2020年3月24日 17時37分聖火リレー オリンピック
東京オリンピックの延期が検討される中、“復興の火”として東日本大震災の被災地でともされているオリンピックの聖火が、24日から福島県内で展示され、会場には多くの人が詰めかけました。JR福島駅前の広場では午後2時半から“復興の火”を点火する式典が行われ、初めに震災のあった9年前の3月11日に生まれた小学生4人が、聖火の入ったランタンを持って入場し、聖火皿の除幕式を行いました。
そして聖火が聖火皿に移されると、大きな拍手が沸き上がりました。
会場には聖火を一目見ようと多くの人が訪れ、県の担当者などが新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、1メートルずつ間隔を開けて整列するよう呼びかけていました。
さらに近づいて観覧できるのは15秒ほどに制限され、訪れた人は次から次へと入れ代わりながら聖火に近づき写真を撮影していました。
聖火リレーは26日、福島県をスタートする予定ですが、県には、24日午前、大会組織委員会から、ランナーがトーチを持って走る方法では行わないという連絡があったということです。
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