東京電力福島第1原発事故で緊急作業をする作業員の長期的な健康管理について協議してきた厚生労働省の検討会は21日、放射線の累積被ばく線量が100ミリシーベルトを超えた場合は、毎年がん検診を無料で受けられるようにすることを柱にした報告書案を示した。報告書案によると、累積被ばく線量が50ミリシーベルト超の人には、被ばくが原因の白内障を発症していないか調べるため眼科検診を毎年受けられるようにする。
100ミリシーベルト超の場合は眼科検診に加え、胃や大腸、肺のがん検診と甲状腺検査を受けられるようにする。
◇ 当サイト英文記事:
・Fukushima plant workers to be eligible for free cancer exam via Oneindea News