「学校給食」福島県産食材は3割超 原発事故前水準に迫る via 福島民友

県教委は2日、本年度の学校給食での県産食材の活用率が品目数ベースで32.3%と震災後初めて3割を上回り、震災前と同水準まで回復したと発表した。県教委は「学校給食用食材の放射性物質検査などで保護者の不安感が軽減されてきており、献立に県産食材を積極的に取り入れるようになっている」と分析する。

震災前は35%前後で推移していたが、原発事故による放射性物質の不安で一時、10%台まで落ち込んだ。学校給食モニタリング(放射性物質検査)や保護者向け給食試食会を実施し、基準が守られていることを説明してきた。本年度の学校給食モニタリングでは、26市町村と県立学校17校で調べた約3千点全てで検出下限値(1キロ当たり約1ベクレル)以下だった。

活用率が低かった県北が16.3%から23.4%、相双・いわきは16.1%から25.1%といずれも前年度から7ポイント以上増加した。給食に市産米を使用している福島市では、県産食材を積極的に取り入れようと栄養士の研修会を実施し、前年度より活用率が上がった。また、いわき海星高生が漁獲したカジキを使ったいわき市の献立やみしらず柿を使った会津若松市など、地場産品や郷土食を活用した学校給食の取り組みも進んでいる。

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