復興庁は16日、東日本大震災をきっかけに体調を崩して亡くなり「震災関連死」と認定された人は、昨年9月末時点で10都県の3523人に上ったと発表した。昨年3月末時点の前回集計と比べると51人増え、うち48人が福島県だった。東京電力福島第1原発事故に伴う避難生活の長期化が背景とみられる。
都県別では、福島の2086人が最多。宮城は2人増922人、岩手は1人増460人で、ほかの7都県は変化がなかった。
市町村別では、福島県南相馬市が最も多い487人で、同浪江町394人など。今も全域が避難区域に指定されている富岡町は18人増え、浪江町も10人増えた。
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