業後は、大学近くの「今で言うホームレスの人たちを中心に診る」診療所へ。差別を受けたりお金に困ったりする患者と向き合う毎日に「社会的弱者の人たちを診ることが自分に合っている」と強く感じた。  一九七〇年には現在の「八王子中央診療所」の所長に就任し、半世紀近く地域医療を支えてきた。同年ごろからは森永ヒ素ミルク事件の被害者の健康相談も始め、今も続ける。家庭ではパートナーで医師の梅村浄(きよら)さん(71)との間に三人の子がいる。長女で障害がある梅村涼(りょう)さん(43)が小さいころには、浄さんと障害児の小学校普通学級就学運動にも取り組んだ。  十五日、寄付金を基に設立された自主避難者支援基金の抽選会場に足を運んだ。涙を浮かべ感謝する母親たちの姿に「孤立無援で本当に大変なんだ」と実感した。「原発避難者のいじめ問題に象徴されるように、大人が自主避難の人たちのことを正しく理解していない。各地でしっかりと向き合い、何ができるのか考えてほしい」   もっと読む。

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福島第1原発事故 原発避難者への住宅提供継続を 県議会意見書可決 /神奈川via 毎日新聞

県議会は20日、東京電力福島第1原発事故の避難者への住宅提供の継続を求める意見書を全会一致で可決した。来年3月に迫った自主避難者への住宅無償提供打ち切りを前に避難者たちは県内自治体に請願活動を展開しており、請願の趣旨を採択した格好になる。  避難指示区域外からの自主避難者に、避難先の都道府県は民間賃貸住宅などを借り上げ「みなし仮設住宅」として無償提供してきたが、福島県は来春での提供打ち切りを表明していた。意見書は「自助努力で避難生活を送っている避難者にとって住宅は唯一の命綱。無償提供打ち切りは経済的な困窮に陥り、子どもたちの未来をも断ち切ることになりかねない」と訴えている。  意見書可決を受け、村田弘・福島原発かながわ訴訟原告団長(74)が県庁で記者会見。「放射能汚染の心配がなくなり、安心が担保されない限りは帰れないのが率直な気持ち。避難者を救済する支援策ができるよう努力したい」と述べた。【宇多川はるか】   原文

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原発避難いじめ、市教委「再発防止検討委員会」初会合viaTBS

福島第一原発事故で福島から自主避難した男子生徒がいじめを受けた問題で、横浜市の教育委員会は再発防止策を検討する委員会の初会合を開きました。 […] 市の教育委員会は15日、当時の対応を検証し、再発防止策を検討する委員会の初会合を開きました。この委員会では、第三者委員会が指摘した問題点や被害生徒の保護者からの要望を踏まえ、検証するということです。 一方で、これまでにまとめられた第三者委員会の調査資料を基に検証するとし、当時の担任や校長への新たな聞き取りは行わないとしました。 今後、外部有識者などから意見を聞いたうえで、今年度中に再発防止策をまとめる予定です。   もっと読む。

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<2016かながわ 取材ノートから>(2) 原発避難生徒いじめvia東京新聞

東京電力福島第一原発事故で福島県から横浜市に避難した中学一年の男子生徒(13)が、市立小学生の時に長期にわたっていじめられていたことが十一月に発覚した。生徒は転入直後の小学二年からいじめられ、同五年の五月末から卒業まで不登校になった。  生徒へのいじめは暴言・暴力から、金銭の要求に発展。同級生の遊興費を負担させられ、両親が自宅に置いていた百五十万円を持ち出したという。両親は学校に調査と解決を求めたが、学校は議事録も残さない形式的な調査で終わらせ、いじめを認めなかった。  この時、両親も何者かに嫌がらせを受けていた。自宅に「放射能を持ち込むな」などと書かれた文書が投げこまれ、福島県ナンバーの自家用車には生卵をぶつけられたり、ごみを近くに置かれたりした。父親は取材に「原発が怖いのは分かる。でも、こんな仕打ちはひどい」と憤った。  両親の要請で生徒のいじめを調査した市教育委員会の第三者委員会は十一月、学校の一連の対応を「教育の放棄」と厳しく批判する報告書を作成。いじめが始まって五年がたち、ようやく生徒や両親の訴えが認められた瞬間だった。  取材過程で、生徒の状況が私自身の過去に重なって見えることがあった。私の場合、同級生の宿題を代わりにやり、テストの際にカンニングさせるよう求められた。抵抗すると、投げ飛ばされることがあった。同級生にいじめの認識はなかったかもしれないが、私にはいじめに違いなかった。 […] いじめが起きたとき、被害者が最初に頼る大人は、担任をはじめとした教員だ。私の場合、学校が荒れていたこともあり、教員は「非行」の対応に忙殺され、卒業まで耐えるしかなかった。被害生徒も、卒業まで教員が手を差し伸べることはなく、何度も自殺を考えた。だが震災で多くの命が失われたことを考え、生きる決意をしたという。  なぜ、生徒へのいじめは見過ごされたのか。第三者委の報告書は、学校、市教委、スクールカウンセラーなどが連携した「組織的対応が不十分だった」と指摘。市教委は十五日から当時の対応の問題点を調べ始めるが、「組織的対応」の検証に気を取られているように見える。  生徒側はいじめについて相談した際、担任たちが「忙しい」として十分に対応してくれなかった、と主張している。市教委は「頼るべき大人」だった担任のどこが問題だったのか、検証するべきだ。教員個々が子どもの小さな変化に気付き、子どもの声に耳を傾けない限り、いじめ被害はなくならない。 (志村彰太)     もっと読む。

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「福島さん」といじめられ… 原発避難生徒におごり要求 via 朝日新聞

[…] 生徒が朝日新聞の取材に語った内容によると、昨年夏ごろから一部の生徒に「避難者」と呼ばれるようになり、「福島から来たからお金ないんだろ」「貧乏だからおごれないの?」「避難者とばらすよ」などと言われ、今年になってコンビニでドーナツやジュースなどをおごらされるようになったという。出たごみは「あげるよ」などとかばんに詰め込まれた。教科書やノートがなくなり、教室の隅でページの一部がない状態で見つかったこともあったという。 生徒は「小学校のときから『菌』『福島さん』といじめられてきたので知られたくなかった。お金で口止めできるのならそれでいいと思った」と話した。 母親が11月下旬に生徒のかばんから、ごみが大量に出てきて気づき、本人に聞いたうえで学校に申告。学校が15人に聞き取り調査したところ、福島から避難してきたという理由でいじめがあったことは確認できなかった。他方で3人が「おごってもらっていた」「おごってと言うこともあった」と答え、約1万円分をおごらせていたことを確認したという。 教科書やノートについて学校は「なくなった時期がはっきりせず、調べていない」としている。母親は「学校は誰が捨てたか、というところまで調べてくれると思っていた。子どもに寄り添って対応してほしい」と話している。(青木美希) 全文を読む。

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【自主避難者から住まいを奪うな】追い詰められる原発避難者。「避難は権利。切り捨てるな!」。住宅の無償提供打ち切り撤回求め福島市内をデモ行進via民の声新聞

【「全ての人に避難の権利ある」】 「避難者の住まいを奪うな!」 日曜日午後の福島市内に、原発事故で〝自主避難〟した人々のシュプレヒコールが響いた。 パンクバンド「切腹ピストルズ」の和楽器やコールに導かれるように、参加した〝自主避難者〟たちは拳を振り上げた。 […] デモ行進に先立ち、県教育会館で開かれた集会で、中手聖一さん(福島市から北海道)は話した。 福島市渡利地区で暮らしていた中手さんには当時、小学3年生と保育園児の2人の息子がいた。2011年3月末には妻子を西日本に逃がしたが「当然、福島市にも避難指示が出るだろうと思っていた。いや、出ないとおかしいと考えていた。しかし、政府が住民を避難させないからやむを得ず避難した。そして、年20mSvで線引きをされ〝自主避難者〟と呼ばれるようになった」と怒りを込めて振り返る。「2011年の6月には、皆で〝自主避難〟をしようと呼びかける運動を展開した。多くの人が泣きながら相談の電話をかけてきた」。 […] 【自民県議の一喝「勝手に逃げた」】 松本徳子さん(郡山市から神奈川県)は11月28日から5日間、冷たい風雨の中、午前7時すぎから福島県庁前に仲間と共に立った。出勤してくる県庁職員に「住宅の無償提供延長を」、「内堀知事は避難者の声をきけ」などと訴えた。生活拠点課などの県庁職員から〝監視〟や〝抵抗〟を受けながら庁舎内で内堀雅雄知事宛ての直訴状を代読した。今月6日から始まる福島県議会に打ち切り撤回を求める請願を提出するため会派めぐりをした時には、第一会派「自由民主党福島県議会議員会」(58人中30人)の幹部から「勝手に逃げた者が何を言うか。請願には賛成出来ない」、「名刺を渡すのももったいない」など酷い仕打ちを受けたという。 […] 【米沢市長の要望も拒否】 […] 11月30日には、山形県米沢市の中川勝市長が住宅の無償提供延長を求めて福島県を訪れたが、内堀知事は対応せず、避難地域復興局の成田良洋局長が打ち切りに「理解」を求めた。8月の三県知事会議では山形県の吉村美栄子知事が「特段の配慮」を内堀知事に求めたが、回答すら無かった。避難者を受け入れている自治体の首長が頭を下げても、打ち切りを強行しようとしている。 福島市から米沢市に避難している武田徹さんは「福島県知事の態度は失礼千万だ」と怒る。「自ら福島県に出向いて住宅の無償提供延長を求めた首長は、全国にも中川市長しかいない。内堀知事が全国を行脚して首長に礼を言い、避難者を励ますのが本来の姿だ」と語った。山形県内の複数の議会から打ち切り反対の意見書が福島県に提出されているが、これも無視しようとしている。 内堀知事が再三、口にしている避難者への戸別訪問に関しては、避難の協同センター事務局長の瀬戸大作さんが集会で「東京都住宅供給公社の担当者が、避難者に対し『都営住宅は避難者の住宅では無い。甘えるんじゃない。民間賃貸住宅でも借りれば良いんだ。退去しなければ告訴するぞ』などと暴力的な訪問をしている」と実態報告した。避難者との直接対話を徹底して避ける内堀知事は、このような〝避難者いじめ〟はご存じあるまい。だからこそ、避難者たちは冷たい視線を浴びながらデモ行進をしなければならないのだ。 もっと読む。

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<原発避難>支援求め直訴状 知事面会応じずvia 河北新報

福島県が東京電力福島第1原発事故に伴う自主避難者への住宅無償提供を来年3月で打ち切る方針を巡り、被災者を支援する「原発事故被害者団体連絡会」などは28日、方針撤回を内堀雅雄知事に直接訴える行動を起こした。 内堀知事は直訴状を持参した支援者との面会に応じず、県庁内で知事に「県民の声を聞いて」と大声が浴びせられる場面もあった。支援団体は12月2日まで連日、直訴状を手に県庁を訪れ、面会を求める方針。 […] 支援者の前を無言で通り、定例記者会見に臨んだ内堀知事は「組織全体で丁寧に対応する」と従来の説明を繰り返した。 知事との面会は複数の支援団体が求めている。記者会見した連絡会の武藤類子共同代表は「県の態度は冷たく残念だ」と語った。 県によると、県内外で暮らす避難者のうち、約1万2500世帯が住宅無償提供の打ち切り対象となる見通し。県は打ち切り後、所得制限を設けて家賃を補助する方針で、約2000世帯が対象と見込んでいる。   もっと読む。

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