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A nuclear power plant in Byron, Illinois. Taken by photographer Joseph Pobereskin (http://pobereskin.com). カレンダー
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Tag Archives: 大飯原発
大飯原発の避難計画策定 高浜と同時事故想定先送り via 東京新聞
政府と福井、京都、滋賀の3府県は25日、来年1~3月に再稼働する計画の関西電力大飯原発3、4号機(福井県)での事故に備え、避難計画を策定した。半径30キロ圏の住民計約15万9千人が対象。居住府県内の避難だけでなく、大阪、兵庫、徳島に避難するケースも想定した。ただ住民の懸念が強い関電高浜原発(同)との同時事故については盛り込まなかった。 […] 全文
「福島事故の反省はどこへ 〜崖っぷちの関電を救済する名古屋高裁金沢支部〜」ダイジェスト版
Hiroshi Shimada (170825大飯原発訴訟控訴審現状報告) 【動画の紹介】 大飯原発福井訴訟の現状についての報告動画「170820大飯原発訴訟控訴審現状報告」のダイジェスト動画です(再生時間6分)。 本編が,これまで原発訴訟に関わってこられなかった方には少々難しいとのご感想をいただきましたので,予備知識をお持ちでない方にも,なるべく分かりやすくなるように作成しました! 本編はこちら↓から御覧ください。 https://youtu.be/fgDDOBK0R4U 大飯原発運転差し止めを求める福井訴訟の控訴審では,2017年4月24日の島崎邦彦前原子力規制委員会委員長代理の証言によって,関西電力は大飯原発の安全性に関する主張を根底から覆され,崖っぷちに立たされました。 ところが,7月5日の裁判期日で,名古屋高裁金沢支部の裁判官は,住民側が求めた島崎証言を裏付けるための学者証人の尋問申請を軒並み却下しました。 福島事故前も,裁判所は行政の安全審査をそのまま追認するだけで,福島事故を防げませんでしたが,今,その反省はどこへ行ったのかが問われています。 真実の解明を拒否し,必要な証人尋問を行わずに崖っぷちの関電に助け船を出すような裁判を,何とか変えたい,という思いで作成された動画です。 是非,ご覧いただき,一緒に声をあげましょう!! 【お願いしたいアクション】 1 この動画の視聴とシェア! 動画を御覧いただくこと,お知りあいにこの動画を知らせていただくことも,とてもとても大きなご支援になります!よろしくお願いいたします。 2 オンライン署名とシェア! オンライン署名にも取り組んでいます。 「島崎邦彦証人が指摘した関西電力大飯原子力発電所3,4号機の安全性の問題点を解明すべく、住民側(被控訴人)が申請した証人尋問を行い、審理を尽くすよう求めます。」(Cange.org) https://goo.gl/wiK34u ご署名いただくとともに,こちらもシェアをお願いいたします。 また,ご署名だけでなく,コメントも残していただけるとうれしいです。 他の方のコメントに「いいね!」をしていただくだけでもOKです。 3 裁判所前集会への参加 早期の審理打ち切りを許さず,大飯原発の安全性に関する疑問について,徹底した審理を行うよう求めるため,以下の日程で,名古屋高裁金沢支部を包囲する集会を行っています。 是非ご参加ください。 8月20日(日) 午後2時30分〜午後4時30分(終了) 9月20日(水) 午後2時30分〜午後5時30分(パレードも行います。) 10月20日(金) 午後2時30分〜午後5時30分(パレードも行います。) いずれも名古屋高等裁判所金沢支部前集合です。 なお,次回裁判の期日は, 11月20日(月) 第13回口頭弁論 午後1時30分抽選,午後2時開廷 【連絡先など】 詳しくは,「福井から原発を止める裁判の会」のホームページをご覧ください。 http://adieunpp.com 090-8265-2691(奥出) 090-1896-8882(東山)
原発3基 再稼働へ 玄海大飯、来年1月以降 via 東京新聞
九州電力は二十八日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の来年一月の再稼働を想定していると発表した。関西電力も同日、福井県おおい町の大飯原発3号機を同一月中旬に、4号機を同三月中旬に再稼働させるとの計画を明らかにした。 国内では関電高浜3、4号機(福井県高浜町)、九電川内(せんだい)1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)、四国電力伊方3号機(愛媛県伊方町)の計五基が運転中。原発の安全対策や事故時の避難計画に住民の不安が残る中で、再稼働が進む形だ。 玄海3号機と同時に原子力規制委員会の審査に合格した同4号機の再稼働時期は見通せていない。九電は、3号機の再稼働時期について「検査の進捗(しんちょく)によっては来年一月からずれ込む可能性もある」としている。 九電と関電は二十八日、玄海3号機と大飯3、4号機に関する機器や設備の性能を現地で確認する「使用前検査」の来月からの開始を規制委に申請。その際、想定する再稼働時期も併せて示した。 両社の計画では、原発の運用ルールを定めた保安規定の認可も得た上で、玄海3号機で十二月以降に燃料を装填(そうてん)。大飯3号機は十二月上旬、同4号機は来年二月上旬にそれぞれ装填する見通し。 続きは原発3基 再稼働へ 玄海大飯、来年1月以降
忖度しないフジテレビ「ネタパレ」が見せた気概~ウーマンラッシュアワーの「原発ネタ」にGO! via BLOGOS
<2017年6月16日放送「ネタパレ」(フジテレビ)ウーマンラッシュアワー> 村本「(相方は)大阪出身なんです」 中川「大阪ですよ」 村本「(自分は)福井県なんです」 中川「福井県やね、あなた」 村本「(相方は)都会だから田舎のことバカにしてるんです」 中川「いや、そんなことないです」 村本「福井県ですよ福井県、福井県の場所知ってますか?」 中川「場所?」 村本「東京の方は福井県の場所、知らない方が多い。福島なのか福岡なのか分からないという方が多い」 中川「ややこしいから」 村本「私が今日代表で皆さんに福井県の場所教えますんで」 中川「場所」 村本「良かったら福井県の場所だけでも覚えて帰ってください、いいですか」 中川「うん」 村本「北朝鮮の向かい側です」 中川「いや、地元の人がよくそんなこと言うなホンマに」 村本「福井県の大飯町です」 中川「大飯町」 村本「大飯町出身。知ってます大飯町? 知りませんか、大飯原発があるところです」 中川「ああ、大飯原発ね」 村本「あの大飯町の隣りが高浜町、高浜原発。その隣り美浜町、美浜原発。その隣りは敦賀のもんじゅ。小さい地域に原発が四基ある」 中川「すご」 村本「しかし大飯町には夜の7時以降あいている店が無い。夜の7時になったら町が真っ暗になる。 電気はどこへ行く~~~!」 中川「言い過ぎやわ」 福井の原発を題材にしたボヤキネタがスタジオを爆笑させた。耳を疑いながら唸った。原発をネタにした漫才を地上波テレビで見ているのだ。これが、ライブや舞台であれば取り立てる話ではない。テレビとライブでは足枷の重みが違う。テレビで、報道ではなくバラエティで、漫才で、となれば取り立てる話だ。 原発はテレビ局にとって複雑な利害がからむ政治的案件だ。国策、自民党、総務省、放送免許、東電、福島、原発事故、除染、廃炉、避難、帰還・・・。どう扱うかでシビアに立ち位置が問われる。言うなれば軽々には扱えない笑えないテーマだ、巨大な利害システムであるテレビの中で、原発は笑いのネタに向かない。 しかし、ウーマンラッシュアワー村本大輔は意図的にそこへ踏み込む。とはいえ、炎上を厭わない姿勢を度々見せる村本の意気だけでは放送には至らない。このネタにOKを出し、放送をGOとしたのは「ネタパレ」だ。 (略) この、ウーマンラッシュアワーの漫才のあと「受け」の場面があり、ゲストの神田沙也加とMCの陣内智則がこのネタに触れた。 <2017年6月16日放送「ネタパレ」(フジテレビ) > 神田「わたし先日福井に、ミュージカルのツアーで行かせて頂いたんですけど、たしかに夜、真っ暗でした」 陣内「ハッハッハッハ、たしかに電気はどこへ行ったっていうのは、なかなかの叫びですね」 神田「なかなかの叫びですよね」 神田沙也加はネタにかぶせたコメントで対応し、センスを見せた。陣内は「なかなかの」という玉虫色のフレーズを繰り出し、自身の仕事を果たしていた。しかしこの「受け」場面、あえて触れなくていい場面に、あえて触れ、あえて放送していたように見えた。「ネタパレ」とはあえてこういう番組なんだと発信するかのように。 全文は忖度しないフジテレビ「ネタパレ」が見せた気概~ウーマンラッシュアワーの「原発ネタ」にGO!
原発事故の被害予測地図 公表取りやめの是非 via 日本経済新聞
関西電力高浜原子力発電所(福井県高浜町)が再稼働した。大飯原発(同県おおい町)も国の安全審査に合格し今秋にも動き始める。2011年の東日本大震災以降、値上がりした関電の電気料金が下がると期待されるが、万が一事故が起きれば関西地域に大きな被害をもたらす。震災後、関西の府県は独自の被害予測図を作製し公表するなど事故に備えた対策を進めてきたが、最近は予測図の公表をやめる動きも出ており、原発事故の「リスク」に対する関心は薄れつつある。 兵庫県が作製した予測図(高浜原発事故で放射性ヨウ素が拡散した場合) 兵庫県は今年1月、独自に作製した高浜原発などの事故による放射性物質の拡散予測図の公表をホームページから取りやめた。予測図は米環境保護庁などの気象シミュレーションを活用して原発事故時に兵庫県内に放射性物質が広がる様子を色分けして試算。13年4月に公表していた。同県防災計画課は公表をやめた理由について「目的を果たしたため」と説明。その上で「独り歩きすると困るため」と付け加えた。 […] 京都府が12年に公表した予測図はSPEEDIを活用した。高浜原発に近い京都府舞鶴市の気象データを入力。最悪の場合、京都市内まで放射性物質が広がる予測図を公表した。今も同府のホームページ上には残るものの、更新はもうできない。理由はSPEEDI自体の運用が終わったからだ。 SPEEDIは文科省所管の原子力安全技術センターが開発して運営してきた。原発が立地する都道府県にもシステムにつながる中継器が設置され、各都府県が独自に予測を試算できる仕組みだった。ところが研究費を計上してきた原子力規制庁が15年度に予算を打ち切った。同庁は「予測は不可能で(公表は)避難行動を混乱させて被ばくの危険性を増大させる」と判断したからだ。 全文
運転差し止め訴訟 住民側新たな報告書 「揺れ過小評価」裏付け 控訴審 /石川 via 毎日新聞
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)運転差し止め訴訟の控訴審で、住民側弁護団は5日、名古屋高裁金沢支部に新たに報告書などを提出した。元原子力規制委員長代理の島崎邦彦・東京大名誉教授(地震学)が前回の証人尋問で指摘した「関電が想定する最大の揺れは過小評価」との証言を裏付ける内容としている。 […] 今回提出した報告書は、独立行政法人「防災科学技術研究所」が新潟県中越沖地震や能登半島地震などを受け2008~12年度にかけて実施した日本海側の活断層などの調査結果を例に挙げ、「地震発生層を把握するには地下約3~15キロの地質調査が重要だが、大飯原発では地下約300メートルしか調査されていない」と指摘。来月5日の第12回口頭弁論では、1、2号機の地下の地盤データが非公開であることなども踏まえ、原発の耐震設計のための調査が不十分だと改めて主張する方針という。 弁護団長の島田広弁護士は「規制委の安全審査は大飯原発の安全性を担保するものではない。住民の安全を守るのは裁判所しかない」と話した。【日向梓】 もっと読む。
大飯原発「地震想定に欠陥」 差し止め控訴審で元規制委員が証言 via 東京新聞
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟控訴審の口頭弁論が二十四日、名古屋高裁金沢支部(内藤正之裁判長)であり、原告の住民側証人として出廷した元原子力規制委員の島崎邦彦・東京大名誉教授が、関電による地震想定について「過小評価の可能性があり(算出方法に)大変な欠陥がある」と主張した。 島崎氏は地震予知連絡会長や日本活断層学会長を歴任。二〇一二年から二年間、規制委の委員長代理を務め、大飯原発の地震対策の審査を指揮した。内藤裁判長は島崎氏を「最も重要な証人」と述べており、判断に影響を与える可能性がある。 大飯原発の審査で関電は、耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)について、原発付近の断層面積などから地震の規模を推定する計算式に基づき、最大加速度八五六ガルになると想定している。 この日の証人尋問で島崎氏は、規制委を退任後の研究や昨年四月の熊本地震の観測データを踏まえて証言。関電が使った計算式を大飯原発周辺のように震源断層が垂直に近い場所に適用すると、地震の規模を小さく見積もる可能性があると指摘した。 島崎氏は昨年六月、同様の見解を規制委に伝え、基準地震動の再考を求めたが、規制委は「見直す必要はない」と結論付けている。 […] 一四年五月の一審・福井地裁判決は「大飯原発には一二六〇ガルを超える地震が到来する危険がある。(地震対策に)構造的欠陥がある」として二基の再稼働の差し止めを命じ、関電などが控訴した。 […] もっと読む。
大飯原発の基準地震動は過小評価 島崎邦彦・前規制委員長代理が証言 via 福井新聞
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟控訴審の証人尋問が24日、名古屋高裁金沢支部(内藤正之裁判長)であった。証人として出廷した島崎邦彦・前原子力規制委員長代理は、大飯原発の基準地震動(耐震設計の目安とする揺れ)は過小評価されているとした上で「必要な審査はまだ行われていない」と述べ、運転再開すべきではないと主張した。 島崎氏は、規制委が発足した2012年9月から2年間、委員長代理を務め、地震や津波の審査を担当。大飯原発の基準地震動の審査も当時担当した。 証言台に立った島崎氏は、断層の長さや面積から地震の規模を算出する関係式「入倉・三宅式」を用いた関電の基準地震動の評価は「過小評価になっている。実際に起こるよりも小さい揺れを予測することになる」などと述べた。 続きは大飯原発の基準地震動は過小評価 島崎邦彦・前規制委員長代理が証言
福島事故前に後戻りvia 中日新聞
[…] 二〇一三年に始まった3、4号機の審査で関電は、規制委の指摘で想定する地震の強さを繰り返し引き上げた。二つの断層の連動から三連動へ。断層の深さも厳しく見積もるように求められ、揺れの強さは建設当初の想定の二倍以上になった。 それでもなお、計算式の抱える過小評価を指摘したのが、規制委の委員長代理として想定の引き上げを求め、一四年に退いた島崎邦彦東大名誉教授だった。熊本地震の事例から、関電や規制委が認める計算方法に問題があることを訴えた。 だが、規制委は結局、島崎氏が提案した計算方法にも疑問があり、現時点でほかに妥当な方法がないとの理由で、想定を見直さなかった。この論理は「どこかで割り切るしかない」という福島の事故前の規制当局と似ている。 東日本大震災後、繰り返し「想定外」という言葉が使われた。あの巨大地震や津波を予想できなかった専門家は、代々受け継いできた土地と営みを奪われた人たちの姿に、科学で分かることの限界を痛感したのではなかったか。もし自分が近くに住んでいたら「現時点でよく分からないから仕方ない」で済むだろうか。今回の結論には、その視点が欠けている。 全文を読む。