Daily Archives: 2013/11/18

原発作業員が綴る現場のリアルと、二極化する報道へのアンチテーゼ『福島第一原発収束作業日記』via 日刊サイゾー

 先月の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)で、福島第一原発問題が取り上げられた。「本当に汚染水は危険なのか?」「福島第一原発はコントロールされているのか?」「東京電力の今後」について政治家や識者やジャーナリストが議論を交わしていたが、そんな中、「今までの議論を聞いていてどう思うか?」とアナウンサーが観覧者にマイクを向けると、福島から来たという年配の女性の怒りが爆発した。 「現場作業員の士気が下がっているなんて、現場作業員の実態を知らないで簡単にものを言わないでください。皆さん、本当に頑張っています」 テレビを見ていた人たちには、女性の怒りは感情的に映ったかもしれない。しかし、本書を読めば、誰しもがあの場で声を荒らげたくなるはずだ。 『福島第一原発収束作業日記』(河出書房新社)は、とある原発作業員の2011年3月11日からのツイートを、日記調にまとめたものである。福島第一原発でどのような作業が行われているのかが細部にわたってミクロな視点で描かれており、大手メディアが報道しないリアルと、生じている現場との齟齬が感じられる。そして、その齟齬は、そのまま被災地以外と被災地という図式になっていると思う。 というのも、現在の東京の日常において、福島第一原発への意識は薄い。それこそ、何かトピックスがない限り、テレビも新聞もトップニュースとして扱うことはほとんどない。 (略) 実は震災直後、内閣総理大臣補佐官に任命された民主党の馬淵澄夫氏は、福島第一原発の汚染水を懸念し、すぐに対策を練っていた。 「当時、東京電力の経営者は(遮水壁を作ることによる)1000億円の新しい債務がのしかかることについて、たいへん債務超過の懸念を示して、これに対して反対する立場を取っておられました。しかしながら海洋流出を止めないといけません。海への汚染を絶対起こしてはならないということで、私は当時のカウンターパートである副社長と話をして、この海への壁を作ることのプロセスを進めようと努力をしていました。 2011年の6月14日、記者発表まで準備をしていました。そこでは四方を囲む遮水壁、ベントナイトというんですが、その記者発表までをする予定だったのですが、最終的にはこれは延期されました。これは東京電力側によって、先ほど申し上げた債務超過の起こることを恐れる要請をうけて、当時の民主党政権が、その懸念を受け入れたのだと私は思います。 そして6月の27日、東京電力の株主総会の前日ですが、私は突然総理大臣補佐官の職を解かれることになりました。理由はわかりませんが、まあ少なくとも任命権者から任を解かれたことで、私はこの収束の作業から身を離れることになりました。そしてその後、民主党政権においてはこの遮水壁は作られませんでした」(エコーニュースより引用) (略) 積み重なる「なぜ?」が現場作業員を苦しめる。しかし、当時も今も、そのような現場を伝える大手メディアはほぼ皆無であり、いまだに責任問題すらも論じられていない。芸能人のスキャンダルは追い掛け回すが、当時の東京電力経営陣は糾弾すらされていない。 著者がTwitterをスタートさせたのは、そんなメディアに対するアンチテーゼでもある。現在も変わらず、原発への報道は二極化している。大手主要メディアは驚くほど好意的に報じ、その逆張りのように、週刊誌やネットメディアやフリーランスは過激に煽る。どちらも扇動的であり、ノイズがある。「正確な情報」を見極めるのが難しい。だからこそ我々は、原発について、自分の頭で考えなければいけない。 原発の最終処理は何万年単位の時間が必要だといわれている。未来の人たちからすれば、我々が意味を理解できなかったピラミッドやナスカの地上絵を見るような感覚で、原発という危険な代物の最終処理場と接するのだろう。 このまま、万が一の対応も、最終処理も、未来に託すしか方法がない原発を利用していいのか。それとも、ウルトラC的な技術を生むための研究と並行するのか。原発を甘受してきた日本国民全員が是々非々で論じる必要がある。「どっちでもいい」はやめにしよう。我々が生み出す世論で、メディアや政府を動かさなければいけない。本書はその一端を担うものだ。 (文=石井紘人@FBRJ_JP) 全文は 原発作業員が綴る現場のリアルと、二極化する報道へのアンチテーゼ『福島第一原発収束作業日記』

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Hanford nuclear site clean-up: The mess gets worse via NBC News

[…] But today, construction of the factory is only two-thirds complete after billions of dollars in spending, leaving partially constructed buildings and heavy machinery scattered across the 65-acre site, a short distance from the Columbia River. Technical personnel have expressed … Continue reading

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菅直人氏「原発事故で放射能に国土の一部占領された」via アメーバニュース

(抜粋) 菅氏は11月16日に、静岡県・湖西市の三上元市長と城南信用金庫の吉原毅理事長を招いた原発集会が行われたことを報告。三上氏は元経営コンサルタント であり、原発を損益計算の視点から「原発はコストが最も高い」ことを説明。吉原氏は「お互いが助け合う」ことが目的である信用組合の理念に原発が反するこ とを話したという。 三上・吉原両氏が「脱原発」を唱えたことについて菅氏は「原発ゼロは市民運動や左翼系の人が中心と見られていたが、保守系の立場の人からも原発ゼロの声が広がり始めた」と説明。小泉純一郎元首相が「脱原発」を訴えている影響大きいと考えているようだ。 菅氏は東京電力福島第一原発事故について「放射能に国土の一部を占領された福島原発事故」と表現。「『保守』の人こそ、自然や国土を守る立場で奮起してほしい」と「保守層」と呼びかけている。 全文は菅直人氏「原発事故で放射能に国土の一部占領された」

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Tornado damage reported at Paducah nuclear fuel factory via courier-journal.com

[…] Local news reports out of Paducah quote officials as saying there’s no problem, however. WPSD reports: Plant officials indicated a tornado may have touched down within the plant perimeter causing damage to some of the plant’s facilities. The plant’s … Continue reading

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Japan’s Fukushima nuclear plant begins fuel rod removal via BBC News

Workers at Japan’s stricken Fukushima nuclear plant have begun removing fuel rods from a storage pond at the Unit 4 reactor building. The delicate operation is seen as a necessary step in stabilising the site. It will take about two … Continue reading

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Students and scholars to form human chain around the Fordo nuclear site via Iran Daily Brief

According to the report, 150 students and scholars from the Sharif University of Technology in Tehran will form (November 19) ahead of new round of nuclear in Geneva on November 20, a human chain in order to show their “readiness … Continue reading

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岩手県、21億円の原発ADR申し立てへ via 読売新聞

岩手県は18日、東京電力福島第一原発事故に伴う2011~12年度の損害賠償請求額のうち、東電と合意に至っていない21億196万円について、国の原子力損害賠償紛争解決センターに来年1月、裁判外紛争解決手続き(ADR)を申し立てると発表した。  県によると、都道府県単位での申し立ては初めて。  県は昨年1月以降に計4回、総額66億2515万円の損害賠償を東電に請求。牧草地の除染費(26億4483万円)などで支払い合意に達したが、汚染牧草や稲わらの一時保管費用(13億1071万円)や、原発事故の対応で生じた人件費(5億1700万円)などは交渉が進展せず、申し立てに踏み切ることにした。 全文はこちら。

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