汚染土処分見えず 国に県南市町不満 via 朝日新聞

東京電力福島第一原発事故で「汚染状況重点調査地域」に指定されている一関、奥州両市と平泉町が国への不満を募らせている。高い濃度で放射性物質に 汚染された土砂や農産物の処分方法がなかなか決まらないためだ。首長からは「我慢の限界をとうに超えている」との怒りの声が出る。

1キロあたり8千ベクレルを超えた稲わらや牧草、土砂などは自治体の申請に基づいて国から「指定廃棄物」に認められると、処分や保管の費用は国が負担することになっている。

だが、回収費用や具体的な処分方法は明確にされておらず、一関市など3市町は、一刻も早く具体的な処分方法を示すよう、昨年から再三、環境省に申し入れているが明確な回答は返ってこないという。

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