東日本大震災:福島第1原発事故 作業員、揺らぐ誇り 見えぬ未来に士気低下 via mainichi.jp

東京電力福島第1原発の事故から1年余、政府の「事故収束宣言」からも3カ月余過ぎたが、現場では依然、廃炉に向けて先の見えない作業が続く。事 故直後に一時「英雄」視された作業員たちは、数十年ともされる長期行程を前に士気の低下に悩まされ、「仕事への誇りや魅力も感じなくなった」との声も漏れ 出ている。【袴田貴行】

第1原発が立地する福島県大熊町に自宅があった東京電力の協力会社社員の男性(57)は同原発や、楢葉町と広野町にまたがる前線基地「Jヴィレッジ」などで働く。家族は郡山市に避難させ、いわき市で単身生活を送りながら現場へ通う日々だ。

事故直後の危機的な状況は脱したが、最近は長期の作業による疲労や先行き不安から、自身を含む周囲の「士気の低下」を感じている。「以前は現場で 仲間とすれ違うと『よーっ!』と声を掛け合ってお互い励ましたが、今は無口な同僚が増えた」。一緒に働いてきた仲間には福島から離れ、定期検査が行われて いる関西電力や北海道電力の原発に移る作業員も増えてきた。

続きは東日本大震災:福島第1原発事故 作業員、揺らぐ誇り 見えぬ未来に士気低下

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