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被ばくの実態、米国にも 「核実験」テーマに映画製作へ 南海放送・伊東ディレクター /愛媛 via 毎日新聞

米政府が戦後、太平洋で繰り返した核実験による被ばくの実態を米国人に知ってもらいたいと、南海放送(松山市)のディレクター、伊東英朗さん(60)が、米国での上映を目指して映画の製作準備を進めている。  「核実験による放射性物質は米本土にも降り注いだ。事実を知れば、市民はアクションを起こしてくれるはず」と伊東さん。映画は自身が手掛けてきたドキュメンタリー「X年後」シリーズの第3作で、実現に向け資金を募っている。米国で議論を巻き起こし、世界的な社会運動につなげたい狙いだ。 (略) 2012年公開の映画「放射線を浴びたX年後」第1作では、1946~62年に太平洋で行われた100回以上の核実験の被害を伝えた。「第五福竜丸以外にも被ばくしたマグロ漁船乗組員は数十万人以上存在する」と指摘。2015年には第2作を作り、上映会や語り掛け活動で核の恐ろしさを訴え続けている。  今年1月には、核実験に関わり被ばくした英軍の元兵士や遺族を英国で取材。当時の体験を話す彼らの証言により、被害の実態や被ばくがもたらす長期間の影響をより鮮明に浮かび上がらせた。 CFで資金調達  「核実験による被ばくの問題は、世界でほとんど知られていない。伝えることで許せないという意識を持ってほしい」と伊東さん。資金集めは1000万円が目標で、クラウドファンディングのサイト「READYFOR」で12月25日まで募っている。実現すれば日本でも上映したい考えだ。 全文は被ばくの実態、米国にも 「核実験」テーマに映画製作へ 南海放送・伊東ディレクター /愛媛

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放射線を浴びたX年後 via 愛媛新聞

 伊方原発の運転差し止めを求めて松山地裁で争われている訴訟の原告は23都府県の622人。その中に高知県宿毛市の元高校教諭山下正寿さん(67)もいる▲  米国による1954年のビキニ水爆実験は第五福竜丸だけでなく延べ千隻のマグロ漁船に死の灰を浴びせた。3分の1が高知船籍。多くの乗組員が若くしてがんで死んだが、被ばく調査も救済もない。山下さんは埋もれた事実を生徒と調べ、日米の国家的不作為を明らかにした▲  「事実隠しと被害の過小評価。ビキニと東京電力福島第1原発事故は似ています」。ことし5月、伊方訴訟が始まった日に原告団記者会見で語っていた▲ その山下さんとともに隠されたビキニ被ばくを追った南海放送の記録映画「放射線を浴びたX年後」が松山と東京で公開中だ。乗組員の消息を訪ね歩く伊東英朗監督に返ってくる妻たちの答えが黙示に聞こえる。「早くに亡くなりました」「死因はがん系統」「夫はきのこ雲を見たと自慢しよったが、がんで亡くなった」▲ 続きは放射線を浴びたX年後

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