ドラマで話題の「ラジエーションハウス」そのリアルとは
月曜9時に放送していたドラマ「ラジエーションハウス」。ラジエーションとは放射線を意味し、ハウスが付くことで放射線科となる。
これまで注目されることのなかった『放射線技師』を主人公としたことで注目が高まっている。
しかしドラマの中ではなく、実際の現場を知っている人は少ないのではないだろう。では「ラジエーションハウス」の現場はどうなっているのか。
今回取材するのは米子市の鳥取大学医学部附属病院の「ラジエーションハウス」だ。
CT・MRIで患者を撮影するのが ドラマの主人公になっている「放射線技師」。
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多忙の原因は成り手の少なさ
こうした現状に鳥取大学医学付属病院放射線部長は
鳥取大学医学付属病院放射線部藤井進也 部長:
放射線科を目指す学生の数は少ないのが現状です。日本全体の放射線科医の数も少ないし、 山陰地方も十分ではないです。
日本は画像を撮影するCTやMRI保有台数は世界1位だ。
しかし、人口に占める放射線科医の人数はアメリカの4分の1であるため医師ひとりに大きな負担がかかっているのが実情である。
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多忙を極める放射線科に密着
今回そんな多忙を極める放射線医師と放射線技師に密着した。午前9時からIVRの手術だ。
『放射線技師』の仕事は撮影するだけではない。
IVRとは画像を見ながら体内に細い管・カテーテルを挿入する治療で体への負荷が小さい最新医療だ。
鳥取大学では年間約1000件をこなし全国でも有数の医療実績を誇っている。
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