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Daily Archives: 2011/04/10
『「浜岡原発停止」求め都内でデモ 芝公園で2500人集会後』 via 中日新聞
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の運転停止を求める市民集会が10日、東京・芝公園で開かれ、参加者は「東海地震が起きれば想定される震源地域の真上にある浜岡原発では、福島第1原発の二の舞いかそれ以上の事態になる。即刻運転停止するべきだ」と訴えた。 集会には約2500人が参加。集会後には中部電力東京支社や東京電力本店前などをデモ行進した。 参加した世田谷区のカメラマン戸高元太郎さん(34)は「原発は人間の力でコントロールできないことが分かった。今最も危ないとされる浜岡原発を止め、さらに原発停止の動きが各地に広がっていけば」と力を込めていた。 浜岡原発は現在、4、5号機が運転中。中部電力は定検中の3号機について、4月上旬に予定していた運転再開を見合わせている。 『「浜岡原発停止」求め都内でデモ 芝公園で2500人集会後』 追記 沖縄タイムスも報道しています。→『「浜岡停止」求めデモ 都内で2500人集会』
『国内 / 政治 / 菅首相の官僚外しと原発危機対策』 via The Wall Street Journal
災害基本法に基づいて設置された災害対策本部があるにもかかわらず、菅首相は、同原発の事業者である東京電力(東電)への対応に新たな緊急対策機関を併設したのだ。 3月11日の地震と津波以降にとった一連の措置を通じ、菅首相は、過去数十年にわたってキャリア官僚が政策策定を主導してきた日本で、国を統治する新たな方法を事実上試運転しているといえよう。 続きは『国内 / 政治 / 菅首相の官僚外しと原発危機対策』から。
『原発の廃止を訴え都心でデモ』 via NHKニュース
東日本大震災で深刻な事態に陥っている福島第一原子力発電所の事故を受けて、エネルギー政策を転換し、すべての原発の運転をやめるよう訴えるデモ行進が東京の都心で行われました。 デモ行進は、全国各地で原発に反対する活動などをしている8つの市民団体の呼びかけで行われ、主催者によりますと、およそ2000人が参加しました。はじめに港区の公園で集会が開かれ、代表者が「福島原発の事故を契機としてエネルギー政策を転換し、すべての原発を廃止するよう求めていきましょう」と呼びかけました。そのあと、参加者たちは「原発はいらない」という横断幕を掲げながら、東京の都心を4キロ余りにわたって行進しました。経済産業省や東京電力本店の前では、福島原発の事故を巡る政府や東京電力の責任を追及し、静岡県の海の近くにあって津波の被害が懸念されるとして、中部電力の浜岡原発の廃止などを訴えていました。初めてデモ行進に参加したという会社員の51歳の男性は「福島原発の危機的な状況を見て、自分も何かしないといけないと思い参加した。原発に頼らないエネルギー政策を確立すべきだ」と話していました。また、娘と共に参加した主婦の37歳の女性は「子どもたちを放射能の影響から守るためにも原発を廃止すべきだと思います」と話していました。 『原発の廃止を訴え都心でデモ』
『枝野氏「よくやっている」「総理候補に浮上」と評価される理由なし』 via NEWSポストセブン
菅内閣の「嘘」体質は常軌を逸している。 本誌は4月1日号で原子力安全・保安院の中村幸一郎・審議官の“更迭”をスクープした。 東大工学部出身の技術キャリアである中村審議官は、震災翌日の会見で、検出された放射性物質から、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と炉心溶融の可能性に言及した。正しい認識だった。 ところが、菅首相と枝野幸男・官房長官は、「国民に不安を与えた」と問題視し、中村氏を会見の担当から外すように経産省に指示したのである。そして、枝野長官は会見で、炉心溶融情報について、「炉を直接見ることはできない」といってのけ、中村氏の正しい指摘を封印した。 あの段階でメルトダウンを認め、すぐに海水注入の措置を取っておけば、その後の水素爆発、放射性物質の拡散は防げた可能性が高いと専門家は指摘する。菅氏、枝野氏が国民を危機に陥れた責任は非常に重い。 その枝野氏は、今になってメルトダウンを認め、廃炉の可能性を言い始めたが、間違いを認めるなら、まず自分の嘘と失敗を詫びたらどうか。この男が「よくやっている」とか「総理候補に浮上した」などと評価される理由はどこにもない。 ※週刊ポスト2011年4月15日号 『枝野氏「よくやっている」「総理候補に浮上」と評価される理由なし』
『1号機の塩素38を問う「意図しない再臨界が起こっているのか」:ダルノキ-ベレス論文の和訳』 on Peace Philosophy Centre
先日当サイトで紹介し、解説文の翻訳を掲載した、モントレー国際大学院不拡散研究所のフェレンス・ダルノキ-ベレス博士による、福島第一の1号機での再臨界の可能性を問う論文は大変な反響で、日本の専門家も、これをきっかけに再臨界の議論を本格的にし始めた人もいるようです。専門家間の議論を促すためにも本論文の翻訳を、寺尾光身さん(Translators United for Peace、元名古屋工業大学教授) にしていただき、先日紹介したIEER(エネルギー環境研究所)のアージュン・マキジャーニ博士の解説文も含めて、完全版を提供します(下記リンクをクリックしてください)。 続きは『1号機の塩素38を問う「意図しない再臨界が起こっているのか」:ダルノキ-ベレス論文の和訳』から。