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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: プルサーマル
MOX燃料の価格、ウランの9倍 高浜原発で1本9億円 via 朝日新聞
使用済み核燃料を再処理して作るウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料は、通常のウラン燃料より数倍高価なことが、財務省の貿易統計などから分かった。再稼働した関西電力高浜原発3、4号機(福井県)などプルサーマル発電を行う原発で使われるが値上がり傾向がうかがえ、高浜で使うMOX燃料は1本約9億円となっている。 プルサーマル発電は使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを再利用する国の核燃料サイクル政策の柱とされる。核兵器に転用できるプルトニウムの日本保有量(47・8トン)を増やさない狙いもあるが、国内の再処理施設は未完成なうえ、コスト面でも利点が乏しいことが浮き彫りになった。 電力各社は使用済み核燃料の再処理をフランスなどに委託。MOX燃料は1999年以降、東京電力福島第一、柏崎刈羽、中部電力浜岡、関西電力高浜、四国電力伊方、九州電力玄海の各原発に搬入された。27日に核分裂反応が継続する「臨界」に達した高浜4号機は、核燃料計157本のうちMOX燃料(燃料集合体)が4本、3号機は同じく24本入っている。燃料集合体は燃料棒を束ねたもので、長さ約4メートル、重さ約700キロある。 (略) MOX燃料は当初高速増殖炉で使うはずだったが、原型炉もんじゅ(福井県)は実現の見通しが立っておらず、プルサーマルが核燃料サイクル政策の軸とされる。電力各社は、16~18基の原発でプルサーマル発電をすれば年間6トン前後のプルトニウムを利用できると想定している。 しかし、青森県六ケ所村の使用済み核燃料の再処理工場とMOX燃料加工工場は、稼働が大幅に遅れている。加えて、使用済みMOX燃料は建設中の加工工場で処理できず、その処分方法も決まっていない。 全文はMOX燃料の価格、ウランの9倍 高浜原発で1本9億円
【抗議声明】福島原発事故を無視し、住民の生命をないがしろにする高浜原発3号機の原子炉起動に断固抗議する!
[…]関電や規制庁は「福島原発のような事故を二度と起こさない」という。しかしその想定はあまりにも甘い。事故後60分でポンプ車等の対策は万全となり、格納容器は破損せず、メルトスルーは起こるがその前に放射能放出は終了、よって放射能放出率は福島原発事故の千分の1以下だと言っている。住民の被ばくは5km地点で1ミリシーベルト以下。どれも夢物語だ。福島原発事故を無視し、住民を愚弄するにも程がある。 電気ケーブル不正敷設問題にいたっては、他の原発には不正敷設の実態を報告するよう指示を出しながら、高浜3・4号と川内原発は特例としてこれを免除。規制庁は「現場検査で確認する」というが、電力会社の報告を鵜呑みにし、川内原発の場合はわずか1〜2か所を現場で確認し、それで済ませている。高浜原発3・4の場合は、現場で何を確認しているのかさえブラックボックスだ。ケーブル不正敷設は「新規性基準に違反」と規制庁自ら表明しながら、再稼働を最優先させている。住民の安全を一顧だにしない原子力推進庁になりはてている。 避難計画の実効性は全くない。災害時要援護者の避難は困難を極め、避難手段についても実効性のある計画はいまだなく、多くの在宅の要援護者は介護者と一緒に避難できるのかさえ決まっていない。安定ヨウ素剤は、京都府7市町では各市町1か所に備蓄されているだけで、約8万8千人の舞鶴市民にどのように配布するのか等一切決まっていない。 昨年12月16日に内閣府や福井県等が策定した避難計画(「高浜地域の緊急時対応」をについて、内閣府は「具体的で合理的」と宣言した。しかし、新たに追加された福井県民の汚染検査・除染場所にいたっては、実際には使わない「あやべ球場」が明記されたり、除染場所の確保等もできていなのが実態だ。関係自治体や住民にも説明はない。福井県はこれから「避難計画要綱」を改訂するというが、順序が逆ではないか。 多くの自治体は「再稼働は国の責任」として、自らには責任なしとする態度に終始している。しかし、国が責任を取らないことは福島で明らかだ。自治体の責務を全うするよう強く求める。 福島原発事故を無視し、住民の安全をないがしろにする再稼働に対して、私たちは、福島からの避難者、障がい者団体・支援団体と結びつき、福島事故を学びながら運動を進めている。避難元の福井と京都府北部の住民と連携し、関西一円から再稼働を止める活動を進めている。 安全性の過小評価に対する批判と、避難計画の欺瞞と実態を広く伝えながら、地域住民の声に根差し、今後一層連携活動を強めていこう。 これが私たちの力の源であり、ここに再稼働を止める希望がある。 高浜原発の再稼働を止めていこう。 2016年1月29日 グリーン・アクション 京都市左京区田中関田町22-75-103 TEL:075-701-7223 FAX:075-702-1952 原発なしで暮らしたい丹波の会 南丹市園部町船岡藁無8-2こだま方 TEL:090-3862-2468 美浜の会 大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL:06-6367-6580 FAX:06-6367-6581 全部はこちら。
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平山前知事が「再稼働反対」 via 新潟日報
前知事の平山征夫・新潟国際情報大学学長は25日、新潟日報社の取材に対し、東京電力柏崎刈羽原発をはじめとする全国の原発再稼働について「反対だ」と明言した。知事時代は原発を容認していたが、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定のめどがついていないことなどから、反対の考えに転じた。 平山氏は1992年から2004年まで知事を務めた。再稼働をめぐって反対の発言をするのは初めて。 柏崎刈羽原発7号機は在任中の1997年に営業運転を開始。99年、同原発のプルサーマル計画の受け入れを表明した。2002年のトラブル隠しの影響で一時、同原発の全7基が停止したが、その後運転再開を容認した経緯がある。 平山氏はプルサーマル計画の受け入れに際し、当時の福島、福井の知事とともに、使用済み核燃料の貯蔵保管の在り方や、核のごみの最終処分地選定といった「バックエンド対策」を国民の理解を得ながら具体的に進めるよう国に要望したという。 今回、再稼働反対の立場を鮮明にしたのは、こうしたバックエンド対策の要望から10年以上が過ぎ、東日本大震災による福島第1原発事故を経た中で、「当時と状況がほとんど変わっていないからだ」と強調した。 […] もっと読む。
津波対策「関わるとクビ」 10年 保安院内部で圧力 via 東京新聞
政府は二十五日、東京電力福島第一原発事故で政府事故調査・検証委員会が政治家や東電関係者らに聴取した記録 (調書)のうち、新たに百二十七人分を公開した。当時の規制機関だった経済産業省原子力安全・保安院は、大津波が襲う可能性を認識しながら、組織内の原発 推進圧力の影響で、電力会社にきちんと指導しなかった実態が浮かんだ。 保安院の小林勝・耐震安全審査室長の調書によると、二〇〇九年ごろから、東日本大震災と同じクラスの貞観(じょうがん)地震(八六九年)の危険性 が保安院内でも問題になっていた。独立行政法人「産業技術総合研究所」の岡村行信活断層・地震研究センター長は、貞観地震が福島第一周辺を襲った痕跡を指 摘。自らの調書では「四百~八百年周期で反復していると考えている」と述べた。 岡村氏らの指摘を受け、小林室長らは貞観津波の再来リスクを検討するよう保安院幹部に提案したが、複数の幹部から一〇年に「あまり関わるとクビになるよ」「その件は原子力安全委員会と手を握っているから、余計なことを言うな」とくぎを刺されたという。 当時、国策で使用済み核燃料を再処理した混合酸化物(MOX)燃料の利用が推進されており、保安院の幹部の中には、地震・津波対策より国策の推進を重視する体質があった。 これまでの本紙の取材で、プルサーマル関連のシンポジウムでは賛成派の動員要請などの「やらせ」に加わった。〇六年には、事故に備えた防災重点区域を検討しようとした原子力安全委員に、院長自らが「寝た子を起こすな」と圧力をかけたことも判明している。 続きは津波対策「関わるとクビ」 10年 保安院内部で圧力
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電気事業連合会、プルサーマル計画を先送りする可能性 via FNN
電気事業連合会が、2015年度までに全国の原子力発電所で実施する予定だったプルサーマル計画を、先送りする可能性があることがわかった。 核燃料サイクル事業の1つであるプルサーマル計画は、原子炉で使用したあとの使用済み燃料を再処理して、取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料を、現在の原発で使うもので、大手電力会社で構成される電気事業連合会が、実施計画を策定している。 続きは電気事業連合会、プルサーマル計画を先送りする可能性
MOX燃料、福井・若狭湾に到着 震災後初搬入 via 朝日新聞
原発の使用済み燃料を再処理したプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を積んだ仏からの専用輸送船が27日朝、福井県の若狭湾に到着した。関西電力高浜原発3号機(同県高浜町)向けのプルサーマル発電用で、東京電力福島第一原発の事故後、MOX燃料の国内搬入は初めて。午前7時、船は同原発の敷地内の岸壁に接岸した。 関電は7月8日の原発の新規制基準施行後ただちに、MOX燃料を使ったプルサーマル発電の再開を前提に高浜3、4号機の再稼働を国に申請する方針。 この日搬入されるMOX燃料は、関電の原発から出た使用済み燃料を仏工場で加工した燃料集合体。 (略) 2011年に運ぶ予定だったが、東日本大震災の影響で延期されていた。 全文、続きはMOX燃料、福井・若狭湾に到着 震災後初搬入
電力10社:プルトニウム26.5トン保有 via 毎日jp
電気事業連合会は26日に開かれた原子力委員会の定例会で、電力10社が 保有する核分裂性プルトニウム(海外保有分を含む)は昨年末時点で約26.5トンに上ることを報告した。一方、プルトニウム利用計画については、現時点で は作成のめどが立っていないとした。福島原発事故の影響で原発の再稼働の見通しが立たないうえ、原発の燃料としてプルトニウムを使用するプルサーマル計画 の実施も困難な情勢のためだ。 電事連によると、電力会社ごとの保有量の内訳は、関西電力8.7トン▽東京電力8トン▽日本原電3.3 トン▽中部電力2.6トン−−の順に多かった。核分裂性プルトニウムは核兵器などに転用される恐れがあり、利用目的のない余剰が発生すれば国際社会の懸念 を招くため、電事連は将来的に16〜18基の原発でプルサーマルを導入する方針だ。 続きは 電力10社:プルトニウム26.5トン保有
原発批判を削除要請、発行直前に出版中止 西日本新聞社 via asahi.com
九州でブロック紙を発行する西日本新聞社(福岡市)が、環境活動家に執筆を頼んだ地域づくりに関する本を、九州電力玄海原発でのプルサーマル発電を批判した記述について削るよう求めたうえ、著者が応じたにもかかわらず、昨年12月に出版中止にしていたことがわかった。担当編集者は著者に中止の理由を「上層部の意向」と伝えていた。 編集の最終段階だった本の出版が中止になるのは異例。西日本新聞社は朝日新聞の取材に応じていない。 続きは 原発批判を削除要請、発行直前に出版中止 西日本新聞社
北陸電、志賀原発のプルサーマル「着実に進める」 via 日本経済新聞
北陸電力は19日、同社が志賀原子力発電所(石川県志賀町)での核燃料を再利用するプルサーマル発電計画を「凍結」するとの一部報道について「凍結の事実はない。着実に進めていく方針は変わらない」(地域広報部)とコメントした。 同社は志賀原発1号機で2015年度を目標にプルサーマル発電を導入する計画だが、福島第1原発の重大事故を受けて、プルサーマルに理解を 求める地元活動を自粛している。国による計画の審査の手続きも見通しが立ちにくくなった。同社は「実施時期については申し上げる段階にない」(同)として いる。 プルサーマル計画をめぐっては、「やらせ」問題があった北海道電力が17日、泊原発3号機(北海道泊村)でのプルサーマル発電の来春導入を中止すると表明した。 続きは北陸電、志賀原発のプルサーマル「着実に進める」
東日本大震災:四国電力株主総会 原発の是非、質問相次ぐ /愛媛 via Mainichi jp
◇伊方3号機の再稼働に不満の声四 東京電力福島第1原発の事故後、初めて開かれた四国電力(高松市)の株主総会。昨年を大幅に上回る296人の株主が出席した総会では、原発の是非を巡る質問が相次いだ。7月10日に伊方原発3号機(伊方町)の再稼働を目指す四電は原発維持の従来方針を繰り返したが、深まらない議論に株主からは不満の声も聞かれた。【浜名晋一、栗田亨、広沢まゆみ、馬渕晶子】 ■株主総会 「伊方原発で事故が起こったら、瀬戸内海は放射能の海になる。私には子どもや孫がいる。原子力以外の発電をしてほしい」 初参加したという高齢の女性株主が切々と訴えるなど、2時間を超えた総会の質疑のほとんどは、原発を巡る議論に費やされたが、四電側は原子力を中心にした発電という従来と変わらない回答を繰り返した。 脱原発を主張する株主は議案提出に必要な規定の株数を集められず、総会で採決されたのは事業報告や役員人事など会社提案の6議案のみとなった。だが、質疑では脱原発を掲げる市民団体の株主が行った福島第1原発事故についての質問に、千葉昭社長が「原発事故はひとたび起こると悲惨な状況になる。電源車や緊急用電源の配備など、今できることから一つ一つ積み上げていく」と回答。しかし、伊方3号機のプルサーマル発電中止を求める意見に四電側は「安全を最優先に、プルサーマルを続けたい」と突っぱねた。 続きは東日本大震災:四国電力株主総会 原発の是非、質問相次ぐ /愛媛