原子力規制委員会は13日、東京電力が柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働に向けて申請した安全審査を始める方針を決めた。規制委は福島第1原発で作業ミスによる汚染水漏れが続いたため、審査入りを凍結していたが、東電が新たにまとめた作業環境の改善策を評価し、解除することにした。
東電は8日、作業員約1200人を収容可能な大型の休憩施設や給食センターの建設計画など作業環境を改善する緊急対策を発表。これを受け、規制委のこの日の定例会では「計画としては評価できる」(島崎邦彦委員長代理)と一定程度評価し、対策が計画通り実行されるか、監視を続けることにした。
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