伊達市議会「被曝データ提供特別委員会」設置〜宮崎早野論文問題via OurPlanetTV

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調査をリードしてきた市議会
「宮崎・早野論文」をめぐっては2017年6月以降、現在、議長を務める高橋一由議員が、仁志田昇司市長(当時)や半澤隆宏直轄理事(当時)を相手どり、2年にわたって、激しい質疑を展開。伊達市民の外部被曝線量データが、市の正式な手続きを経ずに研究者に提供された疑いがあるとして追求を続けてきた。その結果、昨年12月議会において、高橋議員が「同意」していない市民のデータが論文に使われていたことを突き止めるなど、同問題を解明する上で大きな役割を果たしてきた。

市の調査委員会設置後は、同論文の誤りを指摘してきた黒川眞一高エネルギー加速器研究機構(KEK)名誉教授を招聘して勉強会を開催するなど、非公式な立場で問題に取り組んできた。しかし、5月に招聘した論文著者の宮崎真福島県立医科大講師は、議会の出席要請を拒否。市民の代表として十分な権限を発揮できずにいた。今回の特別委員会の設置で、公式に調査の枠組みができたことで、今後、市当局とは異なる独自の取り組みを行う可能性もある。なお市の調査委員会は7月11日に開催される予定。

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