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東電解体、キャロライン駐日大使……細川・小泉陣営、都知事選大逆転のシナリオとは?via 日刊サイゾー

(抜粋) では、自民党側は楽勝だと思っているのかというと、そうでもないようである。自民党幹部が戦々恐々としながら、こう語る。 「小泉さん は、国民世論が何を求めているのか、それを察知する能力が異様に高い。今回も脱原発を、都民や有権者が思わず食いつくような政策につなげ て押し出してくるかもしれない。たとえば景気対策の一環として、『脱原発減税』などを掲げてくるかも。再生可能エネルギーを活用する企業や個人は、大幅な 税の軽減措置が得られるとか。あるいは、都が東京電力の大株主であることを利用し、『東電を世界最大の自然エネルギー企業に生まれ変わらせる』とか言われ ても困る。東電については、破綻だとか税金泥棒だとか、とかくマイナスイメージが付きまとっていますが、そうやって超ポジティブな方向性を打ち出される と、東電解体を恐れているメガバンクや霞が関などが、『それはいい』と言って寝返ってしまうかもしれない」 現代は「脱原発は日本経済を破壊するのではない。この国を再生し、新たな発展を歩むための政策なのだ──。小泉氏が何度も語ってきたこの概念が、あと2週間でどこまで浸透するかが勝負の分かれ目となる。そして、それは十分に可能だろう」と書く。 細川氏が勝つには、政治ジャーナリスト鈴木哲夫氏が言うように「投票率が70パーセント近くになると、浮動票が流れ込み、細川氏が勝つ可能性が出てきます」ということだろう。 (略)  次なる秘策は、キャロライン駐日大使を使うことだという。ほとんど知られていないが、細川氏とケネディー家は、知的障害者の競技大会「スペシャルオリンピック(SP)夏季世界大会」を通じて、深いつながりを持っているというのである。  このSPの創設者はジョン・F・ケネディ大統領の妹のユーニス・ケネディーで、ケネディ家が全面的にバックアップしてきた。現在はキャロライン氏の従兄弟、ティモシー・シュライバー氏が国際本部会長を務めているそうだ。  一方、SP日本の創立者で、現在、名誉会長を務めているのが細川氏の夫人、佳代子さんなのである。  投開票日の1週間前の週末、キャロライン大使が「日本のSP夏季大会の招致を応援したい」と表明し、佳代子夫人と行動を共にするようなことがあれば、細川氏の強力な援護射撃になることは間違いないというのだ。 (ポストの記事では)また、森喜朗元総理が「五輪のためにはもっと電気が必要だ。今から(原発)ゼロなら、五輪を返上するしかなくなる」と発言したが、これは「ウソ」だと反駁する。 なぜなら、オリンピック招致委員会は昨年1月にIOC(国際オリンピック委員会)に提出した「立候補ファイル」の中で、原発停止中の2012年 7~8月の電力ピーク時にも東京電力には708万kwの予備電力があったことを詳しく説明し、〈2020年東京大会で発生する追加需要に対して、既に十分 に対応可能な状況にある〉と、原発なしでも電力は十分足りることを報告していたからだ。 そのほかにも「原発ゼロなら毎年3兆円国富が流出する」、「原発ゼロなら電気代は3倍になる」などもウソだと反論している。 細川首相が辞任を決断したNTT株4億2000万円取引の真相についても詳しく記述し、細川氏を首相退陣に追い込んだ村上正邦氏(元自民党参院議員会長)に、佐川急便問題はでっち上げだったと言わせている。 (略) 東京という一地方が国の原発政策に口を出すのはおかしいという声があるが、そんなことはない。 東京都の予算は特別会計等を含めると約13兆円もあり、黒字で、国からの地方交付税を受けていないから、国も東京都の意向は無視できないのだ。 もちろん福祉政策は大事だが、東京五輪がなぜ争点になるのか。五輪開催は決まったのだから、なるべくカネをかけず、細川・小泉陣営のいうとおり再生可能エネルギーを使う努力をして、世界初の「クリーン・オリンピック」を実現すれば、世界中から称賛されること間違いない。 原発がなければ日本経済が発展しないならば、そんな経済は原発事故が再び起こる前に破綻してしまえばいいのだ。 脱原発を高らかに宣言する絶好の機会を、都民はなぜ自ら示そうとしないのか、私には理解できない。 安倍首相よ、仮に舛添氏が勝ったとしても、脱原発を主張する細川氏と宇都宮健児氏の得票数を足して1票でも舛添氏を上回ったら、都民の“意思”は脱原発なのだから、再稼働は中止すべきだと思うが、いかがだろうか。 全文は東電解体、キャロライン駐日大使……細川・小泉陣営、都知事選大逆転のシナリオとは?  

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小泉純一郎元首相「原発問題以外はたいして違いがない」【都知事選】 via Huffington Post

小泉純一郎元首相が、なぜ東京都知事選で「脱原発」を主張する候補者の応援に積極的なのか、その考えを明らかにした。脱原発以外の政策については、 どの候補が都知事になっても同じだが、脱原発によって国政を動かせるのは、自身が応援する候補者しかいないからとの思いからのようだ。1月23日に都知事 選候補者の応援演説で述べた。以下に演説内容を紹介する。 小泉純一郎です。 私どもは政界を引退していた。何を今更という人もいるでしょう。しかしあの3月11日の原発事故、地震、津波、大震災を見て、これは大変なことが起こって いるんだと、非常な危機意識を持ちました。今までの政界の経験、できることと、できないことはあるけれども、今まだ元気がある、何か自分たちにできること がはないかと考え、始めました。 都政の問題は原発だけではないと言われる。確かにそうです。防災の問題、医療福祉の問題、待機児童の問題、様々な都市機能の問題、課題はたくさんある。しかし原発の問題以外は、誰が都知事になっても、たいして違いがない。最も大きな違いは原発をどうするかではないですか。 私どもは「原発は安全だ、原発がエネルギーコストが一番安い」と、専門家の話を信じていた。しかし、あの事故を見て、スリーマイル島の事故や、チェルノブ イリの事故を勉強してみて、原発が一番安全だとか、原発のコストが一番安いだとかは、とんでもないごまかしだとわかった。今までの反省も踏まえて、これか らの日本は、原発なしでやっていく世界を目指さなければならないと思ったんです。 東京オリンピック・パラリンピックを原発ゼロで成功させたいと言ったら、「なんと無責任なことを言うんだ」と、オリンピック関係者が言い出した。原発なしでオリンピックができるのかと、小泉批判を始めた。 ところが調べてみると、昨年オリンピック招致委員会はIOC委員会に向かって、「東京オリンピック・パラリンピックは原発なしでやっていける」と世界に宣 伝していたじゃないですか。東京が原発なしでオリンピック・パラリンピックを成功させる。それを世界に発信させる。東京の様々な暮らし、経済活動、これも 原発なしでやっていけるんだという姿を見せれば、日本は変わっていくと思います。 続きは小泉純一郎元首相「原発問題以外はたいして違いがない」【都知事選】

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都知事選:「脱原発」問う意義は、市民団体や避難者に聞く via カナロコ

原発政策が主要な争点に浮上した東京都知事選が23日告示される。22日には出馬会見に臨んだ細川護熙元首相が「脱原発は東京にとって最優先の課題」と主 張。その行方には投票権を持たない県民からも熱い視線が注がれる。首都から原発の是非を問う意義はどこにあるのか。県内の市民団体、福島からの避難者らに 聞いた。 これほど「脱原発」のフレーズが広く飛び交う選挙が過去にあっただろうか。30年近く原発問題に取り組む「プルトニウムフリーコミニケーション神奈川」の水澤靖子さん(61)=横浜市神奈川区=は関心の高まりを歓迎する一人だ。 「最も純粋に脱原発を考えている政党、候補者を応援してきた」。だが、福島第1原発事故後の2度の国政選挙で脱原発を掲げた候補は相次いで落選。「例え ば、みどりの風や緑の党。結局、純粋なだけでは負けてしまう」。政権交代と経済再生を前面に大勝した自民党を目の当たりにし、原発政策を問い直す難しさを 痛感した。 細川氏のほかに脱原発派の候補には前日弁連会長の宇都宮健児氏もいる。「それぞれ支持層が異なる。選挙を通じ脱原発支持層の幅が広がれば」と話す。 県内の脱原発グループが集う「さよなら原発・神奈川」で活動する女性(69)も、過去2度の国政選挙で苦い思いを味わった。原発ゼロを願う有権者の票が割 れる懸念から、候補者の一本化を求めて政党に働き掛けたがかなわなかった。結果的に死票となって民意が埋もれてしまったと感じてきた。 今回もその懸念があるが、「福祉や防災は誰が知事でも取り組むテーマ。脱原発はやり切る力を持った人じゃないと、絶対にできない」。今回、発信力のある小泉純一郎元首相と組んだ細川氏の出馬で潮目が変わり得る好機と捉える。 (略) ただ、細川氏は出馬会見で集団的自衛権の行使容認や靖国神社参拝に反対の姿勢を明確にした。「いまの安倍政権の路線に歯止めをかけるストッパーになるかもしれない」 ■ □ 大消費地である東京に電力を供給してきた福島からは冷静な声も上がる。 福島県南相馬市の菊地秀典さん(31)は「都知事選に興味はない。今の福島は、はっきり言ってそんな状況ではない」という。 福島第1原発で仕事をしているとき、東日本大震災が起きた。その後、県外などにも避難したが収入の問題などもあり、妻と2人の子どもを埼玉県に残し、南相馬市に戻った。1年ほど前から福島第2原発で働いている。 都知事選に関心がない理由は「誰がなっても福島にはメリットがない」と考えるからだ。「原発ゼロ」を看板にする候補者にも「被災地の人は原発ゼロより も、被災前の状態に戻してほしいというのが実情。自分としては、何でゼロにするのか、何のためにするのかを語ってほしい。被災地のためなのか、注目された いためなのか」。 (略) 同じ南相馬市出身で、横浜市旭区で避難生活を送る村田弘さん(71)は「現政権の原発回帰路線が露骨になる中、都知事選で正面から原発を争点にすることは大歓迎だ」と話す。 (略) 「原発が当選の道具に使われるだけで終わる『愚』だけは、絶対に避けてほしい」。選挙が終わった後も原発の問題と向き合い続けなければならない避難者としての願いだ。 全文は都知事選:「脱原発」問う意義は、市民団体や避難者に聞く 関連記事: 都知事選の脱原発争点に疑問な人が「脱げぱんつ」宣言 via アメーバニュース 自民党 都知事選で師弟関係を超え小泉・安倍戦争 via dot. (抜粋)“陰の選対委員長”とも言われる菅義偉官房長官は、会見で知事選について問われるたびに「選挙については(石破)幹事長に聞いてほしい」と繰り返してきた。ところが16日には、小泉進次郎復興政務官(32)について「できれば応援してほしい」と一歩踏み込んだのだ。 進次郎氏は、「党を除名された方を支援することも、支援を受けることもよくわからない。応援する大義はない」(15日)、「日本の中で最大の電力消費地の トップが、原発に関してどういう考えを持っているのか、私は関心がある」(16日)と、「反舛添」の姿勢を明らかにしてきた。 舛添氏支援についてなお違和感を覚えている議員たちから「筋論だ」と支持する声があるが、17日に進次郎氏は「都知事選についてはコメントしない。復興政務官としての仕事にまい進する」と発言を封印した。 進次郎氏の口を閉ざした後は、父・純一郎氏だ。自民党総裁でもあっただけに遠慮がちに口にする議員が多かったが、同氏に近い閣僚の一人は、「小泉さんの言動はさすがに看過できないレベルまで来た。出てきたらつぶすだけだ」と明言。 そして小泉チルドレンの衆院議員の一人も“小泉離れ”を宣言した。

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小泉元首相が原発について考えるきっかけとなった映画『100,000年後の安全』無料配信決定 via ガジェット通信

2月9日に投票が行われる「2014年東京都知事選挙」都政が抱えている様々な問題はもちろん、原発のあり方も大きな論点となっています。そこで、映画配 給会社アップリンクが2011年4月に公開し大きな話題となったドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』をなんと無料配信。イデオロギーを超え て原子力発電所について考える映画として、本編吹き替え版全編をYouTubeにて公開します。 『100,000年後の安全』は原発から生まれる高レベル放射性廃棄物の処理をめぐり、未来の地球の安全を問いかける問題作。 小泉元首相が本作を観て、映画の中で描かれたフィンランドの最終処理場「オンカロ」を視察で訪れ、自らの意見を”脱原発”に大きく転換するきっかけとなっ ています。 フィンランドは脱原発国ではなく、現在4基の原子炉が操業中で今後2基を建設予定、総発電量のうち原発による電力は約30%です。そのうえで、高レ ベル放射性廃棄物いわゆる「核のゴミ」を出すならその処分まできちんとしよう、トイレのないマンションではなく、マンションにはトイレを作ろう、というこ とで、 世界で初めて地下処分場選定が最終決定した国です。 この処理場、通称「オンカロ」は、2020年に操業開始を予定しており、最大9000トンの核のゴミを収容できます。原子炉1基からは年間約20ト ンの核のゴミが排出されるため、合計6基の原子炉で50~60年間運転する場合に発生する量の受け入れに対応できる事になります。ちなみに日本には50基 の原子炉があり、現在すべて運転停止中です。また、これまでの核のゴミは地上に保管されています。 […] 映画配信は2014年1月22日(水)正午12時〜2月10日(月)正午12時です。 映画『100,000 年後の安全』 マイケル・マドセン監督 (2009 年/79 分/デンマーク, フィンランド, スウェーデン, イタリア) 日本語吹き替え版ナレーション:田口トモロヲ 【映画配信ページ】http://www.uplink.co.jp/100000/2014/ 【配信期間】2014年1月22日(水)正午12時〜2月10日(月)正午12時 全文は 小泉元首相が原発について考えるきっかけとなった映画『100,000年後の安全』無料配信決定

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細川・小泉氏、一枚看板「脱原発」の勝算は via 日本経済新聞

細川護熙元首相(76)が東京都知事選への出馬を決断した。脱原発を一枚看板に、積極的な支持を約束した小泉純一郎元首相を横にしたがえ、会談した ホテルの外に出て記者団の質問に答え、2人そろった写真をとらせた。20年前、初めて連携した国連問題ではそれほどの影響を政界に与えることはできなかっ た2人の今回は――。 小泉元首相(右)との会談を終え、都知事選出馬を表明する細川元首相(14日、東京都港区) 14日、小泉氏は「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」と都知事選を位置付けた。郵 政民営化を改革の象徴に仕立てて「賛成か反対か」を迫った郵政選挙と同じ構図だ。「都政に原発問題はなじむのか」との疑問や批判は一切、関係ない。 自民党も小泉氏には、打つ術がない。派閥全盛期にさえ竹下派批判、小選挙区制への異論、タブーだった郵政民営化を唱え、勝ち目のない総裁選に出馬した変人。「何を言ってもダメだろう」と安倍晋三首相の周辺もあきらめている。 (略) 2人の元首相を20年前も、今回もつないだ田中秀征氏も含め、3人に共通するのは、利害が絡む政治家同士の「貸し借り」が乏しい。それだけに情を絡めた説得や「勝ち目がない」といった論法は通じない。 全文は 細川・小泉氏、一枚看板「脱原発」の勝算は

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「原発即ゼロ」なら五輪返上しかない…森元首相 via Yomiuri online

2020年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の会長に就任する森元首相は、18日のテレビ東京の番組で、小泉元首相が訴えている「原発即時ゼロ」について、「6年先の五輪のためにはもっと電気が必要だ。今から(原発)ゼロなら、五輪を返上するしかなくなる。 続きは「原発即ゼロ」なら五輪返上しかない…森元首相 当サイト内参考記事 「電力」招致プラン立候補ファイル via 東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会(東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会がIOCに提出した立候補ファイルには、現状の(原発が止まっている)システムにおいて2020年の追加需要に十分対応できると説明している)

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細川氏“五輪辞退”の衝撃発言「原発問題あるから…」 政治感覚をどう判断?via zakzak

東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)に出馬表明した細川護煕元首相(76)が、2020年東京五輪の辞退を主張していた。ジャーナリストの池上 彰氏のインタビューに対し、「安倍(晋三首相)さんが『オリンピックは原発問題があるから辞退する』と言ったら、日本に対する世界の評価は、格段に違っ た」と発言していたのだ。この影響か、細川氏は17日に予定していた記者会見を20日以降に延期した。次期都知事には、東京五輪を成功させる使命がある が、細川氏の資質が問われそうだ。 (略) この中のインタビューで、細川氏は「安倍さんはちょっと感覚が悪過ぎる」と批判し、こう続けている。 「2020年東京オリンピックだっ て、安倍さんが『オリンピックは原発問題があるから辞退する』と言ったら、日本に対する世界の評価は、もう格段に違ったものになっていたと思いますよ。指 名を受けても辞退して、そう宣言していたら、『日本はやっぱりすごい国だ』という評価になったと思う。安倍さんには、そう言ってもらいたかった。それが総 理のリーダーシップですよ」(126~127ページ) (略) 評論家の屋山太郎氏は「信じられない。細川氏のような発想をする人物が都知事になれば、東京五輪はうまくいかない」といい、こう分析する。 「細川氏は『日本には原発問題があるから』『脱原発のために』という理由で、東京五輪の辞退を主張したようだ。これは彼の信念に基づく主張であり、都知 事選出馬のために変えられるのか? 彼が都知事になれば、東京は五輪を開催する資格を失いかねない。大体、原発が無くなったら、日本から重化学工業はなく なる。経済政策の対案もなく、日本経済全体を考えていない。細川氏は政治家ではなく市民活動家に成り下がった」 国際政治学者の藤井厳喜氏は「政治家としてナンセンス。とんでもない主張だ」といい、続ける。 「被災地の復興を含めて、東京五輪を起爆剤として社会や経済、インフラを再生して、日本全体を活性化しようと勢いづいているときに、『五輪を辞退する』な んて発想はあり得ない。そもそも、都知事選の争点に『脱原発』を掲げること自体がおかしい。東京都には原発はなく、東京電力の主要株主といっても、発行済 株式総数に対する所有株式数の割合は1・2%(2013年9月30日時点)。経営上の影響力は行使できない。細川氏が本気なら、福島県や新潟県から出るべ きではないか」 全文は細川氏“五輪辞退”の衝撃発言「原発問題あるから…」 政治感覚をどう判断?

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小泉純一郎氏の原発ゼロ発言についての私見──政治を考える 小熊英二 via GQ Japan

沈黙していた元首相は、なぜ震災後2年半もたってから記者会見まで開いて、脱原発を提言したのか? 考えられることは3つある。 文: 小熊英二(歴史社会学者、慶應義塾大学教授) 小泉純一郎氏の「原発ゼロ」発言が注目を集めている。今回はこの件について私見を述べたい。 小泉氏が脱原発を唱えだしたのは、確認できるところでは2012年のようだ。2012年4月、脱原発を宣言した城南信用金庫の主催の講演会で、小泉氏は 「原発推進は無理。依存度を下げるべき」と訴えた。同年11月に城南信金が脱原発をめざすシンクタンクを設立した際も、理事長に電話で激励したという。こ れらは「東京新聞」2012年11月28日の記事に記載されており、筆者も一応は知っていた。 城南信金理事長の吉原毅氏は、経済学者の加藤寛氏の門下生だった。2013年3月、加藤氏は『日本再生最終勧告 原発即時ゼロで未来を拓く』(ビジネス社)という本を出版している。この本で加藤氏は、自由主義経済学の立場から、電力市場統制と補助金でなりたっている 原発を強く批判し、民間活力を活かした「自立分散型電源社会」を提唱した。 じつは加藤氏は、旧国鉄の分割民営化を提唱したことでも知られ、この著書でも「親方日の丸」の電力会社の弊害を、旧国鉄や旧電電公社と類似の問題として論 じている。そして小泉氏は、「私が郵政民営化が必要だと思ったのは、加藤寛の本を読んだからだ」と述べており(「文藝春秋」2013年12月号)、加藤氏 の『日本再生最終勧告』にも、竹中平蔵氏とともに推薦を寄せている。 つまり小泉氏が脱原発を唱えるのは、突然でも不思議でもない。とはいえ彼は、政界引退後は講演もほとんど断わり、目立った発言もなかった。それがなぜ、震災後2年半もたってから記者会見まで開いたのか。考えられることは3つある。 […] 3つめは、いまなら安倍政権の支持率が高いことだ。自民党は大勝したが、大量の議員を抱えるということは、大臣のイスも全員には行きわたらないということ だ。郵政選挙後の自民党にしろ、政権奪取後の民主党にしろ、大勝するとかえって党内が不安定になり、何も決められなくなる。重要なことが決定できるのは、 首相の支持率が高く、党内の求心力が高い間だけだ。小泉氏が、安倍首相が決断すればできる、いまがチャンスだ、と言っているのは、そうした意味もあるだろ う。 実は自民党は、最盛期の1991年にくらべ党員数が8割以上減り、足腰が弱っている。「小泉改革」以降、党員源だった建設業界や郵便局、医師会などから大量脱党したのが一因だ。2012年来の選挙で勝ちはしたが、絶対得票率は2割もなく、支持率が落ちたら先がない。次回総選挙は3年後だが、小泉氏の言うよ うに「3年後はもっと原発ゼロ論者が増える」とすれば、脱原発を宣言するのは自民党の生き残りに有利である。安倍首相がそれを決断できれば、彼は郵政選挙 時の小泉氏以上の支持を得るだけでなく、「脱原発を決断した首相」「日本のメルケル」として、歴史に名を残すことができるだろう。まさに小泉氏の言うとお り、安倍氏は「とても運のいい首相」である。安倍氏にその運を活かす政治的センスがあれば、の話だが。 全文は 小泉純一郎氏の原発ゼロ発言についての私見──政治を考える 小熊英二

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都知事選は原発の是非を問う選挙になった! via Diamond online

(略) 細川氏が都知事選出馬を決め 小泉氏が支援を決めた最大の理由 細川氏は都知事選立候補の最大の理由を問われてこう述べた。 「今の日本のさまざまな問題、特に原発などについて、非常に私なりに国の存亡に関わる問題だという危機感を持っているからだ」 要するに、細川氏は原発問題を「国の存亡に関わる問題」と規定し、知事選の最大の争点とする認識を明らかにした。 これに対して小泉氏はこの都知事選の性格をいかにも小泉流で明確に規定した。 「(この都知事選挙は)『原発ゼロでも日本は発展できる』というグループと、『原発なくして日本は発展できない』というグループの争いだ。私は『原発ゼロで日本は発展できる』という考えに立っている。それが私の細川さんを応援する最大の理由だ」 すなわち小泉氏は、この都知事選が原発の是非を問う選挙になると断定しているのだ。 約7割が「原発の在り方争点化」に賛成 もはや是非を問うことは避けられない これに対して安部晋三首相は外遊先のモザンビークで記者団にこう語った。 「エネルギー政策は東京都だけでなく、国民みんなの課題だ。都知事としての課題もバランスよく議論されるべきだ」 これは日本時間13日未明の発言である。14日の両元首相の会談を強く意識し、それを牽制する狙いと受け取られる。 安部首相は、原発の是非が、都知事選の突出した争点となることを恐れているのだろう。 しかし、この首相発言も逆に原発問題の争点化に拍車をかけている。 12日と13日に実施されたANNの世論調査によると、都知事選で「原子力発電の在り方」が争点になってもよいとした人が、何とほぼ7割に達し た。もはや争点化を回避できないどころか、それに異論を唱える人は「議論を封じて原発を推進する人」と見なされかねない状況となった。 全文は都知事選は原発の是非を問う選挙になった!

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古巣に容赦ない小泉節=自民震撼、都知事選に危機感 via 時事通信

小泉純一郎元首相が14日、東京都知事選に出馬する細川護熙元首相(76)への全面支援を表明した。都知事選をめぐる小泉氏の動きは水面下にとどまっていたが、ふたを開けてみれば「古巣」自民党への配慮はまるでない戦闘モード。党東京都連が推薦する舛添要一元厚生労働相(65)との対決が決定的となったことに同党は衝撃を隠せない。 (略) 小泉氏としては、持論の「脱原発」を掲げて首都決戦を制し、安倍政権に政策転換を促す考えとみられる。小泉氏は昨年11月の日本記者クラブでの記者会見で「原発ゼロは首相が決断すればできる」と主張。最近も、自民党幹部との会合で「安倍晋三首相が反原発を言えば、首相として盤石になるのに」とじれったそうに語った。 しかし、首相は小泉氏の助言をよそに、原発再稼働を進める姿勢を崩していない。「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないというグループの争いだ」。小泉氏は対決構図を単純化する得意の手法で、安倍政権を「敵」と位置付けた。 これに対し、首相は外遊先のエチオピアで「東京が原発なしにやっていける姿を見せるという。さまざまなアイデアを出していくのは素晴らしいことだ」と批判めいた発言を手控えた。出馬を正式表明した舛添氏も、自身を原発推進派と決め付けるかのような小泉氏の発言に「私も脱原発を言い続けている。理解できない」と反論、脱原発の争点化を打ち消すのに躍起となった。 ◇首相周辺「ショックだ」 「けんか上手」の小泉氏との対決が現実となったことを受け、首相周辺の一人は「ショックだ。気を付けてやらないといけない」と不安を率直に口にした。 自民党は小泉氏が細川氏支援に回っても「小泉氏本人が表に出なければ怖くない」とみていた。細川氏は元首相とはいえ16年前に政界を引退、その後は政界から遠ざかっており、候補者としての集票力は限定的とみていたためだ。 (略) 自民党の派閥で小泉氏や安倍氏の先輩に当たる森喜朗元首相は14日の講演で「自分の弟のように育ててきた安倍首相の政権に大きなダメージを与えかねないことをやるのか」と小泉氏に不満を示した。ある党幹部は、「自民党をぶっ壊す」と党内秩序を混乱させた小泉氏の再登場に苦々しい思いを禁じ得ない。「自分の派閥から出した首相の足を引っ張るのか。勝手にしてくれ」 全文は古巣に容赦ない小泉節=自民震撼、都知事選に危機感 関連記事:「都知事選圧勝は間違いなし?」安倍内閣を足元から揺るがす、細川・小泉“脱原発”連合の猛威 via 日刊サイゾー

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