Monthly Archives: November 2020

<ふくしまの10年・元牛飼い2人の軌跡>(1)外に出るな 汚染されている via 東京新聞

東京電力福島第一原発から北西に三十キロ以上離れた福島県飯舘村前田地区。ここで乳牛約五十頭を飼い、地区の区長もしていた長谷川健一さん(67)は東日本大震災四日後の二〇一一年三月十五日夕、地区の住民を集会場に集めてこう伝えた。 「家の外にはできるだけ出ない方がいい。畑の野菜も汚染されてっから、食べちゃなんねえ」。長谷川さんは、原発が極めて厳しい状態だと、東工大大学院で核物理を学び、役場で農政担当をしていた杉岡誠さん(44)=現村長=から聞いていた。 […] 汚染蒸気は風に乗って飯舘村がある北西方向に向かい、運悪く降っていた雨と雪とともに村内一円に降り注いだ。隣接する南相馬市や浪江町から避難してきた人たちもいた。昼ごろから放射線量が急上昇。前田地区では毎時一〇〇マイクロシーベルトを超えていたと後に知った。 「飯舘の酪農は駄目になるかもしんねえな」。長谷川さんは覚悟し、翌十六日朝、長男や孫らを千葉県の弟宅に送り出した。自身は牛の世話があるほか、区長としての務めもあり、妻の花子さん(66)と残った。苦しい年月の始まりだった。 全文

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原発事故関連も廃棄したという 福島県のずさんな文書管理に疑問 via 東京新聞

 東京電力福島第一原発事故から間もなく10年を迎える。重要なのは被災状況や行政の対応を丁寧に振り返り、浮かび上がった課題を教訓にすること。ただ、記者の体験からは、事実関係の把握で重要な手掛かりになる文書の管理について福島県は雑な印象がぬぐえない。過去から学び、教訓をどう伝えるか、改めて考えるべきではないか。(榊原崇仁) 「廃棄せず保管」のお達し出ていたはずなのに  福島県内部では早い時期から、事故当時の文書管理に関する「お達し」が出ていた。2012年3月に災害対策本部事務局長名で「確実な保管をお願いする」と各部局に要請があり、14年10月には文書法務課長名で「保管期間満了後も即時に廃棄せず、当分の間は保管を」と周知された。  しかし、適切な文書管理が徹底されているかというと疑問に思わざるを得ない。記者は以前、発災直後に県が避難者向けに行ったスクリーニング(体表面汚染測定)を検証するため、実動を担った各保健福祉事務所に関連文書を情報開示請求した。  首をかしげたくなったのは、県南保健福祉事務所(白河市)が出した不開示決定だった。「開示できる文書はない」との判断で、通知書に「保存期限を過ぎて廃棄しているため」と理由が記されていた。汚染の程度を調べるスクリーニングは、県のマニュアルにある代表的な避難者対応だった。県文書法務課の浅倉孝総括主幹は「関連文書は長期保管の対象になる」と語る。  ところが廃棄の理由を同事務所に尋ねると、「手書きの集計表やその清書のような一覧表が数枚残っていた」と話したが、正規の記録票のほか、県庁からの指示や、具体的な作業実績を記した文書は見つからなかった。同事務所の戸井田光洋・総務企画課長は「一連の文書が存在していたのか、あったけど廃棄したのか分からない。かなり前の話なので…」と釈明した。  他の複数の保健福祉事務所も、情報開示請求に「保有していない」との理由で不開示決定を出した。 試算結果、メール、議事録音なども消去  ずさんな文書管理で思い出されるのが、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)に関する問題だ。発災直後の11年3月12日深夜から16日朝にかけ、県はSPEEDIの試算結果を国側からメールで受け取りながら避難に役立てることなく、大半を消去してしまった。受信容量を確保しようとデータを整理する中で、重要なメールも削除した。 […] 全文

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Japan to resume accepting nuclear waste from UK via NHK World

The operator of a storage facility in northern Japan is making arrangements with power companies to resume accepting shipments of highly radioactive nuclear waste from spent fuel reprocessed in Britain. NHK has learned that Japan Nuclear Fuel Limited has started … Continue reading

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A Body in Fukushima via Eiko and Koma

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核賛成派が「脱原発反対」の根拠とした国連報告書の要約に誤り via Hankyoreh

2018年10月に採択された国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の地球温暖化に関する『1.5度特別報告書』は、地球の気温を産業化以前より1.5度以上上昇させないための方法として、「2050年カーボンニュートラル(炭素中立)」(二酸化炭素の純排出量ゼロ)を国際社会に公式に提示した重要な報告書だ。脱原発を推進する側にとって、この特別報告書はエネルギー転換政策の土台であり、かつ障害だった。 […] IPCCが原発を増やすべきだと勧告したとか、同特別報告書が原発を拡大しなければ気候危機に対処できないとの結論を下した、という原子力学界などの説明は事実と異なる。 […] 全文

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Atomic bomb survivors hope Biden steers U.S. away from nukes via Asahi Shimbun

[…] Biden, the Democratic nominee for president, issued a statement on Aug. 6 to mark the 75th anniversary of the atomic bombing of Hiroshima. “I will work to bring us closer to a world without nuclear weapons, so that the … Continue reading

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Radionuclides from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant in terrestrial systems via Nature Reviews Earth and Environment

Yuichi Onda, Keisuke Taniguchi, Kazuya Yoshimura, Hiroaki Kato, Junko Takahashi, Yoshifumi Wakiyama, Frederic Coppin & Hugh Smith  Abstract The 2011 Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant (FDNPP) accident, Japan, released the largest quantity of radionuclides into the terrestrial environment since the 1986 accident at Chernobyl. This accident resulted in … Continue reading

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In desperate search of disposal sites for its nuclear waste, Japan offers poisonous grants to two small villages via Equal Times

By Carmen Grau One morning in September, 87-year-old retiree Masao Takimoto was reading the newspaper in his house in Kamoenai when a news story captured his attention, ruined his day and changed the course of this quiet fishing village on the … Continue reading

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避難指示解除の福島 双葉町 住民が災害公営住宅を見学 via NHK News Web

(略) 福島第一原子力発電所があり、全域に避難指示が出されていた双葉町では、ことし3月に一部の地域で避難指示が解除され、双葉駅の周辺が国が先行して除染などを進め住民の帰還を目指す「特定復興再生拠点区域」に指定されています。 駅の西側には88戸の災害公営住宅が建設される予定で、8日、町外に避難している住民たちが参加して工事現場の見学会が行われました。 参加者たちは土地の造成が進められている現場を歩きながら、町の担当者から工事の進捗状況の説明を受けました。 この災害公営住宅は駅に隣接していて、周辺に自然が広がっているのが特長だということで、参加者たちは写真を撮りながら状況を確認していました。 (略) この災害公営住宅の入居希望者の募集は、来年の夏ごろに行われる予定です。 全文は避難指示解除の福島 双葉町 住民が災害公営住宅を見学

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U.S. Nuclear Bomb Overseer Quits After Clash With Energy Chief via Bloomberg

By Ari Natter and Jennifer Jacobs  Lisa Gordon-Hagerty was told that Trump didn’t support her  Gordon-Hagerty, Brouillette were embroiled in budget dispute The U.S. official overseeing the nation’s nuclear weapons stockpile resigned Friday after clashing with Energy Secretary Dan Brouillette. Lisa E. Gordon-Hagerty, … Continue reading

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