原発作業員3人、被曝上限超え判明…精密検査で via Yomiuri online

東京電力は7日、福島第一原子力発電所の事故で、被曝(ひばく)量が緊急時の上限の250ミリ・シーベルトを超えた可能性があるとしていた作業員9人のうち、3人が上限を超えていたことが精密検査で判明したと発表した。これで上限超えが確実になった作業員は計6人となった。

9人中、1人は検査中で、2人は上限未満だったことがすでに判明している。厚生労働省は、作業員へのマスク着用の指示が不十分で労働安全衛生法違反にあたるとして、東電に対し改めて是正勧告する方針。

東電によると、250ミリ・シーベルトを超えた3人はいずれも20代の東電の男性社員。放射線医学総合研究所の検査で、被曝量はそれぞれ475・50、359・29、308・93ミリ・シーベルトと判明した。

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