東京電力福島第1原発事故で東電幹部らを業務上過失致死傷の疑いで告訴・告発した福島原発告訴団が15日、東京地検の不起訴処分の妥当性を審査している東京第5検察審査会に「被害者の声を直接聞いてほしい」との上申書を提出した。告訴団が審査に立ち会うことを求めている。
提出後、都内で記者会見した武藤類子団長(60)は「昨年10、11月に申し立てたが、審査の状況についてほとんど何も知ることができない」と検審の運営方法を批判し「事故の責任を司法の場で問いたい」と述べた。
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福島原発告訴団は審査申し立ての対象を勝俣恒久元会長ら6人に絞っている。〔共同〕
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