3県原発訓練 荒天時の海路に懸念も via 読売新聞

九州電力玄海原子力発電所(玄海町)での事故を想定して30日に行われた防災訓練。県境をまたぐ初めての広域避難訓練では、唐津市の離島住民らが福岡、長崎へバスや漁船で移動。参加者の間には、遠くへ避難できたことへの安堵(あんど)感、移動が悪天候時だった場合の不安感が入り交じった。

 住民や防災機関関係者ら約2500人が参加。唐津市沖の松島、同市東部の浜玉町の計30人は福岡市へ、唐津市西部沖の向島の15人は長崎県平戸市へ、それぞれ漁船やバスを使って避難した。

 避難先の福岡女子高(福岡市西区)に到着した唐津市浜玉町の会社員松尾美和さん(51)は「福岡方面は生活圏も近く、複数の避難路も確保できるので安心につながる」と評価。松島から自分の漁船で避難した漁業宗(そう)和則さん(47)は「島が見えないほど遠くまで避難できたので安心感はあった」と語った。

 一方、向島の住民は漁船5隻で約1時間かけて、平戸市の港に到着。漁業樋口勝さん(57)は「海が荒れたら長時間の航行は難しい」と不安を口にした。

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2 Responses to 3県原発訓練 荒天時の海路に懸念も via 読売新聞

  1. norma field says:

    主に好意的な感想が報じられるなか、懸念を示すものをが見出しに載せられたところが興味ぶかいです。

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