震災前「津波なかったのは偶然」 福島原発事故公判で地震専門家 via 西日本新聞

 福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人の第13回公判が30日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれ、国が2002年に公表した地震予測「長期評価」の策定に関わった元東大地震研究所准教授の都司嘉宣氏が「(東日本大震災以前に)福島沖で津波地震が起きなかったのは偶然だ」と証言した。

国の地震調査研究推進本部は02年、福島県を含む太平洋岸に大津波の危険があるとの長期評価を公表。都司氏は30日の証人尋問で、(略)信頼性を強調した。

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