31年前、史上最悪の原発事故を起こしたウクライナのチェルノブイリ原発周辺で、福島大学が現地の専門家らと共同で環境調査を行うプロジェクトを開始しました。
このプロジェクトは、東京電力福島第一原発の事故後に日本で開発された放射性物質のモニタリング技術などを活用して、チェルノブイリ原発周辺にある立ち入り禁止区域の環境回復を支援する目的で行われます。
事故を起こしたチェルノブイリ原発4号機の間近にあって当時汚染された冷却水の貯水池は、廃炉に向けて給水が止められたことで急速に水位が下がっています。水位の低下が周囲にどんな影響を与えるのかを調べるため、放射線量測定などの調査が始まりました。
「ウクライナでの研究活動が、福島第一原発事故で汚染された環境の今後数十年にわたる管理にいろんなヒントを与えてくれると思う」(福島大学・環境放射能研究所 難波謙二所長)
続きは福島大学など共同プロジェクト、 チェルノブイリ周辺で環境調査
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