12日、芥川賞作家の柳美里氏が自身のTwitterアカウント上で、反原発派からの批判に反論する一連のツイートを投稿した。
「ゴールドラッシュ」「命」などの作品で知られる柳氏。2015年に神奈川県鎌倉市から福島県南相馬市に移住している。南相馬市の高校で特別講師を担当したこともある柳氏は、来年4月に南相馬市で2つの高校を合併して開校する福島県立小高産業技術高等学校校歌の作詞を手がけている。
そんな柳氏が12日、自身が南相馬市で暮らし、高校の校歌を作ることに対して「『脱原発』『反原発』を標榜している人」の中で「罵詈雑言を投げつけてくる人が多い」と不満を綴ったのだ。続けて柳氏は「原発事故による被害を利用する(あるいは被害を期待する)運動」には「賛同できない」と自分の立場を鮮明にした。
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さらに自身の立場について「福島県南相馬市で生活をし、生活者として感じたことを伝えていきます」「『運動』には、加わりません」と宣言。最後に「『反原発』『脱原発』の『運動』のために拡散するデマが「福島の土地や食べ物や人に対する差別や偏見を助長しています」と持論を唱えたのであった。
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