建屋カバー解体作業、22日開始 福島第1原発1号機 via 中日新聞

 東京電力は15日、水素爆発で大破した福島第1原発1号機に設置していた建屋カバーについて、22日に解体作業を始めると発表した。クレーンの故 障などの影響で大幅に予定が遅れていたが、作業の監視や放射性物質が飛散した際の通報態勢を強化し、周辺自治体の了承が得られたという。

東電によると、作業初日の22日は建屋カバーの屋根に穴を開け、内部に放射性物質の飛散防止剤を散布する。30日ごろに屋根部分の一部のパネルを試験的に外して飛散防止剤の効果を一定期間監視した上で、来年3月に本格的な解体に移る。

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