10月の福島県知事選に向け、共産党県委員会などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」は12日、県民へのアピール文を公表。護憲を掲げる同党だが、知事選では他党との共闘を模索しており、「憲法を守る」という趣旨の文言を盛り込まなかった。
6月に公表した知事選への政策提案にあった「憲法を守り生かす」との文言を、今回は外した。
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県委員会の久保田仁委員長は取材に「憲法を守るというと他党と(共闘を)協議するときに入り口で引っかかる可能性がある。個々の政策にこだわっては原発事故後の対応が進まないから外した」と説明している。
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◇“オール福島”四つの願いで国にもの言える県政を県政つくる会 知事選向けアピールvia しんぶん赤旗によると
オール福島」の願いが、(1)国は事故収束宣言を撤回し、県内原発すべての廃炉を決断する(2)徹底した除染・賠償の国の責任を果たし、原発事故前の福島を取り戻す(3)子どもと県民の健康を守るために国が全責任を果たす(4)県民一人ひとりに寄り添った長期にわたる国の復興支援策を求める―に集約できたとしています。