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忖度しないフジテレビ「ネタパレ」が見せた気概~ウーマンラッシュアワーの「原発ネタ」にGO! via BLOGOS

<2017年6月16日放送「ネタパレ」(フジテレビ)ウーマンラッシュアワー>
村本「(相方は)大阪出身なんです」

中川「大阪ですよ」

村本「(自分は)福井県なんです」

中川「福井県やね、あなた」

村本「(相方は)都会だから田舎のことバカにしてるんです」

中川「いや、そんなことないです」

村本「福井県ですよ福井県、福井県の場所知ってますか?」

中川「場所?」

村本「東京の方は福井県の場所、知らない方が多い。福島なのか福岡なのか分からないという方が多い」

中川「ややこしいから」

村本「私が今日代表で皆さんに福井県の場所教えますんで」

中川「場所」

村本「良かったら福井県の場所だけでも覚えて帰ってください、いいですか」

中川「うん」

村本「北朝鮮の向かい側です」

中川「いや、地元の人がよくそんなこと言うなホンマに」

村本「福井県の大飯町です」

中川「大飯町」

村本「大飯町出身。知ってます大飯町? 知りませんか、大飯原発があるところです」

中川「ああ、大飯原発ね」

村本「あの大飯町の隣りが高浜町、高浜原発。その隣り美浜町、美浜原発。その隣りは敦賀のもんじゅ。小さい地域に原発が四基ある」

中川「すご」

村本「しかし大飯町には夜の7時以降あいている店が無い。夜の7時になったら町が真っ暗になる。 電気はどこへ行く~~~!」

中川「言い過ぎやわ」

福井の原発を題材にしたボヤキネタがスタジオを爆笑させた。耳を疑いながら唸った。原発をネタにした漫才を地上波テレビで見ているのだ。これが、ライブや舞台であれば取り立てる話ではない。テレビとライブでは足枷の重みが違う。テレビで、報道ではなくバラエティで、漫才で、となれば取り立てる話だ。

原発はテレビ局にとって複雑な利害がからむ政治的案件だ。国策、自民党、総務省、放送免許、東電、福島、原発事故、除染、廃炉、避難、帰還・・・。どう扱うかでシビアに立ち位置が問われる。言うなれば軽々には扱えない笑えないテーマだ、巨大な利害システムであるテレビの中で、原発は笑いのネタに向かない。

しかし、ウーマンラッシュアワー村本大輔は意図的にそこへ踏み込む。とはいえ、炎上を厭わない姿勢を度々見せる村本の意気だけでは放送には至らない。このネタにOKを出し、放送をGOとしたのは「ネタパレ」だ。

(略)

この、ウーマンラッシュアワーの漫才のあと「受け」の場面があり、ゲストの神田沙也加とMCの陣内智則がこのネタに触れた。

<2017年6月16日放送「ネタパレ」(フジテレビ) >
神田「わたし先日福井に、ミュージカルのツアーで行かせて頂いたんですけど、たしかに夜、真っ暗でした」

陣内「ハッハッハッハ、たしかに電気はどこへ行ったっていうのは、なかなかの叫びですね」

神田「なかなかの叫びですよね」

神田沙也加はネタにかぶせたコメントで対応し、センスを見せた。陣内は「なかなかの」という玉虫色のフレーズを繰り出し、自身の仕事を果たしていた。しかしこの「受け」場面、あえて触れなくていい場面に、あえて触れ、あえて放送していたように見えた。「ネタパレ」とはあえてこういう番組なんだと発信するかのように。

全文は忖度しないフジテレビ「ネタパレ」が見せた気概~ウーマンラッシュアワーの「原発ネタ」にGO!

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