町が分断、見通し明るい…帰還メドで反応に差 via Yomiuri Online

 政府が、現在立ち入り禁止となっている警戒区域を、年間放射線量で三つに分けて見直すという案を福島第一原発周辺市町村に示した18日、首長らは様々な反応を見せた。

 「町が分断される」「見通しは明るい」――。見直しの結果、住民帰還のメドが立ちそうな自治体と、そうでない自治体との間で、受け止め方に違いが出た。

 平野復興相、枝野経済産業相、細野原発相は、同日午後、県庁で佐藤知事と会談した後、福島市内のホテルで福島第一原発周辺市町村長との意見交換会に臨んだ。席上、政府側から20ミリ・シーベルト未満は避難指示解除準備区域、20ミリ・シーベルト以上50ミリ・シーベルト未満は居住制限区域、50ミリ・シーベルト以上は帰還困難区域とする案が示された。意見交換会は冒頭以外は非公開で、終了後、首長らが報道陣に感想を述べた。

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