福島原発事故以来、多くのお母さんが安全な食生活を目指して、頑張っています.そして食品安全が山場にさしかかってきました.ここが正念場です!!
ごく最近、明治の粉ミルクの汚染(30から40ベクレル(セシウム以外のものも考慮)、40万缶)が露見しました。まず、理解しておかなければならないの は、1)国の暫定基準1キロ500ベクレルは子供には厳しいこと(1年5ミリ)、2)汚染が発表されるのは子供が食べた後、3)外食に危険な食材が回って いる、ということです。
まず、第一の問題ですが、国が決めた食材の暫定基準値はセシウムだけで1年5ミリで、これが危険か安全かということを専門家やマスコミは一般人に説明しようとしています.でも、食品からの被曝の問題は実に複雑で、ちょっとした知識では正確に理解できません。
だから、私たちは「専門家が3月11日以前にやってきたこと」をそのまま経験として理解した方が正確です.たとえば、「電力会社ですら成人男子の従業員の 被曝を1年1ミリに制限していた」という事実や、「1年5ミリ以上で白血病になった成人男子を国が労災に認定していた」、「福島に派遣される医師の交代は 5ミリシーベルトの被曝で行われている」ということを考えて、より感度の高く、被曝しやすい子供の10年後のために注意をしてあげなければならないという ことです。
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