もんじゅ「動かすことが前提」 馳浩文科相「廃炉という選択肢はまったくない」via 朝日新聞

馳浩文部科学相は20日、朝日新聞のインタビューに応じ、原子力規制委員会から見直し勧告を受けた高速増殖原型炉「もんじゅ」について「廃炉という選択肢は現段階でまったくない」と述べた。馳氏は「動かすことが前提」とも語り、勧告に従って運営主体を変更し、研究計画通り発電と高レベル廃棄物に含まれる放射性物質の半減期を短くする研究に取り組む施設として維持する考えを示した。

新主体の選定状況を馳氏は「経産省外務省、官邸などとの調整が必要だが、今がどの段階かは言えない」として明言を避けた。

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ログイン前の続き昨年11月の規制委勧告は、日本原子力研究開発機構に代わる運営主体が示せなければ、もんじゅのあり方を抜本見直しするよう求めている。

もんじゅのような高速増殖炉開発は現在、ロシアや中国などに限られ、コストなどの観点から米国やフランスなどでは下火になっている。馳氏は「費用対効果を示してもんじゅの意義を説明していく必要がある」としながら、「世界の動向も踏まえながら判断していく必要がある」とも話した。(竹石涼子、小野甲太郎)

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