Daily Archives: 2013/11/08

(プロメテウスの罠)医師、前線へ:20 「ヨウ素剤信仰だ」 via 朝日新聞

 大会議室で行われたこの講演会には300人の職員が集まった。多くの職員が放射能対策のマスクをつけたまま、話に耳を傾けた。 山下は最後にマイクを握った。 福島県立医大の学長兼理事長、菊地臣一(きくちしんいち)(66)は、長崎大教授の山下俊一(61)が福島入りした経緯をこう記憶している。 (略) 話の要点は安定ヨウ素剤が必要か否か。山下はチェルノブイリ事故も例に出し、不要論を展開した。 (1)安定ヨウ素剤で甲状腺がんが防げるという誤解が広がっているが、「ヨウ素剤信仰」にすぎない。日本人が放射性ヨウ素を取り込む率は15~25%。4、5割を取り込むベラルーシとはわけがちがう。 (2)20キロ圏、30キロ圏以西の被曝(ひばく)量はおそらく1ミリシーベルト以下。チェルノブイリと比べて被曝量が微量なので、日本政府も安定ヨウ素剤服用の指示を出さない。 (3)服用マニュアルは数々の欠点がある。使われないことを祈る。 最後、こう職員を鼓舞した。 「ぜひ逃げ出すことのないように。事故による被曝は地震国で原発立国を進めてきた日本の宿命です」 講演は約1時間。山下は終始、自信に満ちた表情だった。 だが、話がすんなり受け入れられたわけではない。講演会後、長崎大助教の熊谷敦史(40)は「上層部が院内を鎮めるために話をさせた」と怒る医師の姿を見た。 全文は(プロメテウスの罠)医師、前線へ:20 「ヨウ素剤信仰だ」

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福島の甲状腺検査、県立大職員が130人分を誤集計 via 朝日新聞

東京電力福島第一原発事故による子どもの甲状腺検査で、福島県立医大の事務担当者らが1年半にわたり、再検査の必要などを判断する計130人分の結果を医師に確認せず、誤った分類で集計していた。県と県立医大が8日、明らかにした。子どもや保護者には医師が正しい結果を伝えていたが、県が公表した結果一覧に使われていた。 検査は、甲状腺内のしこりなどの大きさによって検査対象者を「A1」「A2」「B」「C」に分類し、再検査の必要の有無や再検査までの期間を決める目安 にする。医師が書く検査結果の報告書で、この分類の記述が漏れていた場合に、5人の事務担当者は分類を医師に確認せず、勝手に「A2」などとして集計して いたという。誤集計は2012年3月から今年9月まで続いた。2次検査をした897人のうち、130人分に修正が必要な誤りがあったという。県立医大は 「事務担当者が忙しく、確認をおろそかにしていた」と説明し謝罪した。 続きは福島の甲状腺検査、県立大職員が130人分を誤集計

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長野県内における落ち葉に含まれる放射性物質の調査結果について via 長野県Web site信州

長野県(環境部)プレスリリース平成25年(2013年)11月1日 放射性セシウムに汚染された落ち葉は、焼却すると放射能濃度が濃縮されその焼却灰の処理が困難になることから、県では昨年11月に、落ち葉から一定 濃度以上の放射性セシウムが検出された市町村に対し、落ち葉のたき火等を極力行わないよう、住民への周知を依頼しました。それらの、たき火の自粛を要請し た市町村について、今年度も引き続き落ち葉の放射性セシウム濃度の調査を行いましたので、その結果をお知らせします。 1.調査結果 東北信の4市町村で採取した落ち葉の放射性セシウム濃度は、不検出~60Bq/kg(詳細は下表のとおり) 落ち葉の焼却に係る放射性セシウムの評価基準は定められていないが、利用形態が類似していると考えられる薪の指標値(40ベクレル/kg)以下であった小諸市、御代田町、野沢温泉村については、落ち葉のたき火等の自粛は必要ないものと判断 (略) (参考) 今回の調査は、市役所や町村役場の近傍の公園など多くの住民が落ち葉を集める場所で、今年の新しい落ち葉を採取して実施しました。 薪の指標値は、焼却灰に含まれる放射性セシウム濃度が、通常の一般廃棄物最終処分場に埋立可能である8,000ベクレル/kgを超えないように、濃縮率を200倍として定められたものです。 落ち葉のたき火の場合の放射性セシウムの灰への濃縮率は、昨年度の調査で6~19倍の範囲でした。 全文は長野県内における落ち葉に含まれる放射性物質の調査結果について 関連資料 131101プレスリリース資料(PDF:111KB)

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福島第一の作業員、ミス防止に向け増員へ 待遇改善も via 朝日新聞

東京電力は8日、福島第一原発の作業員の増員や、待遇、労働環境の改善などの緊急対策を発表した。汚染水漏れなど作業員による単純ミスが相次いでおり、原子力規制委員会から対策をとるよう求められていた。 東電によると、8月に発覚したタンクからの高濃度汚染水漏れまでは、タンクの見回りや、漏れにくいタンクへのつくり替えなどを担当する作業員は100人だった。今後、320人態勢に増やす。 労働環境の改善策として、作業員1200人が入れる大型の休憩所も建設。2014年度末までに発電所近くに3千食を提供できる「給食センター」をつくる。 続きは福島第一の作業員、ミス防止に向け増員へ 待遇改善も

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Japan, secrecy and Fukushima via The New York Times

Regarding the editorial “Japan’s illiberal secrecy law” (Oct. 29): The well-reasoned denunciation of Japan’s new clampdown on free speech omits its most probable cause: The Fukushima disaster. The Tokyo Electric Power Company is beginning the delicate and demanding task of … Continue reading

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「襲撃、暗殺の恐怖」…山本太郎議員が一転“平謝り”した事情 via 東スポWeb

警察の本気ガードが暴走止めた!! 山本太郎参院議員(38)が秋の園遊会で、天皇陛下に手紙を手渡した“直訴問題”で5日、山本氏が会見を開き「猛省し ている」と騒動後、初めて陳謝した。1日の騒動直後には、本紙直撃にも反省の色を見せなかった山本氏。それが一転、殊勝な態度で謝罪した背景には、コトの 重大さに気付いたこと以上に、警察から24時間警護され「襲撃」や「暗殺」の恐怖が頂点に達していたようだ。 山本氏は5日、午後6時過ぎに記者会見を開き「議運では8日までに出処進退を明らかにするように言われたが『自分自身で職を辞するつもりはない』と答えた。(選挙で投票した)67万人の方々に約束したことがある」と議員辞職する意思はないことを示した。 そのうえで「僕が陛下にお手紙を渡すことで大きな騒ぎとなった。猛省しているのは陛下のごしんきん(お心)を悩ませていることで、そのことには猛省、今も 猛省している」と、政治利用の意図はなかったというものの、結果的に陛下を政治に巻き込んでしまった行為に反省の弁を繰り返した。 (略) 事態が変わったのは1日夜だ。山本氏は警察から警備対象者に指定され、暗殺や襲撃などの不測の事態に備え、24時間態勢で警備がピッタリ張り付くようになったのだ。 2日の東京・葛飾区議選の街頭応援演説でも警官が厳重にガード。外出先の予定も、細かく警察へ報告しなくてはならなくなった。 それだけではない。同日京都で行われた山本氏に近い関係者だけの会合では、フリー記者らにツイッターで「暴力団系右翼が襲撃に向かった」「愛知の暴力団系組織が京都入りした」と書き立てられたこともあり、部外者とみられる男が押しかける騒動も起きた。 山本氏といえば、先の選挙中には、原子力ムラやアンチ派からの襲撃予告や殺人予告で身の危険を懸念していたが、当時と比較しても警戒レベルは数段、しかも 一気に跳ね上がった。その結果、ここ数日は周囲の関係者も含め「いつ襲われてもおかしくないということか?」と常に張り詰めた空気に包まれていた。 全文は「襲撃、暗殺の恐怖」…山本太郎議員が一転“平謝り”した事情 関連記事:山本太郎議員の処分決定「任期中の皇室行事への出席禁止」via 東スポWeb

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