福島の子供の甲状腺がん、57人に 「放射線の影響はみられず」福島県 via msn.産経ニュース

東京電力福島第1原発事故による健康への影響を調べている福島県は24日、震災当時18歳以下の子供約37万人を対象に実施している甲状腺検査で、 甲状腺がんと診断が確定した子供は5月公表時の50人から7人増え57人に、「がんの疑い」は46人(5月時点で39人)になったと発表した。

(略)

調査を担当する福島県立医大は、今回初めて県内を4つに分けた地域別の結果を公表。検査を受けた子供のうち、疑いを含めた甲状腺がんの発症割合は、第1原 発周辺で避難などの措置がとられた「13市町村」では0・034%。県中央の「中通り」は0・036%、沿岸部の「浜通り」は0・035%と地域差はな かった。

原発から一番遠い「会津地方」は0・028%とやや低めだったが、医大は検査を終了した子供が、ほかの地域に比べ少ないためと説明した。

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