地域ミーティング 放射能汚染からの農業再生 〜福島・南相馬市〜 via NHK

地域ミーティング第3回は、福島県南相馬市で開催しました。会場はひがし生涯学習センター。参加者は地元で有機農業を営んでいる農家の皆さんです。議論のテーマは、「放射能汚染からの農業再生」。チェルブイリ原発事故の汚染地帯で農地を再生させる活動を続けてきた分子生物学者の河田昌東さんと共に、放射能に汚染された大地で、農業を再生させることは可能か、どうすれば安全な農作物を栽培することができるのか探ります。
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河田さんは、チャルノブイリ、そして福島と放射能汚染との格闘を続けています。その河田さんが、最後に放射能に立ち向かう時に、最も大切な考え方を伝えました。
「今日、こうして長い時間お話をして、いままでなかったような感触というか、発見がありました。これでやっと、チェルノブイリから先にいけるのかなという気になりました。 最後になりますけれども、今まで、先ほどの”風評被害”も含めて、何となく根拠をハッキリさせないまま安全だとか、あるいは危険だとか、そういうことをお互いにやってきた結果、こういう事態になっていると思うのですね。
そこでやはり提案したいのは、ここまでわかっている。しかし、ここはわからない、ここは本当に不安なところなのだということをはっきりさせる。そしてそれを共有する。”無知の知 UNKNOWN KNOWNS”というのですけれども、自分が何を知っていて、何を知らないのかということを知るということですね。哲学的な考え方です。

続きは地域ミーティング 放射能汚染からの農業再生〜福島・南相馬市〜

◇参照汚染米、カリウム濃度影響か

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