窪塚洋介 日本政府を批判「弱者に目も向けない」via デイリースポーツ(Yahoo!ニュース)

俳優の窪塚洋介(37)が21日、都内で行われた米映画「沈黙-サイレンス-」の初日舞台あいさつで「弱者」に対する政府の姿勢に疑問を投げかけた。

映画はマーティン・スコセッシ監督(74)が江戸初期の長崎を舞台に隠れキリシタンへの弾圧を描いた。司会者から「社会的弱者に対するこの映画のメッセージは?」と質問されると、窪塚は「2011年の3月11日に東北大震災(東日本大震災)が起こってたくさんの弱者が生まれました。なのに、この国のみっともない政府の連中は他の国には1兆、2兆、3兆円とオレたちの血と汗の税金を使って、ばらまき倒して自分の国の弱者には目も向けないじゃないですか」と厳しい言葉で現状を分析した。

その分析を踏まえ、窪塚は映画のテーマになぞらえ「神が沈黙しているのなら、自分の心に答えを見つけて前に進んでいかなきゃいけない。重い映画だけど、オレたちを導いてくれるし、今の時代に必要だと思う。マーティン・スコセッシ監督は命がけです」と強調した。

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