市長が再稼働同意=川内原発、知事判断へ-鹿児島 via 時事ドットコム

九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市の岩切秀雄市長は28日、「(再稼働を進める)政府の方針について立地自治体として理解する」と述べ、再稼 働に同意する考えを表明した。市議会が同日、臨時議会で再稼働を求める陳情を賛成多数で採択したことを踏まえ判断した。再稼働に向けた地元の手続きが前進 し、焦点は県議会と伊藤祐一郎知事の判断に移る。
臨時議会では議長と欠席者1人を除く24人のうち、賛成19、反対4、棄権1で再稼働を求める陳情が採択された。
続いて開かれた市議会の全員協議会で、岩切市長は議会の判断を尊重する考えを示し、「再稼働に慎重な立場の市民の思いを考えると苦渋の決断だが、安全安心の確保を図るため最大の努力をしたい」と述べた。

(略)

一方、伊藤知事は「薩摩川内市議会、市長および県議会の意向などを総合的に勘案し、判断したい」とのコメントを発表。県議会は11月5日から臨時議会を開く方向で調整しており、知事は議会の動向などを見て判断するとみられる。(2014/10/28-19:22)

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