川内原発再稼働同意の見通し 鹿児島・薩摩川内市議会委 via 朝日新聞

九州電力川内原子力発電所を抱える鹿児島県薩摩川内市の市議会原発対策調査特別委員会(10人)が、同原発の再稼働に同意する見通しになっていることがわかった。20日の委員会で、再稼働を求める陳情の採択に委員の過半数が賛成する公算が大きい。月末の市議会臨時会でも賛成多数となる可能性が高いとみられる。

ただ、鹿児島県議会議長は小渕優子経済産業相に対し、来県して原発の安全性や必要性を説明するよう要請しており、経産相が来県した場合は日程が先送りされる可能性もある。

特別委は15日、川内原発を巡って出された陳情14件について「再稼働反対」「再稼働賛成」など四つの区分に整理して審査することを決定。委員の間では「20日の委員会で採決すべきだ」との声が強まった。取材に対し、委員の過半数が再稼働賛成の陳情採択に同意する意向を示した。

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再稼働に前向きな発言を繰り返している岩切秀雄市長は「市議会の判断を見極めたい」としており、市議会の判断を受け、自らの立場を表明する見込みだ。伊藤祐一郎知事は、再稼働には自身と県議会、薩摩川内市の岩切市長、市議会の同意が必要としている。岩切市長が態度表明をすれば、県議会も判断に向けて審議を本格化させる。

全文は川内原発再稼働同意の見通し 鹿児島・薩摩川内市議会委

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