伊方原発 耐震性に不安 再稼働に県内から反発や注文 [大分県] via 西日本新聞

四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が再稼働した12日、最短で45キロしか離れていない県内でも反発や注文の声が上がった。再稼働に反対する 市民団体は同日夕、大分市中心部で抗議活動を行い、「一刻も早く原発を止めなければ取り返しがつかなくなる」と危機感を募らせた。

豊後水 道を挟んで伊方原発から45キロの距離にある大分市佐賀関。県漁協佐賀関支店の担当者は「事故が起きないことを祈るだけ」と言葉少なに語った。周辺は関あ じ、関さばの漁場として知られ、事故が起きればブランドイメージに直結する。県漁協は「県を通じてわれわれの要望を四国電力側に伝えている」と話す。

(略)

伊方原発から6~8キロの海底には日本最大規模の「中央構造線断層帯」があり、「いつ起きるか分からない地震に原発は耐えられるのか」といった懸念 の声も根強い。熊本地震では大分県側の断層帯も活発化したことから、「伊方原発をとめる大分裁判の会」の小坂正則事務局長(63)は「東日本大震災が示す ように想定外の事態は起きうる。原発を止めること以上の安全対策はない」と語った。

重大事故が起きれば、伊方原発以西に住む佐田岬半島住民の受け入れ先ともなる大分県。広瀬勝貞知事は「国および電力会社の安全性の確保について注視していく」とコメント。大分市の佐藤樹一郎市長も「安全性の徹底的検証と安全対策に万全を期していただきたい」と注文した。

全文は伊方原発 耐震性に不安 再稼働に県内から反発や注文 [大分県] 

This entry was posted in *日本語 and tagged , , , , , . Bookmark the permalink.

Leave a Reply