第527回
制作: RKB毎日放送
ディレクター: 里山 千恵美福岡市に住むフォトグラファー亀山ののこさん(36)。震災後、東京から移住してきた彼女は、反原発の思いをこめて母と子の写真を撮り続けてきた。それらの写真は昨年、写真集「100人の母たち」にまとめられた。
震災、そして原発事故。生まれたばかりの双子の男の子を抱えて移住を決め、実行したが、その心の底にはいつも「罪悪感」「うしろめたさ」があったと いう。何かをしなくては、何かを返さなくては、という思いが原動力となり、これらの写真を撮り始めた。また彼女は今、福岡で反原発のための活動、さらには 福島などから避難してきた家族の支援をしている。
彼女の写真におさめられたのは、様々な思いを胸に、震災後、住み慣れた土地を離れた母たち。一方、その土地に留まることを選択した母たちもいる。未だにどちらも大きな悩みの中にいる。
続きは「100人の母たち」