原発事故 校歌で絆深め 首都圏の福島避難者が「歌う会」 via 毎日新聞

東京電力福島第1原発事故で故郷を離れ首都圏に避難した福島県浪江、富岡両町の町民ら有志が、母校の校歌を通じ古里との絆を深める機会をつくろうと、「浪江町と富岡町の小中学校の校歌を歌う会」を結成した。24日は浪江町で開かれる十日市祭のステージで歌う予定で、今後も県内外で、散らばった仲間と校歌を歌って回る計画だ。

 「海までつづく たかせ川」「阿武隈の山脈(やまなみ)はるか」「大膳原や 小良ケ浜」……。震災当時、浪江と富岡には小中学校が計13校あった。校歌には、自然豊かな古里の原風景が刻まれている。歌う会を設立した一人で、浪江町から東京都町田市に避難している木幡四郎さん(70)は「校歌を通じて県内外の町民同士のつながりを取り戻し、若い世代に伝統ある校歌を伝えていきたい」と説明する。

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木幡さんは首都圏で暮らす避難者の支援や交流の場づくりを続けており、横浜市のNPO法人「かながわ避難者と共にあゆむ会」の協力をもらい、今年8月に歌う会を結成した。

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 歌う会の活動や校歌はホームページ(https://schoolmate.online/index.html)に掲載している。【尾崎修二】

 

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