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福井・大飯原発3・4号機 再稼働に向けた審査に合格 via NHK News Web

福井県にある大飯原子力発電所3号機と4号機について、原子力規制委員会は、再稼働の前提になる新しい規制基準の審査に合格したことを示す審査書を正式に決定しました。全国の原発で6か所目で、今後も地元の同意などが必要で、関西電力が目指す再稼働は早くてことしの冬以降になると見られます。

大飯原発3号機と4号機で、関西電力が進めている安全対策について原子力規制委員会は、新しい規制基準の審査に事実上合格したことを示す審査書の案をことし2月に取りまとめ、その後、一般から意見を募集していました。

24日の会合で規制委員会は、寄せられた意見をもとに表現を一部修正した審査書を正式に決定しました。審査書が決定されたのは、現在、運転中の鹿児島県にある川内原発などに続き6か所目です。

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裁判では証人として出廷した規制委員会の元委員が「想定される最大規模の地震の揺れが過小評価されている」と指摘しましたが、関西電力は「詳細な調査で保守的に評価し過小とは考えられない」などとしています。

原子力規制委委員長「十分な心構えで臨んで」

これについて、規制委員会の田中俊一委員長は24日の記者会見で、「関西電力は高浜原発のクレーン事故もあって、住民の信頼が少し落ちていると思っている。一層緊張してトラブルや事故がないよう、十分な心構えで臨んでほしい。私どもも規制の立場からきちんと見ていかなければならない」と述べました。
 
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滋賀県知事「容認できない」

これについて滋賀県の三日月知事は「大飯原発で、原子力災害が発生した際、影響を受ける可能性のある滋賀県としては、再稼働を容認できる環境にない。実効性ある多重防護体制の構築は半ばで、使用済み核燃料の処理などが未整備のままであり、クレーンの倒壊事故などから県民の原発の安全性への不信感が根強い。国と関西電力は、国民、県民に不安が根強く残る現状を重く受け止め、万全の安全対策を行うとともに疑問や不安感の解消に向けしっかりと説明責任を果たしてほしい」というコメントを出しました。

「不安と怒りを感じる」

大飯原発3号機と4号機が再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格したことを受けて、規制委員会が入る東京・港区のビルの前には、再稼働に反対する人たちが集まり、抗議の声を上げていました。

抗議活動には10人余りが参加し「再稼働反対」と書かれた紙を掲げながら、「地震の想定が甘い」とか「避難計画は不十分であり、再稼働を認めるな」などと訴えていました。

 
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廃炉が決まった原発を除くと、全国には16原発42基があり、建設中の青森県にある大間原発を含め、これまでに26基で再稼働の前提となる新しい規制基準の審査の申請が出されました。このうち基準に適合していると認められ、審査に合格した原発は、24日の大飯原発3号機と4号機のほか、川内原発1号機と2号機、愛媛県にある伊方原発3号機、福井県にある高浜原発3号機と4号機、佐賀県にある玄海原発3号機と4号機、それに原則40年に制限された運転期間の延長が認められた、高浜原発1号機と2号機、福井県にある美浜原発3号機の6原発12基です。

この中で24日現在、運転中なのは今月17日に再稼働した高浜原発4号機、川内原発の2基、それに伊方原発の1基の合わせて4基です。高浜原発3号機についても関西電力は来月上旬に再稼働させる計画です。これらはいずれもPWR=加圧水型と呼ばれるタイプの原発です。事故を起こした福島第一原発と同じBWR=沸騰水型と呼ばれるタイプの原発で規制基準に適合したと認められた原発はまだなく、新潟県にある東京電力の柏崎刈羽原発の審査が最も進んでいます。

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