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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 核実験
Testimonies of Japanese fishermen affected by nuclear testing in the Pacific via Manhattan Project for a Nuclear-Free World
From March to May 1954, the U.S. conducted six hydrogen bomb tests in the Marshall Islands. In total, 67 atmospheric nuclear tests were conducted there. It is estimated that more than 10,000 Japanese fishermen and 990 fishing boats were affected … Continue reading
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Tagged health effects, legal struggles, Marshall Islands, nuclear testing, ビキニ, 健康被害, 核実験, 法廷闘争
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村に吹いた核の風、弟は16歳で死んだ カザフ実験場跡 via 朝日新聞
ロシアと中国に挟まれた中央アジア・カザフスタン。首都ヌルスルタンに住むバルシャグル・トッカーリナさん(66)は7月13日、久しぶりに実家のある東部の旧セミパラチンスク(現セメイ)に帰った。 弟の命日だった。家族写真を見つめ、祈りを捧げた。「レスリング選手のように体格が良く、サッカー好きの活発な子だった。なぜ核実験の犠牲にならなければいけなかったのか。怒りしかありません」 かつて住んだ村の郊外には旧ソ連時代、核実験場があった。6歳だった1961年秋のある夕方、きょうだいらと庭で遊んでいると、雷のような地響きとともに、土混じりの爆風に襲われた。空は真っ赤に染まっていた。家に駆け込んだが、1歳下の弟ムフリスさんが見当たらない。庭で気絶して倒れていた。 弟の右腕はまひし、二度と動くことはなかった。その後も失神を繰り返し、16歳だった73年、浴室で倒れたまま帰らぬ人となった。村では白血病を抱える子どもたちも多かった。 核実験場の広さは約1万8500平方キロ。四国ほどの面積だ。旧ソ連は49~89年の40年間に、同国による核実験の約6割を占める約470回の核実験を地上や地下で繰り返した。150キロ圏内に放射性降下物が降り注ぎ、約130万人が影響を受けたとされる。このことはソ連崩壊まで伏せられていた。住民たちは「演習」と聞かされ、家の窓ガラスを新聞で覆うよう言われただけ。放射線による健康被害が知られるようになったのは、独立直前の80年代後半になってからだった。 一家は学校長だった父の都合で、核実験場近くの村を転々として暮らした。両親は10人の子をもうけたが、母は3度の流産を経験。54年に生まれた兄は生後間もなく死去した。父は食道がんで、妹も7年ほど前に脳腫瘍(しゅよう)で亡くなった。 99年、現地の新聞にある記事が載った。広島市の市民団体「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」が留学生を募っているという。 […] もっと読む
水爆実験が残したもの マーシャル諸島で暮らした映画監督が伝えたいこと via 毎日新聞
大川史織さん(32)は南洋・マーシャル諸島を舞台にしたドキュメンタリー映画を製作して戦争の爪痕を伝えてきた。マーシャルには米国が水爆実験を行ったビキニ環礁があり、3年間移住した際には、今も現地の人々の心身に深刻な影響を及ぼしていることを感じたという。核兵器がもたらすものを見つめてきた大川さんの思いを聞いた。【聞き手・竹内麻子】 (略) 戦争の記憶伝える理由 7歳の時にビキニの水爆ブラボー実験を体験した60歳(当時)の女性は「いつも体調が悪くたくさんの薬が手放せない」と話していました。死産を何度も経験し、養子をもらったそうです。おしゃれで笑顔がすてきな女性でしたが、いくら核をなくしてほしいと訴えても変わらない現状に無力感を覚えているようでした。その姿が印象に残っています。 この地が核実験場にされた理由の一つは、戦時中にマーシャルを統治していた日本が戦争に負け、戦後に米国の統治下となったためです。私は、マーシャルに残された砲台や日本語の歌に触れて「なんで何も知らなかったのだろう」と感じました。そういった過去を忘れてしまった日本で教育を受けた立場から、マーシャルに残る戦争の記憶を伝える映画を作りたいと思いました。 大学卒業後の3年間、マーシャルに移住しました。いまだ放射能に汚染されている地域があり、核実験の影響は続いています。ふるさとに帰りたいかどうか、補償を受けられるかどうかなどで、人々の間に分断がうまれ、見えないけれど深い痛みを抱えています。その痛みが被ばく体験の継承がされにくい要因にもなっているようです。 (略) 核兵器の使用はもちろん、全面的に実験も禁止する核兵器禁止条約はとても意義深いと思います。ただ同時に、条約ができるまでの背後にある、個人が強いられてきた犠牲を知り、自らのこととして受け止め、想像することが求められていると感じます。 人類史上で原子核が発見されてから100年あまりで、すでに何万発もの核兵器ができてしまい、誰も未来に責任が持てない状態です。核政策は国と国の話であっても、犠牲となるのは必ず個人。今や核と無関係に生きられる人はほとんどいません。 個人の体験がより広く共有された上で、なぜ社会が核を容認してしまっているのか、もっと根本的なところから一人一人が考え直し、日常的に語っていく必要があるのではないでしょうか。 全文は水爆実験が残したもの マーシャル諸島で暮らした映画監督が伝えたいこと
被ばくの実態、米国にも 「核実験」テーマに映画製作へ 南海放送・伊東ディレクター /愛媛 via 毎日新聞
米政府が戦後、太平洋で繰り返した核実験による被ばくの実態を米国人に知ってもらいたいと、南海放送(松山市)のディレクター、伊東英朗さん(60)が、米国での上映を目指して映画の製作準備を進めている。 「核実験による放射性物質は米本土にも降り注いだ。事実を知れば、市民はアクションを起こしてくれるはず」と伊東さん。映画は自身が手掛けてきたドキュメンタリー「X年後」シリーズの第3作で、実現に向け資金を募っている。米国で議論を巻き起こし、世界的な社会運動につなげたい狙いだ。 (略) 2012年公開の映画「放射線を浴びたX年後」第1作では、1946~62年に太平洋で行われた100回以上の核実験の被害を伝えた。「第五福竜丸以外にも被ばくしたマグロ漁船乗組員は数十万人以上存在する」と指摘。2015年には第2作を作り、上映会や語り掛け活動で核の恐ろしさを訴え続けている。 今年1月には、核実験に関わり被ばくした英軍の元兵士や遺族を英国で取材。当時の体験を話す彼らの証言により、被害の実態や被ばくがもたらす長期間の影響をより鮮明に浮かび上がらせた。 CFで資金調達 「核実験による被ばくの問題は、世界でほとんど知られていない。伝えることで許せないという意識を持ってほしい」と伊東さん。資金集めは1000万円が目標で、クラウドファンディングのサイト「READYFOR」で12月25日まで募っている。実現すれば日本でも上映したい考えだ。 全文は被ばくの実態、米国にも 「核実験」テーマに映画製作へ 南海放送・伊東ディレクター /愛媛
核実験、トモダチ作戦…「放射能の世紀」を追う記録映画 via 朝日新聞
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から来年3月で10年になるのを前に、パリ在住の映像作家、渡辺謙一さん(69)が新作ドキュメンタリー映画「我が友・原子力~放射能の世紀」を制作した。欧州のテレビ局でこの夏放送されたのに続き、今月、日本国内で巡回上映される。 映画は、放射線発見から今日までの1世紀余りにわたる被曝(ひばく)の歴史を、犠牲者の目線で描く。冷戦期に米ネバダ砂漠での核実験に立ち会った元兵士や、太平洋ビキニ環礁での米国による核実験で被曝した高知県の元船員、福島原発事故後に東北沖で展開された米軍の救援活動「トモダチ作戦」に参加し、被曝したとされる兵士、同事故後に甲状腺手術を受けた人へのインタビューなどで構成されている。 (略) 巡回上映は各地の市民団体などが主催。上映日、会場、主催団体とその連絡先は次の通り。 17日=高知県黒潮町の「大方あかつき館」(太平洋核被災支援センター、0880・66・1763)▽18日=大阪市の「ドーンセンター」(ストップ・ザ・もんじゅ、072・843・1904、前売り券が必要)▽20日=津市の「アストホール」(原発おことわり三重の会、090・5008・4532)▽24日=青森市の「BLACK BOX」(国際NGO LaRoSeHan、070・5363・9674)▽26日=福島市の「フォーラム福島」(会場024・533・1717)など。 渡辺さんのトークがあるほか、会場によっては原子力工学者の小出裕章さんの講演もある。劇場公開は来年春の予定。問い合わせは配給会社インプレオ(03・6407・8031)へ。(田井中雅人) 全文は核実験、トモダチ作戦…「放射能の世紀」を追う記録映画
ザッピング 核の被害、伝えた執念 via 毎日新聞
「執念」という言葉が思わず浮かんだ。BS12トゥエルビで8月に放送され、今月24日午前3時に再放送されるドキュメンタリー「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」を見た感想だ。1月に亡くなったテレビディレクターの鈴木昭典さんが、南太平洋や日本の被ばく者らを取材した3年間を追う。憲法などをテーマに60年以上ドキュメンタリーを作り、遺作となった仕事の過程を映した。 ニュージーランドでは、1950年代の英国の核実験に動員されて被ばくし、がんなどに苦しむ元兵士らを取材。衝撃的なのは、元兵士らが染色体異常を起こし、孫が口のない状態で生まれるなど、世代を超えて影響が及ぶ実態だ。54年の米核実験後に生まれた、骨がない赤ちゃんの写真も映す。仏の核実験によるタヒチ島、広島・長崎の原爆での同様の被害も取材する。 鈴木さん自身、がんなどを発病しながら、今も続く核の残酷な被害を伝えた。 続きはザッピング 核の被害、伝えた執念
米ネバダ州、核実験で放射能汚染 via ロイター
米核研究機関が西部ネバダ州の地下施設で2月に実施した臨界前核実験後、実験に用いた核物質封じ込め用容器の付近で少量のプルトニウムによる汚染が確認されたことが25日、米大統領とエネルギー長官への助言機関「防衛核施設安全委員会」の報告書やエネルギー省の核安全保障局(NNSA)への取材で分かった。外部への影響はないとしている。 (略) 容器の接続部品のワッシャーに亀裂が見つかっており、微量の放射性物質漏れが起きた可能性もある。NNSAは共同通信の取材に、汚染の「原因は調査中」とした上で、「被ばくした作業員はいない」と説明した。 全文は米ネバダ州、核実験で放射能汚染
<ビキニ原水爆実験>沖縄漁船、隠された被ばく via 毎日新聞
1950年代を中心に、米国が太平洋・ビキニ環礁付近で実施した原水爆実験は計67回に及ぶ。国内では54年3月1日に静岡県のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくした事件が知られるが、当時周辺では他にも多くの漁船が操業中だった。60年以上を経て真相が少しずつ明らかになっているが、当時米軍統治下の沖縄は、日本政府による放射線検査や被害補償の対象外で、実態は依然不明のままだ。「福竜丸以外」の被ばく実態解明に取り組む市民団体「太平洋核被災支援センター」(高知県宿毛市)が、琉球大の研究者らと初めて調査に入り、記者も同行した。【岩間理紀】 […] ◇十数隻被災か 当時の科学者の分析によると、水爆「ブラボー」を皮切りに米国が54年3〜5月に実施した実験では、爆心地の東約160キロの公海にいた第五福竜丸の乗組員23人全員が、1.6〜7.1シーベルトの高線量を浴び「急性放射能症」と診断された。政府は全国18港で、漁船の放射線検査を実施。汚染された計485トン以上の魚が廃棄されたとされる。銀嶺丸に廃棄命令は出なかったが、上里さんは「マグロがその後、廃棄されたといううわさが流れた」と話した。 自身も大腸がんなどを発症した上里さんは「(真相を)解明してほしい。(米軍統治下で当時の)琉球政府が強く出られなかったことが問題だ」と憤る。当時の琉球気象台のまとめによると、実験地に近い沖縄では、60年代初めまで最高で毎分17万カウントの「放射能雨」が降り続いたとされる。 「マグロパニック」が拡大し、米政府は55年1月、200万ドル(当時約7億2000万円)の「見舞金」を日本政府に支払うことで政治決着。放射線検査も打ち切られたが、水爆実験はそれ以後も続いた。 一方で、米軍統治下の沖縄は見舞金の対象外とされた。2014年9月に国が開示した延べ556隻分の放射線検査記録のリストには、高知や宮城など各地の船名が確認されたが、沖縄の船名はなかった。米軍政下の沖縄は、日本国内の保険制度に入ることができず、大半の市民が無保険。船員保険もなく、記録からの追跡も難しい。 […] 全文を読む。
“放射性物質が仮に放出の場合” 原子力規制庁が拡散予測 via NHK News Web
北朝鮮が核実験を行ったと発表したことを受けて、原子力規制庁は、仮に大気中に一定の放射性物 質が放出された場合の広がりを予測した結果を公表しました。10日夕方の時点で、東北の西の日本海まで広がると予測されていますが、原子力規制庁は一般的 に地下の核実験の場合、大気中に放射性物質が放出されることは想定されず、実際に観測されているわけではないことに注意してほしいとしています。 原子力規制庁は、午後7時前に臨時の記者会見を開きました。この中で、放射性物質の拡散を予測するシステム「SPEEDI」を使い、北朝鮮から仮に一定の放射性物質が放出された場合に広がる範囲を予測した結果を公表しました。 それによりますと、放射性物質が9日の午前9時から24時間連続で放出された場合、上空3000メートルまでの間で放射性ヨウ素やキセノンなどが10日午後6時にかけて東北の西の日本海まで達すると予測しています。 続きは“放射性物質が仮に放出の場合” 原子力規制庁が拡散予測
核実験は、安全と平和を保障しない〜「核実験に反対する国際デー」に寄せて〜 via グリーンピース
グリーンピース・インターナショナル(本部)事務局長 バニー・マクダーミッド 8月29日は「核実験に反対する国際デー」です。1945年以来、世界の60カ所以上で2,000回を超える核実験が実施されました。 (略) 核実験が人類と環境に与える悲惨な影響を初めて目にしたのは、私が24歳のときです。1985年、核実験に反対するキャンペーンのために太平洋に向 かって航海するグリーンピースの船「虹の戦士号」に、私は甲板員として乗船していました。私たちの最初の使命は、北太平洋のマーシャル諸島の一つであるロ ンゲラップ島の住民360人を、アメリカが行った核実験による放射能汚染から避難させることでした。 10日間にわたって、女性、男性、老人から子供までの避難を支援しました。多くの人が放射線による被ばくの影響で苦しんでいました。彼らは、先祖 代々住み続けてきた土地を離れなければなりませんでした。悲しいことに、彼らが守ってきた土地は島民に生きる糧を与えてはくれず、むしろ病気をもたらして いました。島民が負わされた悲劇と苦痛は彼らのせいではありません。誰が苦しむことになるのか、ほとんど考えもしなかった人々によってこのような悲惨な目 に合わされたのです。 実際、島民は「人類のため、世界のすべての戦争を終わらせるため」に核兵器は必要だと言われていました。大量破壊兵器が安全と平和への手段であると いう考えの裏にある愚かさは、権力者のあいだに今も残っています。太平洋での核実験はあまり知られていませんでしたが、ロンゲラップ島民の避難に関わった 私たち全員は大きな影響を受けました。しかし、明らかに、核実験を行った当事者は、地球への暴力は人間への暴力であることを、まったく問題にしていなかっ たのです。 ロンゲラップ島での救出行動の後、私たちはニュージーランドに向かいました。「虹の戦士号」はフランス領ポリネシア、ムルロア環礁の東を航海し、フ ランス政府の核実験に抗議する小型船団を組んで指揮を取ることになっていたのです。しかし、私たちの計画は誰も予想できなかった形で変更を余儀なくされま した。1985年7月10日、フランスの情報機関がフランス政府の命令を受けて、「虹の戦士号」に2発の爆弾を仕掛けたのです。爆発が起こって数分で「虹 の戦士号」は沈みました。私たちの友人で同僚のフェルナンド・ぺレイラ(写真家)は、この爆発で死亡しました。 (略) 核実験の悲惨な歴史にまつわる詳細は、多くが隠されたままです。しかし、真実が現れつつもあります。フランス国防省の機密文書は、1960年代から 1970年代に南太平洋で行われた核実験は、それまで認められていたよりもはるかに有害であったことを示しています。フランス領ポリネシアの全体にプルト ニウムが降り注ぎました。最も人口が多いタヒチ島は、最大許容量の500倍の放射能にさらされました。 核実験の犠牲者が手にすることのできた正義は、耐え難いほど遅く、不完全でした。1990年代の初め、アメリカはようやくロンゲラップ島の人々に与 えた被害を認め、長い法廷闘争の後にやっと補償金をいくらか支払うことに同意しました。核実験によって被害を受けた元軍人や市民に対して、フランス政府が 補償する可能性を認めたのも(それも複雑なプロセスで、かつ限られた地域に対してのみ)、2010年になってからでした。核実験の犠牲者の多くはいまだに 認定されずに苦しんでいます。 (略) けれども、日々の暮らしが取り返しのつかないほど大きな被害を受けても、自らの悲劇を「核廃絶のためのたたかい」に変えて生きている人々に、私は大きな感 銘を受けています。ビキニ核実験で被害を受けたロンゲラップ環礁のあるマーシャル諸島共和国は、9つの核保有国を相手取り、「核軍縮の義務を果たしていな い」と国際司法裁判所に訴え出ました。日本では、広島と長崎の被爆者の方々が『ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名』を開始しています。私たちは、彼らを孤立させてはいけません。 全文は核実験は、安全と平和を保障しない〜「核実験に反対する国際デー」に寄せて〜