日立 リトアニアの原発建設受注へ via NHK News Web

日立製作所は、優先交渉権を獲得したものの、国民の反対によって凍結状態となっていたバルト3国の1つ、リトアニアでの原子力発電所の建設計画について、リトアニア政府との合意を得て、発電所の建設を受注することになりました。

リトアニアでは、政府が北部のビサギナスで原発を建設する計画を発表し、日立製作所が優先交渉権を獲得しましたが、おととし実施された国民投票で、反対が多数を占めたため、計画は凍結状態となっていました。
しかし、国民投票には拘束力がないことに加えて、ロシアにエネルギーのほとんどを依存している状況から脱却したいとして、ことし3月、リトアニア政府は、すべての政党が合意する形で計画を進める方針を決めました。

(略)

発電能力は130万キロワット、建設費用は4000億円から5000億円程度で、2020年代前半の稼働を目指すということです。
日本のメーカーでは、東芝がブルガリアで原発1基を受注する見通しとなっていて、ロシアへのエネルギー依存を減らそうという各国の動きに合わせて、日本企業も受注活動を強化しています。

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