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隠されたチェルノブイリ原発事故後の火災 命かけ鎮火した消防司令の遺族が鳴らす警鐘via東京新聞

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故のわずか1カ月後、第2の惨事を招きかねない火災があった。当時の政府の隠蔽姿勢が災いし、今でも知る人は少ない。消火の際に被ばくし、殉職した消防司令の妻から話を聞いた。(モスクワ州チェルノブイリ殉職者墓地で、小柳悠志) […] 【関連記事】人間が汚した地・チェルノブイリにただ一人残った老人 「なぜ?」の問いに帰ってきた言葉の衝撃 ◆原発性能を過大評価、事故の備え薄く  なぜチェルノブイリ事故は起き、消防士を含む多数の収束作業員が命を落とす事態になったのか。ロシア政府は、この4月に発表した報告書で、ソ連が自国の原発性能を過大評価し、米国スリーマイル島原発事故(1979年)など外国での事故に関心を払わなかったことが一因と分析している。  ウラジーミル氏が残した日誌には、チェルノブイリ出張に際し、収束作業の機材は外国から取り寄せる必要があるとの記載がみられる。ソ連で、原発事故への備えがなかったことを示す証拠の一つといえる。 当時の最高指導者ゴルバチョフ氏は自著で「たった一つの原子炉のために(過酷な)事故が起きた。多くの核兵器が解き放たれたら、人類にどのような被害が及ぶかをチェルノブイリは見せつけた」とつづった。 チェルノブイリ事故はソ連が体制変革や核政策の見直しを行う転機に。ゴルバチョフ氏はグラスノスチ(情報公開)を進め、核軍縮に向けた中距離核戦力(INF)廃棄条約を米国との間で締結した。 全文

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仏核実験、ポリネシアの「ほぼ全人口」被ばく 調査報告書 via AFPBB

【3月11日 AFP】フランスが1966年から1996年にかけて太平洋で行った核実験では仏領ポリネシア(French Polynesia)の「ほぼ全人口」が被ばくしたものの、同国は同地域がさらされた放射線量を隠蔽(いんぺい)していたとする報告書を、調査報道機関ディスクローズ(Disclose)が9日、公表した。  ディスクローズは、仏国防省が2013年に機密解除した軍の核実験関連文書約2000ページを2年かけて分析。調査はディスクローズと英モデリング・調査会社インタープリト(Interprt)、米プリンストン大学(Princeton University)の科学・国際安全保障プログラムが共同で実施した。 報告書は1974年7月に行われた核実験「サントール(Centaur)」について、「被ばく量の科学的再評価に基づき私たちが計算したところ、当時のポリネシアのほぼ全人口に相当する約11万人が汚染されていた」と結論。  また調査結果を裏付けるため、核実験で生じた有毒な雲をモデル化した結果、「仏当局が50年以上にわたり、核実験がポリネシアの人々の健康に与えた真の影響を隠してきた」ことが判明したと説明。住民の甲状腺被ばく線量について「私たちの推定値は、2006年に仏原子力庁が出した値の2倍〜10倍高い」とした。 続きは仏核実験、ポリネシアの「ほぼ全人口」被ばく 調査報告書

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「私の夫はフクイチに殺された!」急死した原発作業員の妻が“決意の告発”via nifty.news

[…] そんな中、今年6月13日に亡くなったとされる原発作業員・山岸浩さん(享年50)の妻・光子さんが、怒りの声を上げた。「主人は、3畳もない犬小屋のような作業員宿舎の個室で誰にも看取られず死んでいたんです。しかも、具合が悪くなり約1週間前から、その個室で臥せっていたそうです。なぜ、仲間も会社も病院に連れて行ってくれなかったのか。もし気に留めてくれていたら、もっと長生きしていたと思うんです。それが悔しくて、今回お話することを決心しました」(光子さん=以下同)  山岸さんは13日の朝、亡くなっているのを仕事仲間が部屋を訪ねた際に発見された。死亡推定時刻は13日午前0時とされるが、それはベニヤ板1枚ほどの薄い仕切り越しに、死亡推定時刻の30分ほど前まで人の気配がしていたという隣り部屋の作業員の証言から推測されたものだ。 「私が最後に会ったのは5月末に帰京した際。体調が悪い中、無理して浅草までデートしてくれたのが、最後の思い出となりました」 […] それほど危険と隣り合わせの仕事なら当然、作業時間にも制限があるはずだが、「そこでは放射線量の関係で20分作業して1時間休むべきところ、実際は作業2時間、休み1時間のサイクルでやらされていると言っていました。“現場が青白く見えるんだ”と電話してきたこともありました」  この他にも作業現場では安全のために数々の規制が設けられているが、それを守っていたら作業が進まないと、規則破りが恒常化していたと思われる話も、いろいろ聞いたという。  起床は午前3時半。1時間後には宿泊所の前に集合して現場へ出発。担当する場所によって異なるが、山岸さんが死の少し前までやっていた作業時間は、1日に作業6時間とミーティング2時間の計8時間。午後4時頃には宿舎に戻るが、翌朝が早いので午後8時頃には床に就いていたそうだ。帰京できるのは月に一度、3日だけだったという。 「主人は“肝臓が痛い”などと常々、体調不良を訴えていました。実は5月末に帰京した際、約20キロもやせ、歩行もままならない状態だったんです。当然、私は福島に戻るのを止めましたが、“自分は現場責任者だから休んでいられない”と行ってしまったんです」 […] 「主人は帰京時、毎日、作業終了時に計る放射能測定結果の紙を束ねて持ち帰っていたんですが、それを見ると、数値のほとんどがゼロだったんです。それに、遺体を引き取りに行った息子たちの話では、地元警察で解剖して放射能測定をした数値もゼロだったと説明を受けたというんです。いくらなんでも、そんなわけないでしょうと、葬儀の際に、派遣した会社の社長に問い質そうとしたんですが、不信感を抱いた息子と睨み合いになり、社長は線香の1本も上げず、“休日に亡くなったから労災は下りない!”と一方的に言い残して帰ってしまった。以来、互いに連絡を取っていない状況なんです」  本誌が光子さんから見せてもらった山岸さんの「死体埋火葬許可証」の死因欄には「一類感染症等」と記されたところが消され「その他」となっていた。ちなみに、一類感染症とはエボラ出血熱、天然痘、ペストなど感染力や死亡率が極めて高い感染症を指す。光子さんによると、この他にも今回の山岸さんの死亡時の対応に関しては不可解な事実があるという。 「息子たちが警察から宿舎に戻ってくると、すでに主人の部屋は勝手に片づけられ、返してもらえたのは時計と携帯電話ぐらい。主人は几帳面な性格で、給与明細を束にして持っていたはずなんですが、その明細も放射線管理手帳も、戻ってきていません」 […] 「たとえば熱中症で仲間が倒れた際、チームの仲間が倒れた者を大きな布で覆って隠し、作業が中断しないようにしていたそうです。また、救急車やドクターヘリで急病人が搬送されることもあったそうですが、その際、自分が福島第一原発で働いていることは絶対に伏せるように指導されていたそうなんです。主人も入社時、福島第一原発で働くことを部外者に口外しないように誓約書を書かされたと、漏らしていました」 […]  一方、宿舎の住環境についても、地元でこんな話を聞けた。「同じような宿泊所は原発周辺にいくつもあります。事故当初は、いわき市内の旅館を借りるなどしていましたが、山間の遊休地に安い中国製プレハブを建てたほうが安上がりだし、管理もしやすいですからね。今回の話も、1週間も寝込んでいる人を病院に行かせないなんて、第三者の目がないからできること。実態は昔の“タコ部屋”と同じでしょう」(地元事情通) 最後に光子さんは言う。「主人は、地元の方が作業頑張ってとの思いで折ってくれた鶴を大切に保管していました。福島に行くとき、“未来の子どもたちのために放射能浴びて来るんだ”とも言っていました。だから納棺の際、その鶴を入れてあげました。主人なりに誇りを持って作業員をしていたんです。でも、こんな野垂れ死にのような形で……。他にも、同じように亡くなった方はたくさんいると思います。そんな犠牲のもと、事故になれば将来の子どもに責任を負えない放射能が出る原発の再稼動を目指していいのか、もう一度、考えていただきたい」 […] もっと読む。 ◇参照元福島原発作業員・釣崎清隆の『シン・ゴジラ』評! 大概の批評が見落とした“シン・ゴジラの本当の価値”とは? 『シン・ゴジラ』のクライマックスこそ、たゆまぬ試行錯誤と日進月歩の技術革新を続ける1Fという壮大な実験場のリアリティに迫っている。原発事故当初は日本の技術的敗北を見せ付けられたものの、事故後の国産極地作業ロボットの長足の進歩は僕自身が現場で目の当たりにしているし、忌憚のない収束技術の公募によって、日本全国のユニークなアイデアが1Fに集約され、実際にあらゆる実験が現在も行われている。  放射性物質の固化技術もそのひとつである。石棺化を超越するゴジラの「凍結」技術とはまさにこれであり、地に足の付いた近未来の技術なのだ。  人類の英知で原子力を制圧するという夢のある未来像は、反原発のノイズの渦中にありながらも、現在進行形で地道に追及され続けている。ゴジラという動く原子炉を人間の手で制圧するこの作品では、いったん敗北しても立ち上がる日本人の姿も描いている。

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総理大臣官邸は「炉心溶融」の隠ぺいを指示したのか? 元内閣審議官が明かす舞台裏と真相 via Yahoo!ニュース

堀潤 | ジャーナリスト/NPO法人8bitNews代表 2016年7月2日 8時29分配信 「炉心溶融」の公表がなぜ事故から2ヶ月以上経ってからのことだったのか。先月、東京電力の第三者委員会が報告書を公表し、東京電力の広瀬直己社長は「当時の社長が炉心溶融という言葉を使わないよう指示していたのは隠蔽ととえられても仕方がない」と謝罪した。 一方で、報告書は「当時の清水正孝社長が、会見に臨んでいた武藤栄副社長に対し、東電の広報担当社員を通じて『炉心溶融』などと記載された手書きのメモを渡させ、「官邸からの指示により、これとこの言葉は使わないように」という旨の内容の耳打ちをさせた経緯があり、この事実からすれば、清水社長が官邸側から、対外的に「炉心溶融」を認めることについては、慎重な対応をするようにとの要請を受けたと理解していたものと推認される。」 と指摘し、「炉心溶融」の公表が遅れた原因の一つは、当時の総理大臣官邸からの指示だった可能性を示唆した。 ところが、報告書の公表を受け、菅直人元総理や枝野幸男元官房長官ら当時の政権幹部はこれを否定。先月30日、民進党として東京電力や第三者委員会に対し、代理人弁護士を通じて謝罪と撤回を求める抗議文書を送付する事態に発展している。 そもそも、第三者委員会は、官邸側からの指示とされるメモの存在について報告書の中で「清水社長や同行者らから徹底したヒアリングを行ったが、官邸の誰から具体的にどのような指示ないし要請を受けたかを解明するには至らなかった」と説明しており、 菅元総理や枝野官房長官など、当時の政権幹部らへの聞き取りを行って指摘をしているわけではない。 一体、総理大臣官邸と東京電力との間に当時どのようなやり取りがされていたのか? 8bitNewsでは、核心を知るキーマンの一人に独占インタビューした。原発事故当時の内閣審議官で、総理や官房長官らの様子を総理大臣官邸で広報担当者として直接見聞きしてきた、下村健一氏を取材。「炉心溶融」が東京電力で禁句として扱われるようになっていった過程が見えてきた。 官邸からの圧力は本当にあったのか?元TBS報道キャスターというジャーナリストの観察眼で内幕を目撃していた下村氏の証言から、「炉心溶融」隠ぺいの舞台裏を明らかにする。   ■「不都合でも隠すな、不確かなら喋るな」共有された総理大臣官邸のスタンス 下村氏はインタビューの中でまず、総理大臣官邸からの東京電力への直接的な隠ぺい指示の可能性を否定。伝言ゲームと忖度(そんたく)による東京電力と総理大臣官邸、そして原子力・安全保安院との間に生じていった「ズレ」を証言した。 (堀) 当時の情報発表の方針について、総理大臣官邸ではどのような認識で行っていたのかまず教えてください。 (下村) 当然あの時は、誰であっても一番怖いのは「炉心溶融」だというような大雑把な認識がありますから「炉心溶融なんですか、これは?」というのは当然、記者会見でも一番の焦点の質問の一つ、ですよね。だから答え方として、「(我々だって)わかったら説明したいよ」というのが官邸の(本音の)スタンスでした。 当時、事故直後ぐらいから、菅さんと枝野さんが我々広報の人間に向かっても言っていたのは、この2つの原則でいくからなというものでした。それは「不都合でも隠すな。不確かなら喋るな」。とにかくこの2つで行くからな、と。 つまり、今まで続けてきた原子力安全神話からすると不都合なことであっても、今までの国策から矛盾してしまうからといっても、「言わないでおこう、とすることはしない」というのが一つ目の原則ですね。不都合でも隠すな。そして、2番目が「不確かなら喋るな」。これはもう我々メディア側にいた人間にとっても、それはそうだよねと思いましたから、なんでですかとは誰も言わない。そうだよなと。(大混乱の)今こそ、一番確証を得られた事だけを喋るべきだなと思ってましたから。 で、炉心溶融に関しては、2番目の原則の方に当たったわけですね。「本当にわかりません」という東電の説明に対して、じゃあしょうがない、わかったらちゃんと発表しましょう、今は「その可能性もある」という事だけを正直に発表しましょうと、そういう事です。   ■官邸が求めたのは情報の「共有」、しかし、東京電力は情報公開には「了解」が必要と判断 「不確かなことは喋るな」という原則は、東京電力と総理大臣官邸の間にも様々なズレを生じさせていったようだ。 […] (堀) 官邸は情報発表に関して、事前の了解を得るよう東京電力に求めましたか? (下村) (第一原発の爆発の写真が、官邸の知らないうちに公開されたことについて)官邸は、こんな大事な時に情報が共有されていないってことが不快だった、わけです。多分、清水社長側はそれを言われた時に「その写真を出したことが不快だ」と官邸が思っていると勘違いしたのではないでしょうか。そこから、「ズレ」が始まってるんですよ。 とにかく官邸は、「不都合でも隠すな」というのが第一方針でしたから。前もって状況を把握さえしていれば、「この写真は出さないで」とは絶対言わなかったはずなんですね。だから、そこでまず第一ボタンの掛け違いが起きてしまった、ということですね。 この後、清水社長が本店に戻ってから「今後の東電のプレス発表は事前に官邸の了解を得るように」という指示をしている。ここで「了解」という言葉が登場するわけですよね。これは相当大きな分水嶺というか、分かれ道になってしまったと思うんです。官邸としては、「事前に知らせろ」「共有しろ」ということだったのですが、「了解」という言葉に伝言ゲームで変わってしまった、瞬間的に。「了解」というのは「いいですよ」ということですよね。いいか悪いかを官邸が決める、ということですよね。そんなことは、官邸は求めてないわけですよ。 例えば官房長官の記者会見で、記者から「東京電力が今こう言う発表しましたけど」と聞かれ、「えっ、私それ知りません」と官房長官が言う状況は、(一般論として)まずいわけですよ。ああいう中で、ちゃんと全体をコントロールしなきゃいけない時に、知ってる情報が(各プレーヤー間で)ばらばらだったらいかんっていうのは、もうこれは当たり前の話ですよね。だからそこを揃えようね、ということまでが官邸側からの要望だったんだけども、それが「事前に了解を得ろ」という指示に変わってしまった。これによって東電側は、「官邸から了解得ろと言われたから」と社長から言われれば、当然そこから下の人は、「あ、そうなんだ、じゃあ官邸がいいと言ったことしか出したらいけないんだ」という風に思いますよね。そこでズレていったんだと思います。   ■枝野官房長官は知らなかった「炉心溶融」に言及した保安院会見担当者の交代劇 報告書は、官邸からの指示を示唆する事柄として、3月12日の保安院審議官の交代劇についても指摘をしている。 […] この交代劇に関しては、一般でも「炉心溶融について言及した結果、審議官が交代させられた」国からの圧力を象徴するシーンだとして論じられることが度々あった。報告書ではこうした交代劇を見た東京電力側が、「炉心溶融」という言葉の取り扱いについて了解が必要だと判断する一つの要因になった可能性を指摘している。 圧力はあったのか?下村氏は舞台裏をこう証言した。 (堀) … Continue reading

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「官邸の指示」再調査せず 民進、東電の姿勢に反発via 朝日新聞

東京電力福島第一原発事故で炉心溶融(メルトダウン)の公表が遅れた問題で、東電が再発防止策を発表した。第三者検証委員会が推認した「官邸の指示」については、東電として再調査しないという。真相の解明は、新潟県との合同検証委員会にゆだねられる。 […] 当時、核燃料が溶けている可能性が高いとすでに認識していたのに、社長の指示で「炉心溶融」との言葉を避けたことを隠蔽(いんぺい)と認め、「今後は事実を伝える姿勢を貫く」と語った。  ただ、再発防止策の前提となった第三者委(委員長=田中康久・元仙台高裁長官)の報告書が問題の背景に「官邸の指示」があったと推認し、当時の官房長官だった枝野幸男・民進党幹事長らの反発を招いたことについては「調査するつもりはない」と繰り返した。  第三者委は当時の官邸関係者への聞き取りをしないまま「官邸からの圧力」を推認しており、枝野氏らは「党への信用毀損(きそん)」などとして法的措置も検討している。広瀬社長は「推認は推認として受け止めた」とし、その理由についても「(真相の解明を)しなくても済む対策をとった」と繰り返すのみだった。  真相の解明は柏崎刈羽原発を抱える新潟県の泉田裕彦知事も求めており、東電と同県は今後、合同で検証を続けていく。広瀬社長も「今後、委員の先生がたと合同で相談させて頂きながら(やり方を)決めていく」としており、検証の対象に「官邸の指示があったかどうか」が含まれる可能性は否定しなかった。  こうした東電の姿勢に対し、民進党の岡田克也代表は同日、記者団に「東電も第三者委を作ったわけで、知りませんでは済まない。これは政治家の名誉のかかった問題だ」と反発した。 企業の不祥事に詳しい郷原信郎弁護士も「官邸の関与をにおわせて責任を逃れるシナリオが最初からあったのでは。東電には期待できず、当時の官邸や立地自治体の方で解明に取り組むべきだ」としている。 もっと読む。

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福島原発事故 「炉心溶融、使うな」東電社長が指示 via 毎日新聞

東京電力福島第1原発事故で、核燃料が溶け落ちる「炉心溶融(メルトダウン)」の公表が遅れた問題で、東電の第三者検証委員会(委員長・田中康久弁護士)は16日、清水正孝社長(当時)が「炉心溶融」の言葉を使わないよう指示したとする報告書をまとめ、東電に提出した。指示は電話などで広く社内で共有していたと認定。首相官邸の関与については「炉心溶融に慎重な対応をするように要請を受けたと(清水氏が)理解していたと推定される」と指摘した。  報告書によると、清水氏は事故発生から3日後の2011年3月14日午後8時40分ごろ、記者会見していた武藤栄副社長(当時)に対し、社員を経由して「炉心溶融」などと記載された手書きのメモを渡し、「官邸からの指示により、これとこの言葉は使わないように」と耳打ちした。当時、炉心溶融したかが焦点となっており、会見でも繰り返し質問が出ていた。 […]  しかし、清水氏の記憶はあいまいで、第三者委は当時の官邸にいた政治家には聞き取りを実施しておらず、「官邸の誰から具体的にどんな指示、要請を受けたかを解明するに至らなかった」としている。  東電は事故発生後、「炉心溶融」を判定する基準がないとして、原子炉の状態を「炉心損傷」などと言い換えていた。しかし今年2月、炉心溶融について「損傷割合が5%超」と定義する社内マニュアルがあったと発表。これに従えば事故3日後には炉心溶融と判定ができたが、認めたのは2カ月以上後だった。  マニュアルの存在を5年間、見逃していたことについて、報告書は「秘匿する理由はない」とし、意図的な隠蔽(いんぺい)はないと結論付けた。[…] 全文は 福島原発事故 「炉心溶融、使うな」東電社長が指示 関連記事:菅元首相「私は指示せず」=東電事故報告書に反論 via 時事通信 ( 「当時首相であった私自身が東電や旧原子力安全・保安院に『メルトダウン』や『炉心溶融』という表現を使わないよう指示したことは一度もない」などと反論するコメントを発表した。)

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横浜市、放射性汚染土の誤処分隠蔽し虚偽報告 via TBS News

 横浜市が、放射性物質に汚染された土壌を誤って処分したことを隠し、「適切に処分した」とするウソの発表をしていたことが分かりました。 放射性物質で汚染された土壌を誤って処分していたのは、横浜市中区にある福祉施設「横浜市本牧原地域ケアプラザ」です。「地域ケアプラザ」は、2012年に屋上の除染を行った際に出た放射性物質に汚染された土壌をビニール袋などに入れて土に埋めて処理する予定でしたが、おととし、誤って「事業系のごみ」として処分したということです。 その後、「汚染土壌がなくなった」と勘違いした所長の男性(50)の指示で適切に処分したように見せかけるため、汚染されていない土壌を埋める偽装を行い、「適切に埋設処理を実施した」とする発表をしていました。 所長の男性(50)は、偽装を行ったうえ、虚偽の発表をした動機について、「汚染土壌を誤って処分したことが表に出て騒ぎになれば、ケアプラザの運営に支障が出ると考えた」と話しているということです。横浜市は、今後、刑事告訴も視野に検討しています。(13日18:21) 動画は 横浜市、放射性汚染土の誤処分隠蔽し虚偽報告

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やっぱりメルトダウンだった…東電幹部が「隠蔽」認める via 日刊ゲンダイ

 ようやく幹部が「隠蔽」を認めた。東電福島第1原発事故を巡り、東電が当時、原子炉内の核燃料が溶け落ちる「炉心溶融」(メルトダウン)の事実を認め ず、「炉心損傷」と説明し続けていた問題で、姉川尚史原子力・立地本部長が30日の会見で「炉心溶融に決まっているのに『溶融』という言葉を使わないのは 隠蔽だと思う」と発言した。 この問題で、東電の原子力部門トップが見解を明らかにしたのは初めて。 姉川氏は、2011年3月の事故直後に東電が1号機で確認した炉心損傷割合の数値を示し、「55%や70%炉心損傷した状態で注水できていない状況を考えれば、常識的な技術者は『そう(メルトダウン)です』」とも言い、「マニュアルがなくても分かる」と話した。 続きはやっぱりメルトダウンだった…東電幹部が「隠蔽」認める

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福島原発事故後に増えた病気 via 放射能から子どもを守る企業と市民のネットワーク

*ほうきネット代表、中村隆市の2015年講演録から抜粋 チェルノブイリ原発事故の後、ベラルーシやウクライナでは、甲状腺がんが急増したことは良く知られていますが、その他の様々な病気も増えていることはあまり知られていません。特に、心臓や血管の病気(循環器系疾患)で亡くなる人が急増しました。セシウムが体内に入ると特に「心筋」に蓄積して心臓病が増えますが、血液中にも入り込み、血液の病気も増えます。さらに、巡回しながら放射線で血管の内表面を覆う「内皮細胞」を破壊するため血管の病気も増えます。循環器系疾患が最も激増した地域の一つが北ウクライナでした。汚染がひどい地域では、同時に複数の病気にかかる多重疾患の人が多くなりました。 […] 原発事故の前から福島に心臓病が多い理由の一つは、塩分の摂り過ぎなど生活習慣病もあるかもしれませんが、塩分摂取が多い東北の中でも、特に福島県の心臓病が多い理由には、放射能の問題もあると思います。それは、福島には原発が10基もあったことと、明らかになっている「小さな事故」だけでも沢山あるからです。しかも、日本で最初の臨界事故まで起こしています。それを29年間も隠ぺいしていました。東京電力は隠ぺいやデータの改ざんを繰り返しやってきました。ですから、過去に福島の10基の原発が、いつ、どれだけの放射性物質を放出しているかは分かりません。――そういう企業が営業を続けられるということが、一般社会ではあり得ないことですが、電力会社の場合はそれが有りなんですね。 先ほど、原発は事故が起こらなくても原発の周囲は病気が増えてるという話をしましたが、福島にある10基の原発は、それに加えて「小さな事故」もいっぱい起こしてきたので、心臓病が増えてもおかしくないと思います。 もっと読む。

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もんじゅ事故 シュレッダーで粉々にされていた現場写真 via 週刊朝日

1995年12月8日に起きた高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故。旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現・日本原子力研究開発機構)の総務 部次長だった西村成生(しげお)氏が残した「西村ファイル」には、当時の「もんじゅ」の幹部らによる隠蔽工作が記載されていた。ジャーナリストの今西憲之 氏と週刊朝日取材班が検証した。 西村氏による内部調査の聴取記録には、驚くべき新事実が含まれていた。事故翌日の12月9日の午前2時に職員が現場に立ち入った際、ビデオのほかにポラロイド写真も撮影していた。 当時の報道では、現場の職員が「写真は煙ばかりでよくわからなかったので捨てた」と説明している。漏れ出したナトリウムが煙状に広がり、何も写っていなかったのだという。 ところが、である。当時の「もんじゅ」技術課長の聴取記録に、まったく違うことが書かれていたのだ。〈県の調査の前に副所長はポラロイド写真をシュレッダーにかけさせていた。2時のポラロイドは後で強引に出させて見たがチャントうつっていた〉 続きは もんじゅ事故 シュレッダーで粉々にされていた現場写真

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