011年08月04日◆島大付属小で公開授業、多様な見方学ぶ◆
福島第一原発事故で関心が高まる原発問題と節電をテーマにした公開授業が3日、松江市大輪町の島根大付属小学校であった。4年2組の26人と、付属中学校3年3組の25人が、それぞれ議論し意見発表した。
県内の社会科教諭らの研究大会の一環。小学校では、自分ができる節電の方法を問われた児童たちが「家族と同じ部屋で過ごして使うエアコンを減らす」「使わないテレビやゲームなどはコンセントを抜く」などと発表した。
中学生には付属中の大島悟副校長が指導した。「今後、国内の原発をどうすべきか」について、生徒たちは「増やす」「現状維持」「減らす」「すべて廃止」の中から選び、6班に分かれて取り組んだ。