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Daily Archives: 2011/04/08
『原発の五つの壁が破れた、と反省 経産省の西山審議官』 via 47ニュース
「五つの壁があるなんて言ってきた。私も多重防護で絶対大丈夫と信じてやってきたが、こういう事態になった」。経済産業省の西山英彦官房審議官(原子力安全・保安院担当)は9日午前の記者会見で反省の弁を述べ、これまでの原発の安全規制に甘さがあったことを認めた。 東京電力福島第1原発では多重防護が破れて放射性物質が周辺に拡散、事故が一向に収束できない状態が続いている。西山審議官は「国民の不安が高まっている。すべてのことについて、安全の方向に、早急に手を打つ必要がある」と自らに言い聞かせるように話した。 発言のきっかけとなったのは、7日深夜の余震で、東北電力東通原発の非常用ディーゼル発電機がすべて使えなくなったこと。西山審議官は「東通で起こったことを考えると、これまでの対応は十分でなかった」とした。保安院は9日、原発が停止中でも2台以上の非常用ディーゼル発電機を確保するよう、電力各社などに求めた。 『原発の五つの壁が破れた、と反省 経産省の西山審議官』
『入管センター被収容者と東日本大震災』(被災者へのメッセージ、義捐金カンパ報告、全国統一一斉面会報告など)
4月6日、全国で統一一斉面会が行われました。関東・名古屋・関西・九州で入管問題に関心を持ち 活動をしている多くのグループが共に連携し、一斉に入管と交渉し面会をする、という史上初めて の企画でした。 一斉面会時に、被収容者の方たちから、東北関東大震災で被災された方たちに、義捐金のカンパ(追加分)とメッセージが寄せられました。 小さな避難所に直接届けているボランティアにたくして被災地の方々にお届けしたいと思います。 彼らの思いのこもった応援メッセージです。 3月29日(火曜日) 今日、西日本入管センターBブロックの皆さんから、26,169円を預かり、Aブロックと同様に郵便局から日赤へ送りました。今回も彼らの思いに、ただただ感激。 大阪府茨木市には西日本入管センターという外国人収容所があります。同センターには、入管法違反と判断され、退去強制処分を下された外国人が収容されています。その中には、日本に庇護を求めてやってきた難民、日本に配偶者や子どもなど家族がいる人など、帰国できない切実な事情がある人もいます。 彼らは訴えます。 ・祖国に帰れば命の危険にさらされる私たち難民がどうして帰国できるというのか! ・日本にいる家族(妻・夫や子ども)を捨ててどうして帰国できるというのか! ・日本在留を20年近く事実上容認され、人生の大半を日本で過ごしてきた私たちが「突然帰れ」と 言われてどうして帰国できるというのか! ・私たちに日本在留の権利を! 昨年3月、5月に西日本入管センター(茨木)と東日本入管センター(牛久)で、帰国を拒否し日本在留を求める被収容者たちが、無期限長期収容へ抗議して大規模なハンストを起こしました。そしてその結果、多くの長期収容者が仮放免されました。 しかし仮放免になっても、就労権もなく、健康保険にはいることも出来ず、一切の社会保障のないなかで生活しなければなりません。 また、東京入管、名古屋入管では、仮放免者の再収容が頻発しています。東日本入管センターでは、長期収容と再収容に絶望して自殺未遂者が頻発しています。 このような状況に対し、以下の要求のもとに、仮放免された人たちや全国の支援者が、全国統一一斉面会を企画しました。 ・入管は、長期収容者・再収容者・重病者を即時仮放免せよ! ・入管は、仮放免者の再収容を止めろ! ・仮放免者に在留資格を与えよ! 全文、および被災者へのメッセージの画像は『入管センター被収容者と東日本大震災』から。
『原発なしで暮らしたい100万人アクション in ヒロシマ』(4月24日&4月26日)
2011年3月11日、巨大な地震と津波が人々を襲いました。 現時点で確認できているだけでも、 1万2000人を超える命が奪われ、数十万人が被災しました。 そして、福島原発の冷却機能停止による放射能被害という最悪の事態が引き起こされました。 今このときも、空へ、大地へ、海へ、放射能をまき散らし続けています。 フクシマの警告を受けとめましょう。 1986年4月26日、チェルノブイリ原発事故の日から25周年を迎えます。 放射能に国境も県境もありません。 私たちはみんな、核の風下の人々・・・ 子どもたち、妊婦の未来を守りたい。 次の巨大地震がいつ、どこに、くるのかは分かりません。 島根原発(島根県)、伊方原発(愛媛県)の運転をやめてください。 浜岡原発(静岡県)など全国の原発の運転をやめてください。 上関原発(山口県)の建設計画を白紙撤回してください。 今こそ、再生可能エネルギー(自然エネルギー)へ政策転換させましょう。 1954年3月1日のビキニ環礁での水爆実験で漁船が被災。 杉並の主婦たちから始まった原水爆禁止の署名は国内で3000万人をこえました。 広島では100万人が署名しました。 現在山口県上関原子力発電所計画の中止署名も100万人まじか!現在95万人! 核兵器も原発もない世界を築いていくために、 被爆地ヒロシマから呼びかけます。 100万人のアクションを巻き起こしましょう。 ”原発なしで暮らしたい” 詳細は『原発なしで暮らしたい100万人アクション in ヒロシマ』から。
『「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」結成へむけて』
「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」結成へむけて 福島第一原子力発電所の現状についてはいまさら説明するまでもありません。しかし確認しておかなければならないことは、次の事実です。 1) 暴発を防ぐためには、ホースによる散水のような一時的な処置ではなく、10 年の単位の時間安定して作動する冷却設備を設置し、これを故障することなく保守・運転し続けなければならない。 2) この冷却設備の建設・保守・運転は、すでに高度に放射能汚染された環境下で行わざるを得ない。 3) もし、安定した冷却設備を建設・保守・運転できなければ、3000 万人もの人口を抱える首都圏をも含めた広範な汚染が発生する可能性がある。 このような最悪のシナリオを避けるためには、どのような設備を作ることが必要か、放射能汚染を減らすためにどうしたらよいか、などなど、数多くの技術的課題があることはもちろんです。この点についても日本の最高の頭脳を結集した体制ができていないことは大きな問題です。 さらにもう一方では、最終的に汚染された環境下での設備建設・保守・運転のためには、 続きは『「福島原発 暴発阻止行動 プロジェクト」結成へむけて』から。
『タイマーズから浜田省吾まで、反原発ソングを集めてみた』
何となく反原発ソングを集めてみました。今更ながら忌野清志郎の存在の大きさを思う。 Love Me Tender -The Timers- RCサクセション サマータイムブルース~LOVE ME TENDER チェルノブイリ - THE BLUE HEARTS 警告どおり 計画どおり / 佐野元春 僕と彼女と週末に at渚園(from DVD 僕と彼女と週末に)―浜田省吾 僕と彼女と週末に 櫻井和寿 こうやって見るとやはりチェルノブイリ原発事故の時に活動していた頃のメンバーばかり。ミスチル・桜井の歌もこれは浜田省吾の楽曲のカバーだし。最近の日本のロックはミニマリズム的で、社会問題への関心が薄いからかもしれない。それとも事態が落ち着けばそういった動きも出てくるのだろうか。 各曲の YouTube 動画は『タイマーズから浜田省吾まで、反原発ソングを集めてみた』から。
“From ashes to honey: turning away from nuclear energy” on OurWorld 2.0
Japan is in “a complicated relationship” with nuclear energy. One the one hand, the nation has the darkest of pasts in relation to nuclear power, as it is the only country that was ever the victim of nuclear weapons. On … Continue reading
Posted in *English
Tagged alternative energy, anti-nuclear, general, Hiroshima/Nagasaki, History
2 Comments
『「想定外」を言い訳にしない努力を』 on tettyのブログ
M9.0という「想定外」の大地震が2011年3月11日に東北関東沖で発生し、死者・行方不明者約3万人(2010年3月末現在)という未曾有の被害が生じた。地震による津波が被害を拡大し、特に福島原発では津波による浸水で燃料の冷却機能が正常に作動せず、水素ガス爆発、放射性物質の拡散など地震後の二次被害も発生し、「決死隊」による必死の冷却作業も行われている。筆者の専門は機械安全であり原子力安全ではないが、この大きな教訓から機械安全技術者が学ぶべき事を考えてみたい。 [地震津波被害と共通原因故障] 機械安全では安全装置を多重化する場合、共通原因故障の有無に注目する。共通原因故障の典型的な例は温度上昇による電気電子回路の異常動作である。共通原因故障が生じる場合は、いくら多重化していたとしても単一故障として安全設計を行う(安全性を低く評価する)ことが制御安全規格ISO13849-1:1999に示されており、同規格の2007年版では共通原因故障の割合が制御系の安全性指標Performance Levelに明示的に取り入れられている。共通原因故障への対応では、単純な多重化でなく、異なる技術(電気と空気圧等)を用いて多重化する異種冗長性(ダイバーシティ)の利用が推奨される。 続きは『「想定外」を言い訳にしない努力を』から。
“What We Don’t Know About Reactors” via the New Yorker
The “State of the Art Reactor Consequence Analyses,” known by the acronym SOARCA, are a set of studies conducted by the Nuclear Regulatory Commission starting in 2006. In the words of the commission, the purpose of the studies was to … Continue reading
“Tokyo politicians out to delete chunks of the Internet” via CNN International
While domestic and international organizations busy themselves getting aid to the people worst hit by the March 11 disasters, parts of the Japanese government, it seems, are more concerned with playing King Canute online. The Ministry of Internal Affairs and … Continue reading