タンク２基で新たな漏えいか　福島第１原発 via msn.産経ニュース

福島第１原発で地上タンクから約３００トンの高濃度汚染水が漏れた問題で、東京電力は２２日、敷地内にある同じタイプのタンクを点検した結果、２基 の底部表面に最大毎時１００ミリシーベルトの高線量の箇所があるのを確認した。微量の汚染水が漏えいした可能性もあるとみて調べている。

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高線量が計測された底部の接合部付近は乾燥した状態で、周辺に水たまりなどはなかった。タンク内の水位に目立った変化はないという。

第１原発では１９日に４号機山側の「Ｈ４」タンク群にある１基から汚染水が漏れているのが確認された。漏えい量は約３００トンで、原子力規制委員会は国際 的な事故評価尺度（ＩＮＥＳ）の暫定評価を８段階の下から４番目のレベル３（重大な異常事象）とする方向で検討している。

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