福島第1原発:汚染水浄化設備の試運転了承 条件付きで via 毎日jp

原子力規制委員会の有識者検討会は21日、東京電力福島第1原発事故で生じた汚染水から62種類の放射性物質を除去する設備「アルプス」の試運転を条件付きで了承する方針を決めた。浄化作用が向上するが、放射性トリチウムは除去できないとして、東電が模索する処理後の水の海洋放出は認めなかった。

同原発では、溶融した1〜3号機の炉心の冷却で生じた汚染水約23万立方メートルを貯蔵し、現在も増えている。従来の浄化装置は、セシウムしか除去できないが、アルプスは複数の吸着剤を通すことでストロンチウムやプルトニウムなど62核種の放射性物質を取り除ける。

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しかし、アルプスを導入しても放射性トリチウムは高濃度のままで、検討会は処理後も水を構内に保管するよう求めた。東電は15年9月までにタンクを増設し容量を計70万立方メートルに増やす計画だが、それでも2年半後には足りなくなる見通し。【岡田英】

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