福島第1原発事故の収束は進んでいるのか。via 河北新報

事故後に報道機関に初公開されたおととし11月以来、再び原発に入った。

(略)

▼常設の放射線量測定器の値も下がった。当時は最高で毎時90マイクロシーベルト台で、今は6マイクロシーベルト台。今回は車内視察だったこともあり、服 装は私服でマスクも風邪用の物で済んだ。防護服と全面マスクで臨んだ前回と大違いだ▼それでも好転の実感を持てない。燃料取り出しが具体化したのは4号機 だけ。がれき撤去も高線量で人が近づけず、遠隔操作の無人重機で一進一退を続ける

▼作業員は依然、完全防護で身を固める。長時間被ばくを避けようと、1時間働いて1回休む。車の中で、休憩中の作業員が首をうなだれて座席にもたれていた

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