大飯原発工事未完了でも十分安全? 政府お墨付きも尽きぬ課題 via 福井新聞

止まっていた原発20+ 件が再び動きだすのか―。枝野幸男経済産業相は14日、「福島のような事故は起きない」と強調し、関西電力大飯3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に協力を求めた。事故で失墜した原発20+ 件に対し政府は安全性の“お墨付き”を与えたが、実現に時間のかかる対策もあり、積み残した課題は少なくない。今後、原発20+ 件の安全確保に対する政府、事業者の姿勢を幅広く検証する必要がありそうだ。(西脇和宏)

 政府は、大飯3、4号機の安全性を、関電が提出した対策実施計画(工程表)などに沿って確認した。工程表の土台は、事故の調査結果から経済産業省原子力安全・保安院がまとめた30項目の安全対策だ。策定に関わった二ノ方壽・東京工業大名誉教授(原子炉工学)は「(事故の)技術的知見に基づいた対応策という意味では一番しっかりした内容」と説明する。

続きは 大飯原発工事未完了でも十分安全? 政府お墨付きも尽きぬ課題

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