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Daily Archives: 2013/09/26
The Third Citizen–Scientist International Symposium on Radiation Protection Brief Introduction
The Third Citizen–Scientist International Symposium on Radiation Protection Brief Introduction This symposium aims at scientifically examining the health effects of exposure to radiation resulting from the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant disaster, and realizing the implementation of health protection measures … Continue reading
第三回 市民科学者国際会議 開催趣旨
第三回 市民科学者国際会議 開催趣旨 ~福島第一原発事故の放射線被ばくによる健康影響を科学的に究明し、対策を実現するために~ 私たちは、2011 年 3 月以降、福島第一原発事故による被害と被ばくの最小化にそれぞれの立場から取り組んできました。放射能汚染に脅かされる被害者、子ども、市民は、よりよい放射線防護、放射能対策の確立を求めています。そのためには、とらえどころのない放射線による健康影響を科学的に究明していかなければなりません。このたび、2013 年 10 月に第三回「市民科学者国際会議」を開催して、国内外の市民科学者が放射線による健康影響とその対策について議論し、国際的なネットワークを広げることをめざします。みなさま、ぜひご協力ください。 10 月 13 日はレクチャー形式で講演を行ない、翌 14 日は午前中にワーキングセッションと、午後からは国際会議場にて円卓会議を行います。 現在3つのワーキングセッションを考えており、以下の形で準備を進めています。 セッション1.生物影響とメカニズム セッション2.疫学と線量評価 セッション3.健康に関する法と権利 現在、日本政府は原子力発電所の再稼働や海外輸出に向けた政策を着々と進めています。一方で、福島第一原発の事故処理作業は、今後数十年の歳月が費やされることとなり、チェルノブイリのように石棺で閉じ込める作業を開始できるのは、今から30年後であるとも言われています。福島第一原発事故を経験した私たちが生きている間に”石棺“の完成を見ることができるかさえわからない、といった状況にあります。現場では汚染水対策もままならず、被ばくを含む過酷な労働環境に置かれる人々の人数は今後、膨大な数におよび、また数十年以上に及ぶ収束作業のあいだ、突発的に何が起きるとも知れません。再び放射能の恐怖に怯える事態を多くの人々が懸念しています。 それにも拘らず、日本政府および政府に雇われた放射線専門家たちは、科学の名の下に低線量被ばくの健康影響がほとんどないかのように扱い、年間20ミリシーベルトを下回ると規定する地域には住民を帰還させようとしています。健康調査も福島県のみにおいて甲状腺検査を中心に調査内容や対象もきわめて限定しています。国際放射線防護委員会(ICRP)は住民等の利害関係者との対話と称して、一方的な価値観を反映するセミナーを行い、国連科学委員会(UNSCEAR)は日本政府が代表として推薦する放射線専門家と相談した線量推定に基づき健康影響がないとする報告によって、その政策を後押ししています。米国による原爆投下後の広島・長崎、チェルノブイリ原発事故後の旧ソ連3国、さらに核開発・核実験に伴う数々の被害地において行ってきたことを繰り返しています。 昨年、議員立法により制定された「子ども・被災者支援法」において被ばくを避けて移動する権利が認められ、生涯にわたる健康診断、医療費減免、健康影響に関する調査研究およびその促進を政府の責任で行うことが明記されています。また、国連人権理事会の報告では年間の追加被ばく線量1ミリシーベルト以上の地域における支援法の実施を勧告しています。また、ICRP 勧告におけるリスク対経済効果(リスク・ベネフィット論)の観点は、個人の権利よりも集団的利益を優先するため、健康に対する権利の枠組みに合致しないと指摘しました。ところが、政府は支援対象地域を決める基本方針の策定を 1 年間以上先延ばしした結果、法の趣旨、立法者、そして被災者の意志を反映することなく、既存の政策と方針を寄せ集めたものをもって実施すると 2013 年 8 月 30 日に発表しました。著しい人権侵害を重ねているのです。 こうした強力な分断政策に対抗するには、市民が自らの手で放射線や放射能を測定し、健康影響の科学的医学的知見を学び、被害の拡大を食い止める方策を考えていくことから始めるしかありません。国内外の科学者とともに学び、研究や活動をしながらネットワークが広がれば、大きな力になっていくでしょう。市民科学者国際会議がそのための場となることを期待しています。 第1回の市民科学者国際会議は、福島第一原発事故から半年後の2011年9月に日本財団主催により福島県立医大で開かれた「国際専門家会議」を検証する形で10月に開きました。日本政府の事故対応の評価、そして福島県に限定された健康調査の枠組みが、国際的な専門機関を渡り歩くごく一部の専門家たちの極めて偏った指導下で決まったことを問題化しました。 第2回の市民科学者国際会議は、ちょうど「原子力規制委員会設置法」と「子ども・被災者支援法」がほぼ同時に成立した2012年6月に福島県の猪苗代にて開催しました。20世紀にはじまる核開発とその使用、そして原子力の民間利用とその事故、そして医療放射線による健康影響などから得られた知見を基にした、放射線の健康影響に対する基本的な考え方から始まり、東京電力福島第一原子力発電所事故による汚染や被ばくの概要、測定や健康相談を通した対策のあり方を確認しました。現地の方々の声を通して被ばくと健康は、科学的医学的問題であると同時に社会・人権問題であることが浮かび上がりました。 第3回の今回は、現在、福島県で行われている健康調査が新たな展開を見せ、国際的な原子力機関、核・原子力開発を進める各国の専門家、そして日本の原子力・放射線影響の研究者らが彼らにとって都合のいい見解をまとめようとしています。これらに対し、健康影響研究と疫学調査を精査することのできる第三者機関の設置と、検証可能な独立した研究調査の実施、そして必要とされる医療とケアについて、今後の実践へとつながる具体的なプログラムの構築に道筋をつけたいと考えています。多くの研究報告がなされている広島・長崎、スリーマイル島、チェルノブイリでも、健康影響の内容や規模、被ばくや汚染との関連において解明されていない事項があり、長期にわたる健康影響については、今後なされるべき研究項目は多岐に渡り、そして最終的な結論というものを未だ人類は持ち得ておりません。福島での研究調査もチェルノブイリをはじめ、世界の研究調査動向とつながっていく必要があるでしょう。行政や専門家による研究調査をいかに検証し、批判し、利用していくか、そしてそれらをいかに防護、医療、そしてケアに結び付けていくか、市民による測定、研究、調査、対策はどのようであるべきか、そしてさらには法的、倫理的、社会的な課題について、議論していく場にしていきたいと考えております。 市民科学者国際会議実行委員会 実行委員長 岩田渉 第三回 市民科学者国際会議 開催趣旨 ダウンロードは 第三回 市民科学者国際会議 … Continue reading
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Tagged Citizen-Scientist International Symposium on Radiation Protection, CSRP, 健康, 公正・共生, 市民科学者, 市民科学者国際会議, 東日本大震災・福島原発, 被ばく
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市民科学者国際会議のご案内 The 3rd Citizen-Scientist International Symposium on Radiation Protection
The 3rd Citizen-Scientist International Symposium on Radiation Protection 第三回市民科学者国際会議 ~福島第一原発事故の放射線被ばくによる健康影響を科学的に究明し、対策を実現するために~ 開催日 2013 年 10 月 13 日 (日) ~ 10 月 14 日 (月・祝) Date 13th and 14th of October, 2013 会場 国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟 〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町 3-1 参宮橋駅 (小田急線)、代々木公園駅 (千代田線) … Continue reading
柏崎刈羽原発の安全審査を容認 新潟知事が表明 via 日本経済新聞
東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働問題で、新潟県の泉田裕彦知事が26日、東電の安全審査申請を容認する考えを表明することが、県への取材で分かった。東電側に文書で方針を伝えた。 泉田知事は25日に東電の広瀬直己社長と会談。広瀬社長がフィルター付きベント(排気)設備を追加設置し、事故対策を強化する考えを表明したことに、一定の評価をしたとみられる。 東電は原子力規制委員会への申請を進める方針で、安全審査の手続きが動きだす見込み。 続きは柏崎刈羽原発の安全審査を容認 新潟知事が表明 当サイト既出関連記事: 「お金と安全どちらを大切にする会社?」新潟県知事に突っ込まれた東電険し「原発再稼働」via J-Cast Tokyo Electric gets OK to seek restart of world’s largest nuclear plant via Reuters
Why the US experienced a near nuclear disaster in 1961 via Helium
There are certain indelible images that are forever etched into the minds of most Americans. For younger generations, perhaps it is the site of the Twin Towers on fire after the terrorist attacks on 9/11. For older generations, it might … Continue reading
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Tagged health, Hiroshima/Nagasaki, North Carolina, Nuclear Weapons, Safety
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Tokyo Electric gets OK to seek restart of world’s largest nuclear plant via Reuters
(Reuters) – Tokyo Electric Power Co took an initial step forward on Thursday in its plan to recover from the Fukushima nuclear disaster by winning approval from a previously reluctant local governor to apply to restart a plant in western … Continue reading
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Tagged East Japan Earthquake + Fukushima, energy policy, health, Hirohiko Izumida, Kashiwazaki Kariwa, restart, TEPCO
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「お金と安全どちらを大切にする会社?」新潟県知事に突っ込まれた東電険し「原発再稼働」via J-Cast
「おたくの会社はお金と安全、どちらを大切にする会社ですか」と聞かれ、「お金です」と答える社長はいないだろう。東京電力の広瀬直己社長は新潟 県の泉田裕彦知事からきのう25日(2013年9月)に改めてそう聞かれ、「当然、安全です」と答えた。柏崎刈羽原発6、7号機の1日でも早い再稼働を目 指している東電は、追加の安全対策を示して再稼働申請への理解を求めたが、知事は「預かる」として回答を留保した。「安全です」といっても、そう簡単には 信じてもらえないのが、今の東電の置かれた立場だ。 物別れから2か月半…フィルター付きベント設置は評価 会談は2か月半ぶりで、前回の7月5日の会談では泉田が矢継ぎ早に質問し、途中で広瀬の発言を遮る場面もあり、最後は「どうぞお引き取り下さ い」と言い渡すなど、とげとげしい雰囲気で物別れに終わった。それに比べ、きのうは安全対策としてフィルター付きベントを追加するという広瀬の提案に耳を 傾け、前回は拒んだ東電の文書も受け取った。 (略) 東電は知事の了解を得たうえで、原子力規制委員会へ安全審査を申請する方針だ。会談を終えて広瀬は「(安全審査申請の)事前了解のお願いをさせてい ただいたわけですから、了解をいただいて申請をさせていただきたい」と期待をにじませたが、泉田は「きょうのやり取りを聞いてもなるほどとは思えない」と もいっている。規制委の審査を通っても実際の再稼働には地元の同意が必要で、ボールは知事の手中にある。 東電は柏崎刈羽原発の再稼働を前提にした事業計画で銀行から金を借りている。その一部の借り換えが10月に迫っていて、12月には新たに3000億円を借りなければならない。焦りの色を隠せない。 全文は「お金と安全どちらを大切にする会社?」新潟県知事に突っ込まれた東電険し「原発再稼働」 当サイト既出関連記事:柏崎刈羽原発:フィルター付きベントでも数百ミリ被ばく via 毎日jp
福島 汚染水漏れのタンク底に隙間 via NHK News Web
東京電力福島第一原子力発電所でタンクから汚染水が漏れだした問題で、タンクの底の部分ですでに見つかっていた鋼鉄製の板どうしをつなぐボルトの緩みのほかに、僅かな隙間があることが分かり東京電力でさらに詳しく調べることにしています。 福島第一原発では先月、4号機の山側のタンクから300トン余りの汚染水が漏れているのが見つかりましたが、発見から1か月がたった今も原因は特定できていません。 東京電力で、タンクの底の鋼鉄製の板の継ぎ目に泡ができる薬品を塗って、裏側から吸い取る試験を行ったところ、2本のボルトのすぐ脇に泡が吸い込まれる部分が見つかり隙間があることが分かりました。 今月20日の調査で、ボルトの緩みが見つかった場所ではなく、この2本のボルト自体は緩んでいなかったということです。 東京電力は「僅かな隙間でも大量の汚染水の重さで広がって漏れ出す可能性がある」として、この隙間から汚染水が漏れ出した可能性があるとみてさらに詳しく調べることにしています。 続きは福島 汚染水漏れのタンク底に隙間
まるで隠れキリシタン? 放射能「楽観派」と闘う母親たち via dot.
(抜粋) Aさんが、放射能汚染物質による内部被曝を気にするようになったのは事故から数カ月後。ホットスポットと呼ばれる地域で息子の学校の移動教室が予定されたのがきっかけだった。 声を上げるママ友の影響を受け、情報を集めるにつれ、「楽観派」の義父との葛藤が深まった。最終的に嫁として、義父の孫たちへの「善意」を断ることも、出 前をとる寿司店で使われる魚の産地を確認することも不可能と判断したAさんが決めたルールは「夫の実家以外では寿司を食べさせない」ことだった。 対外的なお付き合いの食事には目をつぶる。その分、家で息子たちが食べる食事には、米をとぐ水から煮炊きに至るまでミネラルウオーターを使う。野菜は放射 能測定検査済み宅配で買う。そうした努力を自分が行うことによって、「息子の体に入る放射性物質の総量を少しでも減らせるのでは」と考えている。 (略) 下の娘がまだ3歳と幼いため、息子を連れ出してくれるママ友の存在は助かる。だから「内部被曝が怖いので息子には海産物を食べさせないで」とは言えな い。これまでの会話から察するに、このママ友は「楽観派」だ。仕方なく、息子に言い含めたのに。あっけらかんとした表情を見れば見るほど「ママはあなたの ためを思って」と言いたくなる。仕事から帰ってきた夫に愚痴をこぼすが、夫もただ笑うだけ。期待する共感は得られない。 AさんもBさんも学校や幼稚園など、身近な場所に、放射能汚染を気にする親は少なくなってきたと感じる。「隠れキリシタン」のように、自分の信念を隠して社交的な付き合いを続ける中で、会話の端々から仲間を探し続ける日々だ。 [写真キャプション] いまでも水道水の代わりに学校に水筒を持たせる親もいる。取材したある家では、2年半の子どもの成長に伴い、水筒の種類が増えたという。「愛情」と受け止めてくれるのが救いだ 全文は まるで隠れキリシタン? 放射能「楽観派」と闘う母親たち
セシウム検査で判明した子どもの体内被曝の深刻度 via dot.
入手したショッキングなデータをまず、ご紹介しよう。常総生活協同組合(茨城県守谷市)が、松戸、柏、つくば、取手など千葉、茨城の15市町に住む0歳から18歳までの子どもを対象に実施した尿検査の結果である。 「初 めの10人を終えたとき、すでに9人からセシウム134か137を検出していました。予備検査を含めた最高値は1リットル当たり1.683ベクレル。参考 までに調べた大人は2.5ベクレルという高い数値でした。いまも検査は継続中ですが、すでに測定を終えた85人中、約7割に相当する58人の尿から1ベク レル以下のセシウムが出ています」(常総生協の横関純一さん) 検査を始めたのは、原発事故から1年半が経過した昨年11月。検査対象全員の146人を終える来年明けごろには、セシウムが検出される子どもの数はさらに膨れ上がっているだろう。 セシウム134と137はウランの核分裂などにより生じ、自然界には存在しない物質だ。福島から近い関東の子どもたちが、原発事故で飛び散ったセシウムを体内に取り込んでいるのは間違いないだろう。副理事長の大石光伸氏が言う。 「子どもたちが食べ物から常時セシウムを摂取していることが明らかになりました。例えば8歳の子どもの尿に1ベクレル含まれていると、1日に同じだけ取り込んでいると言われます。内部被曝にしきい値はないので、長い目で健康チェックをしていく必要があります」 関東だけではない。放射能汚染による体内被曝が、東海や東北地方にまで及んでいることも分かった。福島を中心に200人以上の子どもの尿検査を続けている「福島老朽原発を考える会」事務局長の青木一政氏が、実例を挙げて説明する。 「昨年11月に静岡県伊東市在住の10歳の男児、一昨年9月には岩手県一関市在住の4歳の女児の尿からセシウムが出ました。この女児の場合、4.64ベクレルという高い数字が出たため食べ物を調べたところ、祖母の畑で採れた野菜を気にせずに食ベていたのです。」 (略) 体内にセシウムを取り込むと、どういう影響が出るのか。内部被曝に詳しい琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏が解説する。 「セシウムは体のあ らゆる臓器に蓄積し、子どもの甲状腺も例外ではありません。体内で発する放射線は細胞組織のつながりを分断し、体の機能不全を起こします。震災後、福島や 関東地方の子どもたちに鼻血や下血などが見られたり甲状腺がんが増えているのも、内部被曝が原因です。怖いのは、切断された遺伝子同士が元に戻ろうとし て、間違ったつながり方をしてしまう『遺伝子組み換え』で、これが集積するとがんになる可能性があります」 矢ケ崎氏は、尿中に含まれるセシウム137がガンマ線だけ勘定して1ベクレルだとすれば、ベータ線も考慮すると体内に大人でおよそ240ベクレルのセシウムが存在し、それに加えてストロンチウム90もセシウムの半分程度あるとみる。 体に入ったセシウムは大人約80日、子ども約40日の半減期で排出されるが、食物摂取で体内被曝し、放射線を発する状態が続くことが危険だと言う。 全文は セシウム検査で判明した子どもの体内被曝の深刻度